長年乗ったこの愛車も、そろそろ買い替えだな。
子供も大きくなってきて手狭になったし、よしっ!あの人気の軽トールワゴンに決めよ。
日産デイズルークスだ。
さっそくディーラー店へ行こう!
ちょっと待ってください!
新車の購入には、値引きのための準備が大切なのです。
準備不足だと、数十万円の損をする可能性も。
今回は、デイズルークスの値引きに成功し購入された方のブログや体験をご紹介します。
知恵を借りて、家計に優しく、家族も納得の新車購入を目指しましょう。
目次
デイズルークスの値引き相場は?
デイズルークスは一体いくら値引きができるのか?
相場や目標額をご紹介します。
値引きの相場
デイズルークスの値引き額の相場は、18万~20万円です。
この金額は、オプションからの値引きも含まれています。
実例値引きのサイトや値引きレポートなどでは、30万円の値引きの報告もあります。
逆に13万~14万円の値引きだったという報告もみられます。
値引き額の平均値としては、18万~20万円といえるでしょう。
※参考サイト:グー新車
目指す値引き額
本体価格とオプションを含め、20万円の値引きを目指しましょう。
この金額を達成するには、タイミングと事前の準備が大事です。
では、値引き交渉を成功させるための準備やタイミングなどについて、詳しくお話しますね。
デイズルークス値引きレポート・ブログなど体験談集めました
実際の値引き体験のレポートから、いろいろなことが分かります。
値引きのタイミングやコツを教えてもらいましょう。
値引き額を高めるタイミング
まずは、値引き額が大きくなる、時期やタイミングがあります。
これは車種ごとに違ってきます。
モデルチェンジ
「モデルチェンジ前は安くなる」とよく言いますよね。
これは営業マンが、現行の車を“売り切ってしまいたい”からです。
次の新車が発売されれば、お客は当然モデルチェンジ後の車を購入します。
その前に、現行の車を売り切ってしまえば、在庫を抱える必要がなくなります。
そこに交渉の余地があるのです。
‘’大阪府 20代後半 男性
デイズルークス ハイウェイスター ターボ
2016年11月 契約
車両本体価格 1,840,320円 本体価格からの値引き 185,154円
オプション総額 365,344円 オプションからの値引き 55,000円
無料サービス ガソリン満タン
購入総額 2,218,480円 値引き総額 240,154円
下取り車あり(18,480円)
こちらのレポートは2016年11月に購入された方のレポートです。
タントカスタムの試乗と見積もりを取って、日産のディーラーで試乗して交渉しています。
総額で24万円強の値引きはかなりの高額ですが、コツがあります。
‘’…マイナーチェンジ前の事なので値引き額はかなり大きく、予算よりちょっとオーバーしたが、営業マンが気に入ったため契約しました。…‘’ (購入者)
※日産デイズルークス値引きレポートより、一部抜粋して引用
マイナーチェンジ前というタイミングで購入したので、ここまでの値引きが可能になりました。
フルモデルチェンジ前は、かなりの値引き額が引き出せるでしょう。
自動車のモデルチェンジの時期は、おおまかな予想がネットや雑誌に掲載されます。
デイズルークスのフルモデルチェンジは、2020年3月頃と予想されています。
モデルチェンジ前の購入となると、2か月は必要です。
ですから、2020年1月頃には、交渉に入っている必要があります。
(あくまでも、2020年3月にモデルチェンジがあると予想しての時期です。
詳しくはネットや雑誌で情報収集をしていきましょう。)
決算期
どこの会社でも決算期は、お客の争奪戦です。
そのために決算セールやフェアを開催して、お客の気持ちを動かしています。
もちろん、購入する側としても、値引きのチャンスです。
3月・9月の決算期や、7月・12月のボーナス商戦なども狙い目です。
営業マンも値引きを覚悟しているので、遠慮せずにどんどん交渉していきましょう。
‘’神奈川県 30代後半 男性
デイズルークス ハイウェイスターXターボ
契約日 2017年1月
車両本体価格 (記載なし) 車両本体価格からの値引き額 30,000円
オプション総額 84,684円 オプションからの値引き額 0円
無料サービス品 300,000円分(ナビゲーション・ETCユニット・バックカメラ・ボディコーティング)
購入総額 1,715,724円 値引き合計額 330,000円
下取り車あり(280,0000円)
こちらの方は、スズキのワゴンRからの乗り換えを考えていたところで、日産ディーラーに来店しました。
