最近、ホテルではなくマイカーで寝泊まりする「車内泊」が話題を集めています。
車内泊といっても、宿泊代を節約できるだけがメリットではありません。
思いのままに休憩したり、いつでもどこでもマイペースに行動できるのが利点。
しかし「さすがにN-WGNだと車中泊はきついかな」と躊躇してしまう方もいるのでは?
そんな悩めるあなたのために、軽自動車N-WGNで車内泊する方法を伝授します!
快適なシートアレンジや、車中泊に必要なグッズをまとめてみました。
また、実際に車内泊しているユーザーの動画も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
N-WGNで車中泊できる?
N-WGNで車中泊ってどうなの?
工夫次第で快適に車中泊できますが・・・
大柄な人や就寝環境にこだわる人にはオススメしません。
標準体型の場合でも「1名ならなんとか、2名だとキツめ」といったところでしょうか。
しかし、諦めるのはまだ早い!
実際に車中泊で2人旅を楽しむユーザーがいるのも事実です。
N-WGNで快適に車中泊するためのテクニックをチェックしていきましょう。
新・旧N-WGNの室内サイズ
参照元:N-WGN公式
2019年7月新型N-WGN誕生、新旧における車内サイズに違いはあるのでしょうか?
旧型(2013~2019.6発売)
- 室内長:2,055mm
- 室内幅:1,355mm
- 室内高:1,300mm
新型(2019.7~)
- 室内長:2,055mm
- 室内幅:1,350mm
- 室内高:1,300mm
なるほど。異なるのは「室内幅」のみで、新型の方が5ミリ小さくなっています。
わずか5ミリの差ということは、サイズ感は新旧同じと考えてよいでしょう。
シートってどう倒すの?
残念ながら、N-WGNは完全なフラット状態にはできません。
とはいえ、限りなくフラットに近いシートアレンジが2つあります。
それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分に合う方を選んでくださいね。
【シートアレンジ1】
前席:ヘッドレストを外し、完全に後方へ倒す
後席:完全に前側へ倒す(ビッグラゲッジモード)
メリット:フラットに近いスペースが長い(2m20cm)
デメリット:凸凹が大きい
参照元:N-WGN公式
N-WGNならではの「ビッグラゲッジモード」を活用するアレンジです。
凸凹さえ解消すれば、2メートルを超えるスペースを確保できるので車中泊に最適。
シートアレンジ詳細は、後ほど紹介する動画も参考にしてください。
【シートアレンジ2】
前席:ヘッドレストを外し、完全に後方へ倒す(1と同じ)
後席:後方へ最大限リクライニングする
メリット:凸凹が小さい
デメリット:平らなスペースが短い(1m67cm)
参照元:N-BOX公式
※写真はホンダN-BOX(N-WGNではありませんが、シートアレンジは同じです)。
平らなスペースは短くなりますが、シートアレンジ1よりも前後の凸凹は改善されます。
おすすめシートアレンジは?
ブログや動画を見ていても、車中泊で多用されているのはシートアレンジ2です。
ただし、平らなスペースが1m67cmと、決して長くはありません。
自分の体格に適しているかどうか?事前にチェックしましょう。
凸凹を気にせず寝るならコレ!
残念ながら、シートアレンジだけでは解決できない凸凹問題。
より快適な車中泊を目指すには、この凸凹を解消してくれるグッズが必須です。
どんなアイテムがあるのか?さっそくチェックしてみましょう。
おすすめマット3選
凸凹解消の強い味方といえば、やはりマットですよね。
今回は、数ある商品の中から口コミとコスパに焦点を当てた3アイテムを紹介!
