デコボコの道や段差を乗り越えられる、軽クロスオーバーSUVのハスラー。
オフロードもスイスイ走れます。
アウトドアに特化していて、軽自動車とSUVのいいとこ取りの車。
ガンガン遠出して、そのまま気軽に車中泊してみたいけど、本当にハスラーで車中泊できるの?
そんな疑問にお答えします。
目次
ハスラーは車中泊向け?
引用:ハスラー公式サイト
ハスラーのおすすめポイント
①かんたんにフルフラットにできる
②フラット状態の室内最大サイズは幅110cm×長さ210cm!
③車中泊に便利な収納がいっぱい
ハスラーの車中泊におすすめのポイントを、詳しく説明していきましょう。
かんたんにフルフラットにできる
座席を倒すだけで、デコボコが少ないフルフラットが作れます。
女性でも簡単に作れるので、女子旅も面白いかもしれませんね。
広い空間で快適に寝ることができ、コスパも良くて最高です!
シートの強度もしっかりしていますので、安心して寝っ転がってください。
フラット状態の室内最大サイズは幅110cm×長さ210cm!
ハスラーの室内はとにかく広い!
最も広い空間を作れるシートアレンジは、「前座席を後倒し+後席を前倒し」による前座席連結フルフラット。↓
出典:YouTube
室内サイズは、幅110cm×長さ210cm×高さ85cmです。
普段寝ているベッドと大きさを比べてみましょう。
シングルベッドは幅97cm×長さ195cm、セミダブルベッドは幅120cm×長さ195cm。
セミダブルサイズに近いので、男性2人でも寝られるスペースが確保できますね。
男性の平均的身長は172cmなので、長さも大丈夫です。
カップルなら余裕でくっついて寝られます。
子供が小さければ川の字で寝ることも可能ですよ。
車中泊に便利な収納がいっぱい
収納が多いハスラーですが、車中泊に便利な機能満載でとっても便利なんです。
引用:ハスラー公式サイト
- 助手席をパタンと倒すとテーブルに早変わり「シートバックテーブル」
- ちょっとした物も手軽にポンと置けちゃう「テーブル機能付きインパネボックス」
- パパっと汚れが落としやすく、つきにくい「ラゲッジフロア」
限られたスペースでの、ちょっとした収納や便利機能はうれしいですよね。
ハスラーは、簡単にフルフラットができて室内空間も広く、しかも便利収納が豊富。
車中泊を考えて作られた軽SUV車なんです。
車中泊におすすめのグレードは?
ハスラーのグレードは最上位のJ、バランスの良いG、価格が安いAの3つ。
その中で、最も車中泊に向いているのはグレードJのオートマ車です。
どのグレードも車中泊できますが、車中泊できる人数とシートアレンジが以下のように変わってきます。
グレード | 運転席 | 助手席 | 宿泊人数 | |
---|---|---|---|---|
A | マニュアル | X | 〇 | 1人 |
オートマ | ||||
G | マニュアル | X | 〇 | 1人 |
オートマ | 〇 | 2人 | ||
J | オートマ | 〇 | 〇 | 2人 |
1人なら、全てのグレードで車中泊ができます。
ただし、2人以上となるとグレードAとグレードGのマニュアル車では無理です。
なぜなら、フルフラットを作るには運転席シートリフターとリアシートのスライド機が必要だからです。
グレードAは両方の機能がなく、グレードGのマニュアル車も運転席シートリフターが付いていません。
ですので、2人以上での車中泊を考えるならグレードG以上のオートマ車を選びましょう。
寝床作りにおすすめなマット
固い床に雑魚寝すると、翌日身体の節々が痛くなりませんか?