特に他の競合車を想定したり、見積もりを取ったりということはしていなかったようです。
このレポートの方はタイミングがよく、新春フェア期間中でした。
本体価格の値引きは少ないですが、その分無料サービス品が30万円分付いています。
※日産デイズルークス値引きレポートより一部抜粋して引用
営業マンもここで一押しと頑張りを見せて、さらにオプションをサービスしています。
このように、フェアやセール時期の値引きも狙いやすいのです。
交渉に行く前に
値引き額が大きくなる時期とタイミングは分かりました。
次は、ディーラーへ行く前の準備をしていきましょう。
この準備をしっかりして行くと、営業マンと交渉するポイントが分かってきます。
うっかり、セールストークにごまかされないようにできますよ。
下取り車の査定
新車購入するとき、現在の車をディーラーに下取りしてもらうことが多いですよね。
でも、事前にきちんとした下取り金額を査定していかないと、相場が分かりません。
中古車の値段は、買取り業者でないと、判断が難しいものです。
ディーラーに行って、営業マンの提示した見積もり額が、高いのか安いのか?
その判断の決め手にするために、現在の車はあらかじめ査定してもらいましょう。
現在はネット査定で、一度に5社~10社の中古車買取り会社の見積もりが出ます。
パソコンでもスマホでもできますので、時間のある時に入力して見積もりを出してみましょう。
ポイント
・走行距離などのメモの用意
・査定の予定日を決められるように、スケジュールを確認
ネット画面かメールに見積額が表示されると、近くの中古車買取り会社から連絡がきます。
2社以上から査定してもらい、見積もりを取りましょう。
査定は、都合の良い日に買取り会社へ持ち込みするか、または出張査定もしてもらえます。
いえいえ、査定は必要です。
というのも、表示された金額は、該当する車種全ての平均買取り額です。
なかには、修理歴があったり事故車が含まれていたりします。
また、カーナビやETCが装備されていれば、それだけ高い値段がつきます。
きちんと査定してもらうことで、表示された金額より高くなることがあるのです。
そんな時は正直に伝えましょう。
業者も心得ていますから、引き受けてくれます。
査定は無料ですから、ここはお願いしていきましょう。
ライバル車を決める
デイズルークスのライバル車として挙げられるのは、次の3つでしょう。
・ダイハツ タント
・スズキ スペーシア
このうち、ダイハツのタントは、2019年7月にフルモデルチェンジをしています。
値下げ幅も小さくなっているので、ライバル車として提示するのはおすすめしません。
ホンダのN-BOXやスズキのスペーシアが、値引き相場16万円~18万円台のため、ライバル車として有力です
デイズルークスに決める前、いろいろな軽トールワゴンと比べましたよね。
その時、それぞれの車種で気に入った点があったでしょう。
例えば、N-BOXは広さがあり乗り降りが楽にできるとか、スペーシアの燃費がいいなどです。
自分が、本気で迷った点を営業マンに素直に伝えられるようにしておきましょう。
営業マンもプロですから、相手の本気が分かります。
“このお客は本気で迷っている。いい条件を出さないと買ってもらえないぞ”と思ってくれるでしょう。
地元の各社ディーラーを知る
ライバル車が決まったら、ディーラーへ行って試乗して見積もりを取ってもらいます。
ただし、あまり遠い場所のディーラーでは、競合店として弱くなります。
目指す日産のディーラー店に、近い場所のディーラーを探しましょう。
ご近所のディーラー店ならば、普段からライバル意識があります。
また、交渉が進んだ場合ですが、日産ディーラー同士で競合してもらう方法もあります。
「日産プリンス〇〇販売株式会社」
「〇〇日産自動車販売株式会社」
(〇〇には地名が入ります)
この二つの日産ディーラーは法人が違うので、同じ日産でも競争相手です。
また、他県の日産ディーラーも同じく競争相手になります。
こうした日産ディーラー同士の競合も値引き交渉に有効です。
どこの日産ディーラー店にするか決まっていない場合は、地元の店舗を調べておきましょう。
日産公式サイトで調べることができます。
交渉は2度目からが本気
車は高い買い物です。
初見で車の購入を決定する人は、めったにいないでしょう。
何度も足を運んで、交渉を重ねるものです。
営業マンの人となりを知りつつ、自分の本気度や希望も知ってもらいましょう。
「お客だぞ。安くしろ!」では、相手も嫌になって売りたくなくなってしまいます。
