あなたが車を乗り換えようと思うタイミングっていつですか?購入してから5年経ったや7年経った。
5万キロ、10万キロ走ったから。
さらに新しく欲しい車種を見つけたなど人によってタイミングはそれぞれですね。
いちばんはやはり新しく欲しい車と出会ったときなのでしょうが、コストなどを考えるとそうも言ってられません。
2015年から軽自動車は増税され、新車を購入すると増税されますし、13年以上経っている古い車の税金もあがりました。
そのためできればいちばん効率のいい、ベストなタイミングで乗り換えられればと考えている方も少なくないのではないでしょうか。
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目次
軽自動車の寿命はズバリ何年?何万キロ?
車の寿命は10年、10万キロとか言われていますが、嘘です。
メンテをして丁寧に乗ってあげれば20万キロ以上走るでしょう。
10万キロが寿命だと思っている方も多くいます。
寿命だと思って捨てられた車は海外で潰れるまで乗り回されているようです。
ただ、10年以上乗っているといろいろな部分にガタが来ます。
1年点検や車検をしっかり受けて、交換すべき部品は壊れる前に交換しておくといいでしょう。
交換のタイミングは難しいですが、信頼できるディーラーや整備工場を見つけておくのも車を長く乗るコツです。
車検代や修理費が高くなるから買い替える!
という方もいるかもしれませんが、交換や修理費は数万円で済みます。
買い替えとなると100万~200万円はかかるので、修理したほうがコストは安く済むでしょう。
とは言え、年々維持コストが上がっていくので、年間の予算を決めておいて、それ以上のコストがかかるようなら乗り換えるというのも良いでしょう。
なるべく車にお金をかけられない、掛けたくないという方はこれが理想です。
しかし、新しい車はどんどん出てくるし、生活状況も変わっていきます。
高く売って安く買い換えよう!と考えている人もいるでしょう。
買い替えのタイミングによる違いを見ていきましょう。
早めに売る?寿命まで乗る?軽自動車の乗り換えタイミング
それでは軽自動車の乗り換えに適切なタイミングを、それぞれ重視するポイントごとに紹介していきます。
ちなみに軽自動車に限らず自動車の平均的な乗り換え時期は内閣府が調査した結果によると2015年までの3年間で平均7.8年。(新車に限る)
1992年から3年間の6.13年と比べると2年近く伸びていることになります。
少し前までは車は3年ごとに乗り換える、というのがある種のステータスのようになっていましたが、今は長く大事に乗ることを重視している傾向が強いようです。
それではポイントごとに見ていきまそう。
3年~5年で乗り換える。高く売って頭金に!
まずは新しい車に乗り換えるときに持ち出しを少なくしたいので売って購入資金にしたい、というタイプの方に。
一般的に中古車市場で高額査定をつけるためには人気車種であることと、走行距離を重視します。
高額査定を狙うなら3万キロ未満が理想なんだとか。
そこまでは無理でも、中古車市場ではある程度の査定を期待するなら6万キロ走る前に売れ、というのが定説となっています。
また購入してから3年、5年とキリのいい年数でガクッと査定が下がることも多いです。
そのため高額査定をつけるための理想は最初の車検を迎える3年よりも少し前、ということになります。
しかし、それでは購入費用の方が割高になりやすいので5年目の車検を迎える前がベストでしょう。
さすがに5年となると走行距離3万キロ未満は難しいでしょうが、それでも査定がつかないということは避けられるはずです。
ちなみに、5年落ちの査定額は購入価格の20~30%程度になるでしょう。
人気度や走行距離、状態によりますが、150万円の車なら30~50万円程度です。
5年毎に買い替えるなら、購入費用は100万円~120万円程度になりますね。
修理費や車検代はほとんどかからないと思うので、年間コストは20万円~25万円となります。
7~10年で乗り換える。そろそろボロくなってきたから・・・
内閣府の調査で一番多い買い替え期間ですね。
7年以上も乗っていると、「そろそろ買い換えようかなぁ・・・」って思ってきますもんね。
ただ、査定は期待できません。
7年落ちで10~30万円、10年落ちで0~10万円程度でしょう。
車検は2~4回、交換する部品も出てくるでしょう。
7年目の車検前に乗り換えるなら、150万円+車検費用(2回分)・修理費(20万円程度)。
年間コストは20~23万円。
10年で乗り換えるなら、車検は4回、あれこれ修理や交換もかかってくるときなので
150万円+車検修理費(50万円程度)。
年間コストは20万円程度となります。
10年、10万キロなんてへっちゃら。乗り潰す!
