2015年から軽自動車にもエコカー減税が適用されるようです!
え!?軽自動車はエコカー減税対象外だったの?
いや、厳密に言うとエコカー減税はありました。
でも、軽自動車税からの減税はなかったんです。
ちょっと詳しく見て行きましょう。
自動車は税金の塊
自動車は「税金の塊」などと言われています。
しかしそれはあながち嘘でもなく、確かに自動車にはたくさんの税金がかかっています。
購入するときには自動車取得税、購入したり車検を受けたりする際には自動車重量税、そして毎年自動車税を納めなければなりません!
軽自動車の場合は自動車税が「軽自動車税」となりますが、それ以外は全く同じ仕組みです。
それにガソリン税が加わるとまさに「税金の塊」です。
軽自動車の維持費の月額でも書きましたが、車を持つというのはお金がかかるんですね。
そしてその税金が2015年に増税される事になりました。
軽自動車の軽自動車税も値上がり
軽自動車は、各種税金が安いのがメリットでした。
しかし、平成27年度以降に軽自動車を購入する場合、軽乗用車の軽自動車税が3600円、軽貨物車が800円値上がりします。
これでは、税金が安い軽自動車に乗るメリットがほんの少し減ります。
それでも、自動車税に比べたらまだまだ安いですが。
増税に貧乏人軽自動車ユーザーは反対します。
そこで出てくるのがエコカー減税なのです。
軽自動車にもエコカー減税
2015年に軽自動車税にも、「エコカー減税」が導入されるようです。
たとえば、平成27年度燃費基準を達成した普通乗用車を購入すると、その翌年度に限って自動車税の50%か75%を減税することとなっています。
普通乗用車のエコカー減税制度を参考にして、軽自動車でもエコカー減税制度が導入されるようです。
とはいえ、軽自動車にこれまでエコカー減税がなかったわけではありません。
燃費の優れた軽自動車に対しては、自動車取得税が60%から100%減税、、自動車重税も50%から100%減税となっていました。
しかし軽自動車の場合、どんなに燃費が優れていても軽自動車税が減税されることはありませんでした。
2015年度からは軽自動車税にもエコカー減税を広げようというわけです。
どんな軽自動車が対象なのか
最も気になるのは、どんな軽自動車が「新エコカー減税」の対象なのかですね。
まずは新車でなければなりません。
中古車は対象外ですので注意しましょう。
その上で、厳しい燃費基準をクリアした軽自動車でないと、新エコカー減税の対象とはなりません。
総額でいくら減税になるのか
全ての税金を合わせると、エコカー減税によって3万円くらいの減税にはなります。
軽自動車のガソリン車で、国土交通省が定める2020年度の燃費基準を達成していれば、軽自動車税は25%の減税になります。
本来は2015年度からは軽自動車税が1万800円になるのですが、1年限り軽自動車税は25%減税の8100円になります。
その翌年度からは1万800円になりますので、軽自動車がエコカー減税の恩恵を受けられるのは1年限りです。
ちなみに、軽自動車の取得税や重量税は、3年後の車検までを比較すると3万6500円の減税となります。
軽自動車税が減額されるのは嬉しい事ですが、1年だけなので2016年からは増税された軽自動車税を払うことになります。
もし、今が増税前なら早めに購入するのをおすすめします。
2月までに契約をすませば4月までには登録されるので、次の買い替えまで増税の影響を受けなくてすみます。