6代目のムーヴが登場して4年8ヶ月。
ムーヴは4年毎にフルモデルチェンジを重ねてきました。
ですので「そろそろフルモデルチェンジがあるのでは?」という期待も高まってきています。
しかし、ダイハツからはフルモデルチェンジの発表は全くありません・・・。
そこで、この記事では最近の軽自動車やダイハツの傾向を見てフルモデルチェンジ予想をしていきます。
7代目ムーヴ/ムーヴカスタムはいつ、どんな変貌を遂げるのか?
気になる最新情報をお伝えしていきます。
目次
いつ発売?
歴代のムーブは、ほぼ4年周期でフルモデルチェンジが行われてきました。
フルモデルチェンジ時期 | 期間 | |
初代 | 1995年8月 | |
2代目 | 1998年10月 | 3年2ヶ月 |
3代目 | 2002年10月 | 4年 |
4代目 | 2006年10月 | 4年 |
5代目 | 2010年12月 | 4年2ヶ月 |
6代目 | 2014年12月 | 4年 |
ムーヴキャンバス | 2016年9月 | |
7代目 | 未発表 |
最後のフルモデルチェンジが2014年なので、次期モデルは2018年内に発表されると噂されていました。
ですが、現在もダイハツからフルモデルチェンジについての発表はありません。
2016年に6代目の派生車としてムーヴキャンバスが発売されたのも影響しているかもしれません。
同じくダイハツの人気車種「タント」は2019年7月にフルモデルチェンジが決定しています。
このことから、2019冬〜2020年に発売される可能性が濃厚だと予想されています。
見た目はどうなる?
フルモデルチェンジ後の外観や内装ですが、まだ公開されていません。
でも、やっぱり見た目は気になりますよね。
「早く新しいムーブの姿が見たい!」
実際の写真は入手できませんでしたが、フルモデルチェンジ後の外観と内装の情報を集めました。
エクステリア編
未知数な部分が多いですが、現在の流れを汲んだ外観とコンセプトになるとの見方が多いです。
左:ムーブカスタム 右:ムーブ (引用:ダイハツ公式)
7月にフルモデルチェンジが発表されたタントも、従来のデザインよりもエッジが効いたデザインになりました。
(左:タント 右:タントカスタム)
このことから、新型のムーヴは現行モデルよりもスタイリッシュなデザインになると予想されています。
また、ムーヴカスタムは高級ミニバンのようなワイルドな見た目になるとの意見も。
新旧のタントカスタムの画像を見ても、そのような傾向が見て取れます。
20〜40代の男性から、たくさんの支持を集めそうですね。
インテリア編
新型ムーヴ、ムーヴカスタムの内装ですが、現在の内装を洗練したものになると言われています。
現在のムーブの車内(引用:ダイハツ公式)
特にムーヴカスタムでは、黒や茶色などのシックな色を基調とした、上質なインテリアになると予想されています。
シックな色使いの車内にキラッと光るクロムメッキのパーツなどで、ラグジュアリーな雰囲気の車内になりそうです。
エンジンはどうなる?