車を大事にして、楽しみにしてくれるお客には、頑張って売りたくなりますよね。
値引きの実録レポートでも、営業マンと親しくなったという記載が多くみられます。
営業マンは交渉相手ですが、長くお付き合いする取引相手でもあります。
お互いに気持ちよく話せる関係を作っていくことで、交渉もいい形で進めることができるでしょう。
また、最初から「値引きはいくら?どのくらい安くなる?」と聞くは止めておきましょう。
“値引かないと買わない”=その車が欲しいわけではなく、値引いてほしいだけと思われてしまいます。
あくまで、車の購入が目的だということを忘れないようにしましょう。
交渉の段取り
では、実際に日産ディーラへ行って交渉を始めていきましょう。
1回目
まずは、初見ですから、試乗してデイズルークスの実際の乗り心地を確認しましょう。
思ったところを正直に営業マンに話します。
その時に、「やっぱりデイズルークスはいいなぁ。この車にしよう!」
と思っても、少々オブラートに包んで伝えましょう。
こんな風に、先に試乗したライバル車との違いもさらりと伝えておきましょう。
営業マンにしてみれば、デイズルークスの良いところをアピールするタイミングです。
見積もりを出すときには、値引きやオプションのサービスを紹介してくるでしょう。
「持ち帰って検討します。」と言って、見積書をもらって帰ります。
2回目
先に確認したライバル車の値引き額の方が大きかったら、それをもって2回目の交渉です。
10代の女性の値引き交渉のレポートを参考にしてみましょう。
2011年とちょっと古いですが、交渉の段取りは分かりやすいですよ。
10代 女性 福岡県
デイズルークス ハイウェイスターターボ
車両本体価格 記載なし 本体価格からの値引き額 216,575円
オプション総額 126,830円 オプションからの値引き額 67,600円
無料サービス品 バックカメラ・持ち込みナビ取り付け工賃・ガソリン満タン
購入総額 1,580,000円 値引き合計額 284,175円ご両親の車ですが、子供の乗り降りもあるため、スライドドアを希望していました。
ダイハツのタント・スズキのパレットも含め、3車種に絞り込んでディーラー巡りを開始しました。
日産のB店では、女性だからか相手にされなかったそうです。
スズキでは対応してもらえ、さらにダイハツへ行きました。
けれど、もう一度デイズルークスを検討しようと、今度は日産のR店へ。
日産R店だけが、初めから5万円の値引き額を提示した見積もりを出してくれました。
その後、ダイハツで交渉したものの値引き額が大きくならず、再度日産R店へ。
R店で粘り強く交渉して、担当の人柄もあり、交渉が成立しました。
※日産デイズルークス値引きレポートより一部抜粋して引用
こちらのレポートでは、ダイハツと競合して値引きを引き出しています。
おそらくですが、日産も2店廻っているので、そちらも競合して交渉されているでしょう。
ダイハツと日産とどちらのディーラーも2回目から本格的な値引き交渉をしています。
交渉の段取りとしては、見本のような手際の方ですね。
交渉をうまく進める自信がない時や、見積もりを持ち帰って考えたい時は、こんな方法も有効です。
さきほど値引きレポートに登場した、神奈川県の30代男性の方のディーラーでの会話です。
「…今回は奥さんに内緒で買っちゃおうかと。その代わり、買って帰っても、怒られない値引きが欲しいんですよね。」
奥さんを値引き額アップの理由に使っています。
実はこれ、かなり有効な方法です。
提示された額が予想より小さければ、
と言って、営業マンにもう一押ししてもらう時間を作ることができます。
また、提示された額が予想より大きければ、
とさらなる交渉ができます。
ディーラーとのおつきあい
担当してくれた営業マンが、長く付き合えそうかどうかも重要ポイントです。
態度が投げやりだとか、話しにくいと思ったら、別のディーラーへ行きましょう。
先ほどの10代女性のレポートでは、日産B店で「相手にされなかった」と言っていました。
そのために、B店では大事なお客を1人失うことになりました。
逆にR店では、良いお客様を得ることができました。
新車はその後のメンテナンスや車検など、乗っている間はお付き合いが続きます。
担当の営業マンの人柄や対応は、交渉を気持ちよく進めるうえでも重要です。
気になったら、妥協せずに、他のディーラーも廻ってみましょう。
値引き交渉は最後の段階
“初めから値引きを伝えては逆効果”ということを述べました。
では、どの段階で話し出せば効果的なのでしょうか?
