キャストで車中泊するとなったら、気になるのは寝心地ではありませんか?
たとえば、せっかく車中泊してディズニーランドの開園を待ったのに、あちこち体が痛い!
なんて最悪ですよね。
それなら節約車中泊はどうでしょう?
お金をかけず、寝心地の良い車中泊環境を作るのです。
”節約車中泊術”をご紹介します。
目次
キャストのシートアレンジ。車中泊に向いているのは?
キャストは室内長2,005mmで、スズキハスラーの2,166mmと比べると161mmも短いんです。
161mmはiPhone plusの長さと同じくらい。
キャストの方が、車中泊するには狭く感じます。
しかし全席フルフラットにすれば、後席背もたれからダッシュボードまで約178cm。
170cmの方でも、横になることができるんです。
小柄な女性なら悠々と寝られますよね。
キャストのシートアレンジを、2パターンご紹介します。
フルラゲージモード
後部座席を、前方にめいっぱいスライドして格納します。
ただしフルフラットにはならないので、車中で寝るには不向きです。
ホテルに泊まる予定の方なら、荷物をたくさん収納できるので便利ですね。
ロングソファーモード
後部座席を後ろにめいっぱいスライドして、前席を倒します。
この時、前席のヘッドレストは外して下さい。
フルフラットになるので、寝るならこの方法しかありません。
これが、シート長約178cmの全席フルフラットです。
ただこの場合、前席の背もたれと座面に段差ができてしまいます。
後部座席も傾斜しているので、頭が下がってしまいます。
そこで、おすすめしたいのがこちら。
このままじゃ寝られない。段差解消におすすめマットとは?
車中泊用マットを買う場合と、代わりの物を使う方法です。
買うならこれ「くるマット」
出典:楽天市場
キャスト用くるマット ¥15,800(税込)
段差をなくし、水平に寝られるマットです。
適度な硬さと触り心地が良く、快適に眠れます。
段差のある所に置くだけなので、手間はかかりません。
でも値段が高いですよね。
そこで、簡単に自宅にあるタオルやクッションを代わりに使ってみましょう。
タオルやクッションで代替えしよう
インテは長座布団二枚あれば車中泊快適です🙌? pic.twitter.com/sEwNhfK8JU
— むね (@cadeaux_weird) November 15, 2017
座面にタオルやクッションを置き、段差を埋めたり枕に使います。
凸凹を埋めるため、しまむらなどで売っている長座布団をその上から敷くといいですよ。
車中泊用に長座布団買いました pic.twitter.com/Zd2f5tBajy
— 犬大将 (@inudaisho) April 16, 2018
長座布団を2人分(4枚)買っても4,000円程度。
くるマットの1/4と、かなり安く済みます!
万が一、災害時に車で過ごすことになった時のためにも、常備しておくと安心ですよ。
車中泊で役立つもの(1)
○クッション・マット・タオル
→車内の段差や隙間を埋め、平らにします。
○レジャーシートや衣類
→カーテン代わりにして、日差しや視線を遮ります。#北海道地震 #地震
https://t.co/shwz1SOrHq pic.twitter.com/qM3da6bzaE— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) September 6, 2018
普段使わない時は荷室の床板下にある、収納スペースにしまっておくといいですね。
シートの段差は、タオルやクッションなどで十分に埋められます。
たまに車中泊をする程度なら、高いグッズを揃える必要はないでしょう。
車中泊はマットだけじゃない。準備するものはこれ!
キャストで快適に車中泊するには、他にも必要なアイテムがあります。
- タオル、ブランケット
- カーテン、シェード
- ランタン、懐中電灯
- モバイルバッテリー
順番にお伝えしていきます。
忘れないで!暑さ・寒さ対策はしっかりしよう
夏でも冬でも、深夜は気温が変わるので防寒などの対策は必要です。
現地へ行く前に、気温を確認するようにしましょう。
タオル、ブランケット
家から持ってきた
ちゃんちゃんこも着て
寝袋、毛布、
神アニメのブランケット2枚で
まだ寒い2月の夜の車中泊でも
防寒対策は万全ナリ pic.twitter.com/PjdPHWYvtl— ルコメ (@03Lucome01) February 21, 2019
暑くて寝苦しければバスタオルで充分。
しかし寒い日は、毛布や布団が必要になります。
布団だとかさばって困るようなら、寝袋がおすすめです。
購入になりますが、1年中いつでも使えます。
出典:楽天市場
寝袋 ¥3,780(税込)
プライバシーも守れる、サンシェード
出典:楽天市場
キャスト用サンシェード ¥9,288(税込)
暑さ・寒さ対策にはもちろん、プライバシーを守るためにサンシェードやカーテンは絶対必要。
買うならキャストのサイズに合ったサンシェードにしましょう。
吸盤でくっつけるだけなので、手間がかからず便利です。
誰にもジャマされない、自分だけの空間ができます。
節約するなら手作りサンシェード
多少手間はかかりますが、節約するなら手作りサンシェードはどうでしょう?
