N-WGNは、軽自動車の中でも競争が激化している軽ハイトワゴンに属します。
この熾烈な闘いに打ち勝つべく、2019年7月にフルモデルチェンジ決定!
「新型」というと聞こえはいいですが、値引きがどうなるか気になりませんか?
「新型ってほぼ値引きしてくれないイメージ」
「ディーラーによって値引き額に差があるって本当?」
そんな不安をお持ちの方もいるでしょう。
ここでは、気になる新型N-WGNの最新値引き相場をズバリ紹介!
そして、さらなる値引きを引き出す秘訣も紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
N-WGNの値引き相場はいくら?
新型N-WGNの最新値引き相場(2019年7月時点)。
新型N-WGNの値引き相場
- 車両本体:6万円
- オプション:20%前後
- 車両本体+オプション:10万円
やはり新型だけあって、N-WGNの値引きは難易度高めです。
グレードやターボの有無を問わず車両本体の値引きに差はありません。
一方、オプションに関しては上級グレード「カスタム」の方が値引きしてもらえる傾向に。
車両+オプションの場合は、トータルで10万円の値引きを引き出せれば上出来といえます。
N-WGN値引き額の推移
N-WGNの車両本体の値引き額の動きを、2019年の1月から見ていきましょう。
2019年 | 値引き額(車両本体) |
1月~4月 | 16~17万円 |
5月~7月 | 6万円 |
モデルチェンジなどで型式が変わる場合、通常販売の予約は2~3ヶ月前から開始されます。
2019年7月にフルモデルチェンジしたN-WGNの場合、約2ヶ月前の5月に予約が開始。
5月に値引き額が一気にダウンしたことは一目瞭然ですよね?
新型N-WGNの車両本体の値引きは、今後も6万円くらいで推移する可能性が高いです。
つまり「もっと後に買っておけば・・・」と後悔することは、しばらくないでしょう。
お店に行く前にやっておくべきこと
下取り車に出す場合は、事前に愛車の価値を確認しておくのが鉄則です。
ディーラーへ行く前に下取り車の査定額を知っておけば、値引き交渉にも使えます。
「ディーラーに騙された!」という方の多くは、確認を怠ったケースがほとんど。
実際、ディーラーが下取り車の価格を低く見積もる事例はよくある話です。
中には「10万円以上も低く見積もられていた」という口コミも・・・
下取りで10万円も損したら、値引き交渉がどんなに成功しても後悔しか残りません。
下取り価格の調べ方はいたって簡単!ネットが便利です。
「一括査定サイト」を使えば、サクサクっと複数の査定額が一気にチェックできます。
もちろん必ず売る必要はなく、あくまでも査定額の目安を確認するために活用しましょう。
ディーラーへ査定額を伝えてみて、納得できる価格になれば下取りを依頼します。
満足いく結果が得られない場合は、ネットで最も高く査定してくれた店に売ればOK!
交渉の心得
事前準備を終えたら、いよいよ本番です。
ディーラーとの勝負のとき。
ここでは、値引き交渉を少しでも成功させるコツを紹介します。
明確な予算額はいわない
ほとんどの場合は、大まかな予算は決まっていると思います。
しかし!ディーラーとの交渉の際は予算をいわないように注意しましょう。
なぜなら、大胆の金額を提示したら、営業マンに警戒されてしまいます。
反対に定価と大差のない金額を提示すれば、せっかくの値引きが抑えられてしまう可能性大。
「なるべく安く購入したい」「具体的な予算は家族に相談してからですかね・・・」
こんな風にぼんやり伝えて、営業マンをうまくかわしてしまいましょう。
他のライバル車と比べる
引用:ホンダ公式ホームページ
競争率の高い軽ハイトワゴンのN-WGN、当然ライバル車もたくさん存在します。
代表的な車種がこちら。
メーカー | N-WGNのライバル車 |
スズキ | ワゴンR |
ダイハツ | ムーヴ |
日産 | デイズ |
三菱 | eKワゴン |
マツダ | フレア |
値引き交渉時には、ライバル車の見積もりを持参するのが効果的です。
「実はN-WGNと〇〇、どっちにするか迷ってて・・・」
といいつつ、ライバル車の見積もりを提示するやり方です。
見積もりを見せることで、あなたの本気度が相手に伝わります。
ここで注意してほしいことが一点!
