ホンダN-ONE(エヌワン)はユニークなデザインで一目惚れしちゃう人も多いのではないでしょうか?
でも、いきなり買うのは不安という方は実際に乗っている人の口コミが気になりますよね?
そこで、購入した人の満足、不満足の意見をまとめました。
N-ONEが気になっている方は参考になる内容になっていると思います。
目次
N-ONEがマイナーチェンジ!何が変わった?
2017年12月にN-ONEがマイナーチェンジをしました。
ホンダ販売店によりますと、マイナーチェンジと言うより「N-ONEの18年モデル」と考えていますとのことです。
グレードというよりタイプを明確に分けた感じで、ユーザーにとっては選びやすくなったのではないでしょうか。
マイナーチェンジでの変更点4つ
大きな変更点は4つです。
①360°スーパーUV・IRカットパッケージが標準装備(Standard&Standard LOWDOWNを除く)
すべての窓でUVを99%カット、IRを70~80%カットなので日焼けや暑さに強い味方となります。
②タイプ別設定が大きく4つ
Standard、Select、Premium、RS
③新色が追加
StandardとSelectにサーフブルー。ツートンもあります。サンセットオレンジⅡツートンがRSに。
④静粛性が向上
軽自動車では初の遮音機能付きフロントウィンドウなどを搭載。
それでは、N-ONEを実際に購入したオーナーたちの生の声を見ていきましょう。
N-ONEのってどうなの?オーナーの口コミまとめました
N-ONEの満足点
- リッター20kmはかなりいい燃費です
- ドレスアップパーツが豊富で自分好みにカスタマイズできる
- 丸いライトと個性的なエクステリアが気に入りました
- 加速もいいし、ハンドリングも軽いです
- 2トーンカラーかっこいい!
- カラーバリエーションが豊富
- 他の軽自動車と差別化できるデザインがいい
- 低速からトルクが出るので運転しやすい。
- エクステリアだけでなくインテリアにもこだわりを感じる。
N-ONEの不満点
- エンジン音、ロードノイズが気になる
- 3人以上で乗るには狭い
- 運転席のポジションが合わない。ハンドル位置やアクセルなどがしっくりこないです。
- リアシートがスライドしない。
N-ONEオーナーは高評価!私も試乗してきました
いろんなサイトで、N-ONEの評判を確認しましたが、評価は高いです。
とくにデザイン性や走行性の評価が高いと感じました。
ただ、低評価を見てみると、車内の狭さやロードノイズなどが多いですね!
ま、そのあたりは軽自動車ってことで・・・。
で、実際に私もホンダカーズへおじゃましてモデルチェンジをした新型N-ONEの試乗をしてきました。
まずは試乗した率直な感想を書いていきます。
だめなところも良いところも包み隠さず、辛口評価で書いていきます!
N-ONE試乗レポート!
最新モデルが置いていないかも??
モデルチェンジしたから、いっちょ試乗に行くかぁ!と家の近くのホンダカーズへ行ってみたところ・・・。
あれ何か違うな?
と思ったら、旧モデルのG・LOWDOWNでした。
せっかく来たので、旧モデルですが試乗させていただきました。
帰って販売店のHPをよく見ると、「※この車両は最新モデルではございません。」と書いてありました(´;ω;`)
気を取り直して、別店舗を調べてみるとなんと、新型N-ONEの試乗ができるのが県内に1店舗だけということが判明!
(そんなに人気ないのか?)
なお、現行モデルの展示車は県内に3店舗ありました。
ラッキーなことに、家からそこそこ近いディーラーだったので予約はしないで行ってきました。
これも後で後悔することに・・・。ちゃんと予約していけばよかった。
N-ONEの試乗を考えている方は、事前に調べてモデルチェンジした新型モデルが置いてあるかを確認してくださいね。
あと、試乗に行くときは予約したほうがスムーズですよ!
上り坂、でこぼこ道で試乗!実際の乗り心地はどうなの?
10時開店でしたが、10時5分頃に到着。
すぐに、試乗の申し込みをしましたが、ここから1時間30分待つとは思ってもいませんでした。
さすがキャンペーン実施中の決算月の週末です。
店内でコーヒーを飲みながらスマホをポチポチして時間を潰します。
1時間半は流石に長い・・・。
順番が来ました。ワクワクします。
プラチナホワイトパールのStandard・Lです。
肘置きがあるので楽そうです。
チルトステアリングのセッティングを合わせてスタートします。
試乗コースは、片側2車線の幹線道路で交通量は多いです。
山(峠)に向かって延びる道路で、だらだらと上り坂になっていて路面はやや荒れている状況です。
エコモードになっていましたが、エンジン音も低く軽快に走ります。
軽自動車のエコモードだと出足がもっさりしたり加速が物足りなく感じたりストレス大な車も多いのですが、N-ONEは違います!