100均の折りたたみ式アルミマットを、窓枠に合わせ1.5cmほど大きめに切ります。
内側から窓にはめ込むだけの、簡単・お手軽サンシェードです。
一度作っちゃえば、何度でも使えます。
しかも薄いので、場所もとらずジャマになりません。
自作サンシェードの動画がありましたので、参考にしてみて下さい。
深夜のエンジン。かけっぱなしは危険!
室内のライトをつけたりスマホを充電するのに、エンジンをかけたままにしたいですよね。
でもそれってとっても危険なんですよ。
雪が降っていれば、マフラーがふさがって一酸化炭素中毒の恐れがあります。
夏だって、バッテリーがあがってしまう可能性があるんです。
そこで、用意しておきたいのがこれ。
充電式ランタン、懐中電灯
出典:楽天市場
LEDランタン充電式 ¥2,480(税込)
サンシェードで真っ暗になった車内を、明るく照らしてくれます。
あまり明るすぎても眠れないので、明るさを調整できるものだと便利でしょう。
また、トイレに移動する時などは、持ち歩きできます。
スマホのライトだとバッテリー切れが心配なので、懐中電灯代わりに使えるのもいいですよ。
安く済ませたいなら、調光式ではないですが100均の電池式LEDランタンがおすすめです。
モバイルバッテリー
出典:楽天市場
モバイルバッテリー ¥1,980(税込)
外出時に不安になるのが、スマホのバッテリー。
いざ遊ぶ時になって、バッテリー切れなんてがっかり。
車中泊なら、モバイルバッテリーで充電しましょう。
友人の分も充電するなら、容量の大きい方が良いです。
暑い日は、USB扇風機も使えますよ。
実はLEDランタンも、モバイルバッテリーや懐中電灯も全部100均のダイソーやセリアで売っています。
色を塗り替えたり、自分好みにアレンジもしてる方もいます。
わざわざ家電量販店やネット購入しなくても、100均なら現地での調達も可能。
あとは電池を準備するだけ。
100均のじゃ物足りない方は、しっかりしたものを購入すると良いでしょう。
ただ、初めての車中泊なら100均で揃え、徐々に必要なグッズを集めてもいいですね。
車中泊に持っていくと便利なアイテム5選
車中泊の必需品以外に、あると便利なアイテムをご紹介します。
引用元:楽天市場
アイマスク
車中泊で外の明かりが気になって眠れない時は、アイマスクと耳栓もあると便利。
騒音がシャットアウトでき、しっかり眠れますよ。
携帯消臭スプレー
車内で食事すると、匂いが結構残ります。
密閉された空間になるので、寝る前にシュッと一吹きしたくなるかも。
お風呂セット
旅先など、ふとスーパー銭湯やスパ施設に行きたくなることありますよね。
特にタオルはいろいろ使えますので、お風呂セットは忘れずに持っていきましょう。
ミニテーブル
食事する時など、何かと便利なミニテーブル。
折りたたみ式なら、場所もとらず使い勝手が良いです。
携帯ミニトイレ
車中泊の時は、必ずトイレの場所を確認しましょう。
混雑や渋滞でトイレが使えないことも考えて、備えておくと良いですよ。
まとめ
キャストで節約しながら、車中泊する方法をお伝えしました。
車中泊に必要なアイテムはこちら。
- 段差解消クッション+長座布団
- タオル、ブランケット
- カーテン、シェード
- ランタン、懐中電灯
- モバイルバッテリー
キャストはロングソファーモードでフルフラットになるものの、段差があるので対策が必要です。
専用マットも販売していますが、節約するならタオルやクッションで十分。
あとは、お買い得を狙って長座布団を準備しておけば、快適な睡眠環境が作れます。
そして、マットとブランケットは自宅にあるもの、他は100均で揃えることができましたね。
シェードだって頑張れば100均の材料で作れちゃいます!
節約すれば5,000円程度でお友達と車中泊ができます。
しかも、一度そろえておけば、今後も使えるのでかなりの節約になります
ぜひホテル代を浮かせてキャストで車中泊しましょう!
浮いたお金は観光や遊びに使って、いっぱい楽しんで下さい。