とにかく動かなくなるまで乗るんだ!
という方の年間コストを計算してみます。
かりに20年乗り続けると考えると、車検は9回。
修理費や交換コストもそれなりにかかりますね。
車検が1回10万円、タイミングベルトなどの消耗品の交換も必要です。
ということで、車検、修理費は120万円と仮定します。
査定額はもちろん0円。
これで計算すると、年間コストは13万円!!!
単純計算なので、乗り方次第ではもっと修理費がかかるかもしれません。
でも、最近の車は丈夫なので20年、20万キロくらいでは大きな故障がないものが多いです。乗り方次第ですが・・・。
ただ、13年以上経つと税金が上がるんです。
また、燃費もあまり良くない車なのでガソリン代もかかるでしょう。
そうなると維持費が結構掛かることになりますね。
13年以降の税金についても見ていきましょう。
13年経過で税金が上がります
軽自動車税は2015年に値上げされました。
増税は2015年以降に購入した新車に適用で、7,200円だったものが1.5倍の10,800円になりました。
中古車や今まで乗っている車には適用外です。
しかし、13年を過ぎると増税が適用になり、さらに1.2倍の増税になります。
つまり、今までは7,200円だったものが13年経過すると12,900円とかなりの増額となります。
通常の自動車税よりも安いですけどね。
自動車税は29,500円~。(13年経過で15%増)
さらに13年過ぎると車検の際に支払う重量税もあがります。
通常 | 13年経過 | 18年経過 |
6,600円 | 7,600円 | 8,800円 |
車検は2年に1度なのでそこまで大きな影響はないかな。
寿命を迎えるまで、と考えていたとしても自分のなかである程度乗り換えるための区切りをつけておくと良いでしょう。
例えば「20万キロ走ったら」、「1回の部品交換費用が3万円をこえるようになったら」などの目安を付けておくと乗り換えるいいきっかけになるはずです。
効率のいい乗り換えサイクルは?
色々なポイントからベストな乗り換え時を見ていきましたが、結局のところいちばん効率のいい乗り換えサイクルは何年ぐらいを目安にすればいいのか。
車の購入費や維持費を抑えたいなら、新車で購入して乗り潰すのが一番でしょう。
定期的なオイル交換やメンテをしっかりしていれば20年以上乗れるでしょう。
でも、同じ車を20年20万キロ乗る人は少ないでしょう。
どうしても欲しい車が出たり、子供が生まれたり、子供が巣立ったり、親を介護しないといけなくなったり・・・。
などなど生活環境は変わります。
環境が変わると、必要な車の種類も違ってきますから。
車のコストを抑えたいなら、数年先のことも考えて予定を立てておきましょう。
まとめ
中古車、新車に限らず車を乗り換えるにはそれなりに費用が掛かります。
決して安い買い物ではないので慎重になってしまうのもうなずけます。
ですがやはりいちばん大事なのは自分が乗り換えたいか、乗り換えたくないかです。
金銭的な損得もあるでしょうが、車の場合はそれだけでは語れない部分が多々あります。
燃費がおそろしく悪いうえ乗れる人数も積める荷物も少ない、しかもマメすぎるほどメンテナンスが必要なクラシック車を長年愛用している方も多いわけです。
乗り換えに本当に最適なタイミングとは、もしかしたら自分自身が「欲しい」と思った車に出会えた時なのかもしれませんね。