エコモードでもこの軽快さはさすがホンダでしょう。
エコモードを解除しても試してみましたが、やはりアクセルのレスポンスが格段に良くなりますね。
エンジン音も大きくなりますが、出足が力強くなり高速道路での合流もらくらくできそうです。
しかし、燃料の節約を考えるならエコモードでもいいかなという感じがしました。
少し吹かしてみます。上り坂ですと若干パワー不足を感じます。
ターボ車ならもう少しパワーがあるだろうなと想像しながら・・・。
高速を使う方や、急な上り坂を走る方はターボモデルの「Tourer」を選ぶといいですよ。
ターボモデルも試乗してみましたが、馬力が全然違います。普通車以上によく走りますよ。
高架部分の継ぎ目でも段差のショックはよく吸収されます。
ホイールベースは長くなっているそうですが、路面が荒れているせいか小刻みな揺れを感じます。
先日の旧モデルの試乗ではこのような揺れは感じませんでしたので、路面によるものと思います。
路面が荒れていても挙動は安定しています。
あっという間に、試乗も終わってしまいました。
さすが走行性を追求した車!運転しやすいです。
降車してN-ONEの周りをぐるっと一周。
とってもシンプルなのに心が惹かれるのは、デザインが洗練されているからでしょうね。
フロントの丸いヘッドライトが可愛く、ボンネット中央部がわずかに盛り上がってアクセントになっています。
横から、あるいはやや後方から見たときのリヤビューが、愛犬がお座りしたときのフォルムに似てかわいいです。
後部ドアは90°とまではいきませんが相当の角度で開きますので乗降は楽に出来ます。
後部座席は足下も余裕があり、ヘッドクリアランスも確保できています。
ただ、背もたれ部は少し短いような気がしました。
N-ONEの室内は狭いのか?
N-ONEは車体が小さくて、室内も狭いかな・・・。と思っていたのですが、室内は想像していたより結構広く感じます。
リアシートは操作レバーを引くだけのワンタッチでフラットな荷室になる、ダイブダウン機構となっています。
画像出典:N-ONE公式サイト
シートを戻すと、チップアップという機構が働いて座面が背面に付いて上がるようになっています。
このことで、後席部にスペースが生まれますので、少し汚れやすいものを置くのにちょうどいいと思います。
農作業の道具や長靴などトランク部に置きたくないなと思うものの置き場所にぴったりです。
トランクは開口部が低いので、重い荷物も楽に積み降ろしできます。
また、床下収納もあるので、意外と積載量はありますね。
とはいえ、N-BOXと比べるとやっぱり狭いです。
N-ONEは子育てファミリーには不向きな車です。
1~2人で乗ることが多い方におすすめですよ。
試乗するときの注意点
実際乗って確かめてみないと自分にあっているかはわかりません。
N-ONEの不満点として多かったのは、運転席のポジションや後部席の狭さです。
運転席が狭いとか高いという口コミがあり、ハンドルやアクセルの位置が合わないと感じる人が多いようです。
また、リアシートがスライドしないので狭く感じるようです。
体格によって乗り心地も変わってくるので試乗する際には意識を向けてみるといいでしょう。
おすすめグレードはどれ?4つのタイプの違い
N-ONEには4つのモデルがあり、それぞれカラーバリエーションが違います。
もし、色から選びたい!というのであれば、好きな色があるグレードを選ぶのもありでしょう。
また、立体駐車場でも収まる低全高仕様車(LOWDOWN)もあります。
立体駐車場に駐車することが多いという方は、LOWDOWNモデルを選ぶといいですよ!
ルーフで-55mm、サスペンションで-10mmを実現し、全高は1,545mmとなっています。
(Standard・LOWDOWN L/Standard・LOWDOWN/RS )
さらに、RSを除くすべてのタイプにパドルシフトなどが標準装備されたターボモデル「Tourer」の設定があります。
もちろんRSにはパドルシフトなどは標準装備ですのでご安心下さい。
全タイプメーカーオプションの「あんしんパッケージ」は、ぜひ付けたい装備です。
ミリ波レーダーと単眼カメラにより「シティブレーキアクティブシステム(低速域衝突軽減ブレーキ+誤発進抑制機能)」と、前席用i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(全席対応)となります。
それぞれのタイプの詳細を見ていきましょう!