新型ムーヴでは、以下のエンジンが搭載されると言われています。
・直立3気筒660ccガソリンエンジン
・直立3気筒660ccガソリンターボエンジン
・直立3気筒660ccハイブリッドエンジン
注目は直立3気筒のハイブリッドエンジンです。
今回、新型ムーヴに搭載が予定されているのはフルハイブリッドのエンジン。
ダイハツ工業は2016年にトヨタの完全子会社となりました。
そのことから、トヨタのハイブリッド技術が搭載されるのではないかと予想されています。
フルハイブリッドとは、電気のみでのEV走行が可能な駆動システムです。
マイルドハイブリッドなどの、ガソリンエンジンのサポートとしてモーターを駆動させる軽自動車はすでに存在しています。
今回、もしムーブにフルハイブリッドのエンジンが搭載されれば、軽自動車としては初のEV車となります。
プリウスが発表された時は衝撃でしたが、ついに軽自動車にもEVが搭載される時代になったんですね。
また、ガソリンエンジンのモデルも燃費が向上するようです。
その燃費は、なんとJC08モードで32.0km/Lとも言われています。
ハイブリッドエンジン、ガソリンエンジン共に大きく期待できそうです。
もしもの時のために…先進の安全装置搭載
購入時の値段も税金も安く魅力的な軽自動車ですが、心配な点もあります。
それは安全性。
一般的に軽自動車はボディーの剛性が普通車と比べると低いので、事故などで衝突した時は損傷が大きくなりがちです。
でも、フルモデルチェンジしたムーブは、サイド&カーテンエアバックを搭載。
これにより、現行のムーブよりも衝突時の安全性が高まるようです。
また、事故を未然に防ぐべく、注目の先進安全装置が搭載される予定です。
スマートアシストⅣ搭載
現在ダイハツから発売されている車には、衝突回避システム「スマートアシストⅢ」が搭載されています。
これはレーザーレーダーとステレオカメラによって、周囲の状況を検知し、歩行者や車両の接近などを知らせてくれるものです。
新型タントに搭載された「スマートアシストプラス」が、新型ムーヴ搭載されると予想されています。
現在の「スマートアシストⅢ」には、以下の機能が搭載されています。
- 衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両、対歩行者)
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能(前方・後方)
- 先行車発進お知らせ機能
- ハイビームアシスト
新型ムーヴには新しく5つの新機能が搭載されると予想されています。
- レーンキープコントロール(LKC)
- スマートクルーズ(全車速追従機能付)
- アダプティブハイビーム
- スマートパノラマパーキングアシスト
- 標識認識機能
中でも注目なのは、スマートパノラマ・パーキングアシストです。
なんとほぼ自動で駐車をしてくれるという、駐車が苦手な人にはなんとも嬉しい機能です。
SOSコールスイッチ
新型日産デイズに装着されたSOSコール。
この「SOSコール」は名前の通り、緊急時に専用のオペレーター音声通話ができる機能です。
新型デイズに搭載されたSOSコールスイッチ(引用:日産公式)
フルモデルチェンジしたムーヴには、オプション設定でこのSOSコールが搭載できると予想されています。
今なにかと話題のあおり運転などで怖い思いをしている時、何かと焦ってしまいがち。
そんな時でも、このスイッチがあればひとまず安心です。
採用濃厚 新開発プラットフォーム「DNGA」とは?
フルモデルチェンジで注目なのが、新開発プラットフォーム「DNGA」の採用です。
(引用:ダイハツ公式)
「DNGA」という名称は、親会社のトヨタのクルマ作りの新思想「TNGA」をもじったもの。
トヨタのTをダイハツのDに変えた「Daihatsu New Global Architecture」の略称です。
DNGAでの採用により、現行のムーヴよりもボディの剛性アップ、軽量化などを実現。
これにより、操作性や乗り心地や安全性能が向上するだけでなく、燃費性能も向上するそうです。
と、いいことづくめの新開発プラットホームです。
気になるお値段は?
フルモデルチェンジ後の気になるお値段ですが、120〜190万円ほどになると予想されています。
ハイブリットエンジンが搭載されたグレードは、現行のモデルよりも10万円程度高くなるのではないでしょうか。
そのほかのグレードも、現行のモデルよりも2〜3万円程度の値上がりとなるでしょう。
まとめ
・フルモデルチェンジの発売は2019年12〜2020年にかけて
・デザインは現在の流れを汲みつつ、よりスタイリッシュに
・エンジンは性能がアップし、ハイブリッドのタイプも発売されるかも
・もしもの時も安心なスマアシⅣとSOSスイッチ
・新開発の車体「DATG」で剛性も燃費もUP
・値段は現行ムーヴよりも2〜3万円、ハイブリッドは10万円ほど値上がり
ますますフルモデルチェンジの期待が高まるムーヴ。
お披露目が楽しみですね。