それは、「このデイズルークスに決めたいです。」と購入の意思を伝えた後です。
もちろん、購入を決める前に営業マンから値引きの話が出ることもあります。
あくまでも、具体的に値引き額を話し合うタイミングということです。
流れとしては、このようになります。
営業マンとしては、買う気のあるお客を手放したくないはずですね。
値引きを頑張って、ここで買って欲しいところです。
そして、こちらのお財布事情を営業マンへはっきり伝えておきます。
お互いハッキリしたところで、具体的に値引きができる部分やサービスできるところを詰めていきましょう。
値引きのいろいろ
一口に値引きと言っても、値引きの対象は様々です。
いろいろな方法で値引きの総額を大きくしていきましょう。
本体価格とオプション
まず、車両本体の価格からの値引きです。
軽自動車では、車両本体からの利益=儲けは高くありません。
本体価格のおよそ5~10%程度と言われています。
利益率5~10%→97,632円~195,264円
1台につき、約10万~20万円の儲けです。
ここから、目標の20万円の値引きをしたら、儲けは0円です。
ですから、車両本体価格からの値引きは大きくなりません。
むしろ、オプションからの値引きの方が大きくなるのです。
オプションには、メーカーオプションとディーラーオプションがあります。
メーカーオプションは値引き対象外です。
狙い目はディーラーオプションです。
こちらは、様々な種類があり、フェアや決算セールの時に値引きやサービスがあります。
始めにご紹介したレポートでも、「オプションサービス品のみで30万円の値引き」がありましたね。
サービスからの値引き
こちらもいろいろなサービスがありますよね。
- メンテナンスパックやボディコーティングなどのサービス
- 車庫証明手続きや納車費用などの販売諸経費のサービス
- 納車時のガソリン満タン
こうしたサービスからの値引きも、ものによっては高額になります。
1つ1つは、数千円~数万円の金額ですが、それぞれから値引いてもらえば、万単位になります。
また、自分で車庫証明手続きをする、納車は取りに行くなどすれば、その分の費用はカットできますね。
ローンからの値引き
200万円近い買い物ですから、ローンを組んで購入する場合も多いでしょう。
その時、ディーラーでローンを組むと、その金利を安くしてもらえることがあります。
金利:5.000% | 金利:2.000% | |
借入金額 | 150万円 | 150万円 |
借入期間 | 3年 (36回払) | 3年 (36回払) |
返済総額 | 1,618,408円 | 1,546,683円 |
支払利息総額 | 118,408円 | 46,683円 |
118,408円―46,683円 差額 71,725円
金利3%の違いで、7万円の差額となります。
金利の値引きがあれば、月々の支払いも総額も少なくなります。
※参考サイト:「@ローン計算」
まとめ
日産デイズルークスの購入体験談やブログから、値引き交渉を紹介しました。
- 値引き額が大きくなるタイミングは、モデルチェンジ前と決算セールやフェア開催の時
- ライバル車や日産の別会社と競合していく
- 営業マンと良い関係を作ることが値引き額を大きくする
- 値引きの種類はいろいろなので、それぞれから値引いてもらえるよう交渉する
新しいデイズルークスと気持ちよく走るために、準備はできましたか?
目標額に近づけるのもいいですが、長く付き合えるディーラーや営業マンと出会えることも大事です。
そのためにも事前の準備と「デイズルークスに乗りたい」という気持ちをしっかり持っていきましょう。