<Standard>最もシンプルなスタイル
シンプルが好きなんだという方にお勧めです。
ボディカラーは単色9色、ルーフカラー&ドアミラーがホワイトのツートンが7色と最も豊富となっています。
ルナシルバーメタリックはStandardのみの展開です。
サーフブルー、サーフブルー&ホワイトのツートンがが新色として登場。(画像の色です)
Standardとしての色は、単色9色・ツートン7色ですが、タイプによって選べるカラーが異なります。
Standard・L | 単色9色・ツートン7色 |
Standard・LOWDOWN L | 単色5色・ツートン3色 |
Standard | 単色9色 |
Standard・LOWDOWN | 単色5色 |
Standard Tourer | 単色5色 |
<Select>ちょっとオシャレなのが好きなんだという方に
レトロな風貌は田舎でもモダンな都市部でも、すました女性によく似合います。
フロントグリル・ルーフ・ドアミラー・カラードディッシュホイールはブラウンで塗装されて柔らかいイメージになっています。
ドアサッシュモールはステンレス、ドアサイドモールはクロームメッキで可愛いアクセントになっています。
インテリアパネルはメープルウッド調で、シート色もブラウン系のレトロでお洒落です。
KEY DESIGNも、メープルブラウン×モカストライプでのオシャレなものとなっています。
カラーバリエーションはツートン5色。
サーフブルー&ブラウンのツートンが新色として登場。
<Premium>精悍な仕上がりでかっこいい
ツートンのアルミホイールと落ち着いたボディカラーで精悍な仕上がりになっています。
ツートンのボディカラー車は、ルーフカラーとドアミラーが同色です。(シルバーorブラック)
インテリアパネルはブラックウッド調、シート色もブラックで洗練されたインテリア。
手に馴染む本革巻きステアリングホイールもうれしい装備です。
クルーズコントロール・LEDフォグランプは標準装備です。
カラーバリエーションは単色が6色とツートン7色の13パターン。
落ち着いたボディカラーが多いです。
<RS>スポーツスタイルで走りを追求
ルーフカラー&ドアミラーはレッドorブラック各3色、大型テールゲートスポイラーが目を引きます。
特にレッド色のツートンは存在感を感じます。
新色としてサンセットオレンジⅡ&ブラックのツートンがあります。
RSにはなぜか「4WD」の設定がありません。
ホイールは15インチアルミのスポーク調。
ローダウン仕様です。LEDフォグランプは標準装備です。
黒基調の室内はシルバーグレーのツートンシートと、メーターパネルなどに配された赤いラインがアクセントとなっています。
カラーバリエーションはツートン6色です。
おすすめのグレードはどれ?
ツートンカラーは、ルーフとサイドミラーが同色で、単色モデルとは印象ががらりと変わります。
ルーフ+ミラーの色はそれぞれのタイプによって変わります。
色で決めるなら参考に↓
ホワイト→Standard系
ブラウン→Select系
シルバー又はブラック→Premium系
レッド又はブラック→RS
次にタイプで決めるユーザーへ。
ターボ車→TourarかRS
4WD→全タイプにあります
立体駐車場→LOWDOWNかRS
最もシンプルなStandardでも
①Standard
②Standard・L
③Standard・LOWDOWN
④Standard・LOWDOWN L
⑤Standard Tourer
の5つのタイプあります。
筆者は、Standard・Lのサーフブルー&ホワイトのツートン(+59,400円税込)か、Selectのプレミアムアイボリー・パール&ブラウンのツートン(+21,600円税込)が好きです。
ルーフ+ミラーがホワイトなのは、Standard系しかありません。
女性なら、ブラウンがアクセントのレトロ調Selectがお似合いですね。
男性なら、Premiumが渋くていいんじゃないでしょうか。
カッコ良いですが、結構お高いです。
RSはとにかくしっかり走りたいという方向けです。
RSとTourerはフロントベンチレーテッドディスクブレーキを採用しています。
RSとTourerは7スピードのパドルシフトが標準ですので、マニュアル感覚でギヤチェンジが可能です。
販売台数は少ないけどコアなファンが多い車
グレードのことを長々と書いてしまいました・・・。
分かりづらいっすよね><
そんな方は、実際にホンダカーズに行って見て触って乗ってみてください。
きっと気に入りますよ。
実は、N-ONEはNシリーズの中ではあまり人気がありません。
軽自動車の中で一番売れているN-BOXの1/10以下の販売台数です。
最近は子育て中のファミリー層向けの車が人気ですから、N-ONEのようなちょっと狭いけど走行性は抜群だぜ!という車はあまり売れないんでしょうね。
でも、車好きの方、ドライブ好きの方はきっと気に入りますよ。
ホンダならではの走行性は走っていて楽しいです。
軽自動車らしくないパワフルな出足、アクセルを踏むとグンと反応してくれるレスポンスの良さ。
独身の方や通勤用のセカンドカーをと考えているなら、ぜひ試乗してN-ONEの良さを体験してみてくださいね!