N-WGNが本命である旨を、決して営業マンに伝えてはいけません。
たとえN-WGNが本命であったとしても・・・
どちらも同じくらい迷っているというアピールが重要です。
営業マンに「大事な客を他社に取られる」というプレッシャーを与えましょう。
そうすれば、よりスムーズに値引きを引き出すことができるかもしれません。
少々演技力を必要とするものの、チャレンジしてみる価値は大いにありますよ。
同じホンダの販売店同士を比べる
ライバルというのは、なにも別会社ばかりとは限りません。
ホンダの販売店であれば「ホンダカーズ◯◯」といって、◯◯には地域名が入ります。
この地域名が異なれば、同じホンダとはいえライバル関係にあります。
複数のライバル店から見積もりをもらい競合させることで満足いく値引きを引き出すのです。
つまり、ライバル店同士で競わせ、値引き合戦させる方法です。
複数のディーラーを訪問する手間はかかりますが、値引き交渉に有効な手段のひとつ。
特に、各種フェアなどイベント開催時は効果が上がる傾向にあります。
最後のひと押しオプション値引き
新型N-WGNになり、車両本体は6万円以上の値引きが難しい状況です。
しかし、ここで諦めてはいけません!
値引き値引きといっても、なにも車両本体だけが対象ではありません。
そうです!オプションの存在を忘れてはなりません。
オプションと一口にいっても2タイプあります。
- ディーラーオプション(販売店で個別に装備)
- メーカーオプション(車体製造時に装備)
値引きの対象はディーラーオプションとなり、値引き相場は20%前後です。
さらには、上級グレード「カスタム」の場合、20%以上も狙えます。
一方、ディーラーの利益率が低いメーカーオプションの値引きは難しいと考えてください。
そして、契約の判を押す寸前にもっと値引きを引き出す方法があります。
「〇〇をサービスしてくれたら契約します!」
と、最後のひと押しをすると、無料でサービスしてくれることも。
とはいえ、当然ナビなどの高額オプションは厳しいので・・・
フロアマットやボディコーティングあたりが無難ですよ。
大幅値引きを狙うなら購入時期も重要
車を購入する時期によっても、値引き額は変動します。
最も大幅な値引きを期待できるのが、3月と9月の決算期。
年度末は1月~3月末まで、中間決算は8月中旬~9月末までが狙い時です。
同時に特別キャンペーンなども催されるので、この時期に購入を検討してみましょう。
普段以上の特別な値引きが期待できますよ。
【番外編】値引き以外でN-WGNを安く買う方法
ここでは、番外編として面倒な交渉抜きでN-WGNを安く買う方法を紹介します。
運が良ければ出会える展示車・試乗車
展示車や試乗車の入れ替え時は、新車を安く購入できるチャンスです。
しかし、明確な時期が決まっておらず予測不可能なため、運に左右されます。
「もし展示車でよければお安くします!」
こんな風に、営業マンから声を掛けてもらえたら、非常にラッキーです。
値引き交渉の苦労なしに、10万円近くの値引きをしてくれます。
当然、すでにできあがった車なので、グレードやメーカーオプションは選べません。
しかし、後付け可能なディーラーオプションには選べるアイテムもあります。
高額オプションは社外品を
数あるディーラーオプション、どれも魅力的で悩んでしまいます。
あれもこれも付けていたら、あっという間に予算オーバー。
したがって、高額なオプションだけでも社外品にすることで、少しでも安く済ませましょう。
高額オプションといえばナビ。純正品の場合は最も安いもので105,840円します。
一方、社外品の場合は同スペックの最安値が約25,000円、その差なんと約80,000円!
加えて、社外品は種類が豊富なため、ニーズに合わせて好きなものを購入できます。
取り付けに関しても専門業者に頼めばOK!
ただし、社外品ナビには以下のようなデメリットもあるので注意してください。
- 取り付け工賃が純正品よりも高い
- 保証期間が1年となり、3年保証の純正品に比べて短い
まとめ
新型N-WGNの車両本体の値引きは、まだまだ厳しい状況です。
が!オプション値引きやライバル店との競合次第では、さらなる値引きを期待できます。
また、下取り車がある場合は、事前に愛車の価値を調べておくことを忘れずに!
ディーラーは販売のプロです。
プロに立ち向かうのに、丸腰ではいけません。
まずは「下調べ」という盾を持って、値引き交渉に挑むことをおすすめします。