女性を中心として発売以来高い人気をキープし続けているのが日産のモコです。
丸みを帯びたシェイプにかわいらしいカラーリングを展開することによって「軽自動車はダサい」というイメージを完全に覆してしまいました。
そんなモコの特徴や魅力、そして実際に乗っている方の声などをチェックしてみましょう。
目次
日産モコの口コミってどうなの?
では、実際にモコに乗っている方の意見を見ていきましょう。
良い口コミと悪い口コミをまとめたので、参考にしてください。
悪い口コミ
- 前方後方とも視界があまり良くない
- パワー不足なのか出足がもっさりしているし坂道がキツイ
- タコメーターがついていない
- シートが固めで長時間運転が疲れる
- あまり大々的に売り出していないので存在感がない
良い口コミ
- エクステリアがカワイイ!顔つきに一目惚れ
- 子育てママに嬉しい装備がいっぱい
- リアシートがスライドできる
残念ながらモコは2016年5月で販売終了と鳴ってしまいました。
しかし、可愛らしいデザインで女性には根強い人気があります。
モコが欲しい!
という方は中古車を探すといいでしょう。
日産モコの特徴は?
今、日産の軽と言えば、デイズをイメージする方が多いかもしれません。
コンパクトでスタイリッシュなシェイプから姉妹車のルークスを含めて大ヒットしています。
同じ日産の軽ですので、同じようなもの…そんなイメージを持っている方も少なくないでしょう。
ですが、モコとデイズはまったく異なった流れから誕生したモデルなのです。
共に日産から販売されている2モデルですが、デイズは三菱自動車と共同開発されたモデルです。
主な設計や製造には三菱が大きく関わっているのです。
それに対してモコは、軽自動車メーカーとして世界的に名を馳せているスズキのMRワゴンのOEMモデルなのです。
つまり、簡単に言ってしまうと設計や製造は基本的にはスズキのMRワゴンと同じなのです。
ただ、一般的なOEMの場合はただロゴをつけかえただけ…といったものが一般的です。
しかし、スズキが販売しているMRワゴンと日産の販売しているモコはエクステリアのデザインがかなり変更されています。
でも、エンブレムだけ付け替えたわけではなく外観がちょっと違います。
こちらがモコ
モコのほうが目つきが柔らかい雰囲気で女性好みな感じですね。
性能的にはほぼ同じなので、エクステリアで決めてもいいかもしれませんね。
少しわかり辛い話になってしまいましたが、日産のモコは軽自動車の世界ではとても高い評価を受け続けているスズキの技術が詰め込まれたモデルであると言えます。
コンパクトな外観と広々外観のギャップ
シェイプとしては同じくスズキのワゴンRなどと同じく軽トールワゴンとなっており、天井も高く、広い車内空間を実現しています。
全体的に曲線が多く、コンパクトに見える外観と、室内の広さのギャップに驚いてしまう方も多いかもしれません。
もちろん、大人4人で乗ってもそれほど狭いと感じることはありません。
荷室も十分な広さですので、比較的大きな荷物を積み込む際にも便利です。
タントやN-BOXなどと比較すると、やや物足りなく感じるかもしれませんが、リアシートのスライドも可能ですので、大きな荷物を積む際などにも便利です。
こだわりのインテリアが女性に人気
インテリアに関してもしっかりとこだわりを持って設計されています。
エアコンやオーディオなども、スマートで直感的な操作が可能なフラットタイプのコントローラーを採用しています。
あまり、凹凸などもないので、掃除をしやすいという点も嬉しいポイントです。
さらに、女性に嬉しい小物収納ポケットなども多数用意されています。
最近の軽自動車は収納場所がかなり少ないものが多くなっていますので、これはモコならではの魅力と言っていいでしょう。
ただ、同じスズキ製のトールワゴンでも、ワゴンRと比較するとややフロント、リアともにガラスが狭い設計になっています。
そのせいで視界が悪いという意見が多いのでしょうね。
パワー不足はご愛嬌
走行性能については、もともと「走り」を重視したモデルではありませんので、パワー不足を感じてしまう場面も多いかもしれません。
これはMRワゴンやワゴンRなどのスズキのトールワゴン全般に言えることなのですが、出足が遅く、あまり加速も良くないことから、高速道路などの走行時に不安を感じる方もいらっしゃるようです。
この点に関しては、ターボモデルもラインナップされていますので、こちらも検討してみましょう。
もちろん現行車種ですので、通常の街乗りであればそれほどストレスを感じることはないでしょう。
燃費はまずまず
燃費に関してはスズキのエコ技術であるエネチャージを採用していますので、カタログ値で30km/lを実現しています。
実燃費でも20km近く出たという声も聞かれますので、同クラスの軽自動車の中でもかなり高い燃費性能であると考えて良いでしょう。
モコのグレードをチェック!おすすめはどのグレード?
実はモコのはそれほどグレードはそれほど多くはありません。
大きく分けて二つに分かれていますので、それぞれの価格などをチェックしてみましょう。
最廉価のSグレードのお買い得感は?
まずは、もっとも価格の安いSグレードです。
価格は1,193,400円~です。
最廉価グレードとは言っても、必要最低限のスペックは備えられています。
もちろん、シフトもCVTで燃費性能も十分なものとなっています。
ただ、エクステリア、インテリアともにオプションなどの選択肢が少し狭くなってしまいます。
ただ、モコの場合、OEMということもあり、日産ではそれほど多くのオプションを用意しているわけではありません。
なので、このグレードでも特に不満を感じることはないでしょう。
スタンダード?なXグレード
続いてもう一つのグレードがXになります。
こちらは、オプションなども豊富で、フル装備で購入したいのであればこちらのグレードです。
価格は1,296,000円~となります。
意外とSグレードとの価格差は大きくありませんので、こちらをチョイスするという方も多いかもしれません。
インテリア、エクステリアともにより高級感のある仕様にもできますので、デザインにこだわりたいという方にもおすすめのグレードとなっています。
なお、それぞれのグレードに4WD使用のものも用意されています。
こちらは約10万円アップとなっています。
管理人の一言
モコはデザインが可愛らしいので女性に人気の軽自動車です。
うちの近くの日産に行った時に展示してあったので何度か見たことはあるのですが、最近言ったらデイズに変わっていました・・・。
モコはスズキMRワゴンのOEMということもあるので、自分たちの軽自動車があればそちらを推していきたいのは当然ですね。
モコの口コミの中で「パワー不足」という声がありましたが、もし出足や坂道運転がきになるのであればターボ車をおすすめします。
ターボにするだけで出足もパワーも全然違ってきますからね。
燃費が悪くなるけど・・・。
また、最近話題のレーダーブレーキサポート(衝突回避システム)はついていないです。残念!
全体的に平均点の軽自動車というイメージですね。
見た目で一目惚れパターンが多いみたいですが、走行性や安全性を考えるならホンダのN-ワゴンやスズキワゴンR、ダイハツムーヴとも比較したいところです。