そんな身体では、せっかくのレジャーを思う存分楽しめませんよね。
また、ハスラーのフルフラットは、下の黄色い丸の部分に段差が出来てしまいます。
よりい良い睡眠をとれるよう、段差対策を兼ねたマットは必須と言ってもいいでしょう。
それでは、良い寝床作りにおすすめのマットを紹介します。
純正ベッドクッション
引用:ハスラー公式サイト
シートを倒してじかに寝ると、やはりシートの硬さや凹凸が気になります。
特に、前席の段差は大きいです。
身長160cm以下の場合、後部座席側に寝ればそんなに気になりません。
ですが、160cm以上の場合、座面の低い段差が気になってしまいます。
その段差解消のために作られているのが、ベッドクッションです。
純正マットレスは、ハスラーにぴったりサイズなので、快適にぐっすり眠れます。
ただ、1セット39,960円×2という価格の高さが気になりますね・・・
市販品の中には、純正品より安いハスラー専用のマットも売っているので、そちらを探すのもありでしょう。
市販品の車中泊マットは多種多様
市販品の中には、ハスラー専用に作っている車中泊用マットもあります。
ハスラー専用を選べば、サイズはぴったりで調整の手間がいりません。
マットの中には助手席側専用のものや、2つ買わないと2人用の寝床確保にならないものもあります。
商品紹介をよく読んで選びましょう。
また、シートの固さや凹凸をカバーするためには、車中泊マットの厚さは10cm以上がおすすめです。
『ハスラー』 純正 MR31S ベッドクッション 34,410円(税別)×2
引用:楽天
「やっぱりピッタリサイズの純正品がいい」という方は、ネットで探してみましょう。
純正品の市販品なので、もちろん大きさはぴったり。
少し安く買えるのでお得ですよ。
Levolva スマート車中泊マットW 28,500円(税込)
引用:楽天
サイズは「幅114cm×長さ199cm×厚み13cm」と、厚みも問題なし。
大きさもハスラーにちょうでいいですね。
段差を埋めるクッションも付属されているので、快適な睡眠環境が作れます。
Levolva ハスラー専用スマート車中泊マット 助手席専用 17,800円~
引用:amazon
サイズは、幅55cm×長さ195cm×厚み3cm~4cm
こちらは1人用です。
前席を前に倒す方法のフラットに対応したマットです。
段差を無くすようマットの厚さで調節していますので、フルフラット状態を作れます。
ただし、マットの厚さは薄めです。
ニトリのマット 6つ折りマットレス シングル 2,769円(税別)
引用:ニトリ
サイズは、幅97cm×長さ197cm×厚さ3cm。
低価格ですが普通の敷布団なので、厚みがなく凹凸対応もされていません。
段差にクッションを詰めるなどの対策が必要です。
エアーマット
空気を入れて使うマットは、丸めて収納できるので持ち運びにも便利です。
空気を入れる量で、硬さも厚さも調整できます。
安くてコンパクトで、非常時にも使えます。
ただ、空気の出し入れが面倒です。
車中泊で必須のオプション
さて、快適な睡眠環境を整えたところで、次は車中泊生活をより便利にするオプションの紹介です。
プライバシーシェード
引用:ハスラー公式サイト
キャンプやアウトドアでは、窓を締め切っていたら暑いですよね。
でも、窓を全開にしたら虫は入ってきますし、車内が丸見え。
目隠しのためのカーテンは開閉がラクですが、換気ができません。
そんなときに便利なアイテムがシェードです。
停車中に虫の侵入を防ぎ、換気もしてくれます。
シェードを閉めれば遮光性もあり、生地をめくれば、メッシュなので通気性も抜群です。
ACパワープラグ(トリム裾付タイプ)
引用:ハスラー公式サイト
フロントとラゲッジ、それぞれにACパワープラグを付けることができます。
アウトドアや車中泊をするとき、小さな電化製品をよく使うので、車にコンセントが付いていると便利です。
特にラゲッジにコンセントがあると、いろいろと活用できますね。
たとえば、海のレジャーでポータブルシャワーを使ったり、ランプや扇風機もつけたりできます。
まとめ
・ハスラーはアウトドア初心者でも使いやすい、車中泊を考えた作りになっている
・快適に車中泊を楽しむためには、マットや車中泊用のオプションが必須
・グレードG以上のオートマ車なら、大人2人が寝られる広さのフルフラットを作れる
車中泊におすすめのグレードは、2人で寝られるGとJのオートマ車です。
マットは、純正じゃなくてもハスラー専用がいろいろと売られています。
段差解消用クッションマットレスで、厚さが10cm以上のものが良いでしょう。
快適な眠りを手に入れ、日中も思いっきり遊びましょう!
車中泊は、はじめ最低限のものを揃えるために出費はあります。
しかし、揃えてしまえば車中泊をするたびに宿代が浮きます。
車中泊で浮いた分を貯金して、そのお金で欲しいものを買うというのもありですね。