1. オンリースタイル 車中泊専用マット ワイドサイズ
参照元:amazon
まずは、口コミで高評価を得ている高密度ウレタンフォームマットです。
厚みが10cmもあるから、凸凹は気になりません。
さらに、バルブを緩めるだけで空気が勝手に入るから利便性も抜群。
サイズは、シングル(約15,000円)やワイド(約25,000円)があります。
気になる方は、こちらの動画もチェックしてくださいね。
2. くるマット
参照元:楽天市場
次に紹介するのは、同じく口コミで高評価を得ている高反発フォームマットです。
この写真はN-WGNではありませんが・・・
シートアレンジによる凹の部分を埋めている様子がよく分かりますね。
N-WGN用は4つで1セットとなり、実際に使っているユーザーの写真がこちら。
参照元:みんカラ
シートを倒して、寝るのですが
座面と背もたれの段差ができてしまいます。
そのため、起きると腰が痛いってなるんです、、、これを使用してからは、腰が痛くならなくなり
改善されました。
引用元:みんカラ
寝て起きて、体がバキバキでは翌日の運転に響きます。
16,000円程度で、体調が改善し旅行が盛り上がるなんて、最高ですよね。
ちなみに、くるマットは凸凹を解消する専用アイテムです。
この上に、さらにマットレスや寝袋があれば完璧といえます。
少々高くても、宿泊無料を考えればマットへの投資はアリでしょう。
しかし・・・「年に数回程度の車中泊に、あんまりお金はかけられない」
「初心者だから、もうちょっと様子見でリーズナブルなものがいいな」
という方もいるはず!そんな方には・・・
3. ニトリのマット
「車中泊はニトリのマットで十分」という意見もチラホラ。
庶民の味方ニトリなら、なんと3,000円台からマットが買えます!
もちろん、車内泊専用アイテムではないので自宅でも使えます。
材質やサイズなど多種多様なマットがそろっているので、いろいろ試してみましょう。
「これはイケるかな?」と試行錯誤するのも、楽しみのひとつですよ。
その他の便利グッズ
マットで凸凹を解消できたし、いざ車内泊!といきたいところですが・・・
まだまだ車中泊には必要なアイテムがあります。
1. サンシェード
車中泊で気を付けたいのがプライバシーの確保です。
カーテンやサンシェードを使って、睡眠を邪魔する車外の視線や太陽光を遮りましょう。
オススメはこちら。
【N-WGN JH1/2系 エヌ ワゴン】 カーテンめちゃ売れ!プライバシーサンシェード【フロント用】
【N-WGN JH1/2系 エヌ ワゴン】 車用カーテン一位獲得 遮光防水プライバシーサンシェード【リア用】
参照元:楽天市場
いずれもフロントとリアで別売りとなり、両方そろえた場合は約20,000円です。
少し値は張ってしまうものの・・・以下のようなメリットが支持されています。
- ぴったりサイズ
- 上質素材
- 遮光性に優れる
2. カーテン
車内を温かな印象にしてくれるカーテン。
サンシェードより安く済むものの、光が漏れたり、取り付けに手間がかかります。
好みの生地を買ってカーテンを自作することもできますよ。
- カーテン5枚(500円)
- カーテンワイヤー3本(300円)
- 吸盤2個セット(100円)
- 結束バンド2種(200円)
収納スペースを増やすには?
車中泊において重要なことは「限られた空間を有効に使う」こと。
ついつい見逃しがちなスペース、それが天井です!
盲点である天井スペースを無駄にしないために「グラブレール」を活用しましょう。
グラブレールを支点に、100均の自転車用カゴネットを天井に張るだけでOK。
こんなにリーズナブルかつ簡単に、天井部分に収納スペースが誕生します。
スマホやタブレットに映画をダウンロードしておけば、寝転んだまま鑑賞できておすすめ。
※写真は車種が異なります。
普段は気にも留めないグラブレールが、こんなところで活躍するなんて!
スマホなどをぶら下げておけば、すぐチェックでき、紛失や盗難の心配もありませんね。
窓を開けておくには?
締め切ると蒸し暑い季節は、少し窓を開けておきたいですよね。
でも、蚊などの害虫が入ってきて厄介です。
そこで、おすすめなのが車用網戸。
ドアを開けた状態で、そのまますっぽりかぶせるだけでOK!
DOIG 車用網戸 車窓 サンシェード 即席 簡単 虫除け 防虫ネット カーウインドーネット
参考元:amazon
【YouTube】新型N-WGNの車内泊を動画で知る!
シートアレンジの様子やサイズ感、凸凹具合などは動画でチェックするのが一番です。
先に紹介した2タイプの車中泊向けシートアレンジも確認できるので、気になる方はぜひ!
まとめ
N-WGNにおける車中泊のポイント
- 車中泊向けシートアレンジは2タイプあり
- シートアレンジだけでは解決できない凸凹はマットで解消する
- サンシェードや網戸などの便利グッズを活用すれば快適性が増す
質のいい睡眠が取れないと、翌日以降がきつくて心から旅行を楽しめません。
横たわるだけのスペースではなく、寝返りが打てるかどうかのチェックもお忘れなく!
Youtubeを参考にしたりして、少しずつ自分流の車中泊を見つけていきましょう。