新型アルトエコは2013年にマイナーチェンジをして燃費を35km / L まで伸ばし、軽自動車ではナンバーワンの低燃費車となりました。
しかし実際にはどうなのでしょうか?
最大のライバルであるミライースと比べて実燃費はどちらが勝ってるのでしょうか。
実際にアルトエコに乗ってる方の平均燃費を見てみると、23km / L と出ていました。
低くても13km / L で、高い方だと26km / L を超える記録を出している人もいました。
実際の燃費は道路環境や運転の仕方、季節によって変わってきますが、平均で23km / L を超えるのはかなり良いのではないでしょうか?
ライバルのミライースの実燃費と比べてみると、アルトエコの方が少しだけ勝っているようです。
(ミライースの実燃費は22.0km/l)
ここにもスズキの維持が見えますね。
燃費が良くてもデメリットも多い車
アルトエコ口コミの方にも書きましたが、この低燃費にはスズキは少し裏技的な方法を使った感じがあります。
どういうことかというと、燃料タンクの容量を減らしたり、タイヤの空気圧をめいっぱい高くしたりしています。
アルトエコの燃料タンクは20リットルに対してミライースは30リットルです。
また、アルトエコはタイヤ空気圧を300メガパスカルというかなり高めの設定をしています。
低燃費競争が行き過ぎているような気がするのは僕だけではないと思います。
僕は車選びの時に燃費だけでは選びません。
ほとんどの人が走行性だったり、室内の居住空間、収納の多さなども考慮して車選びをするはずです。
アルトエコがそういった面をおろそかにしてるとは言えませんが、タイヤの空気圧を高めに設定するとそれだけ走行性を犠牲にすると思います。
また燃料タンクが小さいことによって燃費がいいけれど給油回数が増えるデメリットもあります。
アルトエコは低燃費ナンバーワンの軽自動車だけど、トータル的に見ると疑問が残ります。
とはいえ、実用性は高い車だと思います。
僕だったら通勤用に1台欲しいですね。購入価格も80万円台から買えるので、下手な中古軽自動車を買うよりもいいかも。
セカンドカーとしてか、あまり遠出はしないけど買い物などの時に使う足が欲しいならおすすめです。