「妻と二人で満天の星を眺めたい」
「キャンプで息子にいいところを見せたい」
なんて思っても、車の寝心地が最悪で、せっかくの思い出が台無しに・・・
そんなことにならないように、ワゴンRで快適に車中泊する方法を調べました。
今回はワゴンRの車中泊で大切なポイントとなる、
- シートアレンジ
- 段差を吸収してくれるマット
- 欠かせない快適グッズ
- 失敗しないための注意点
について詳しく解説します。
ワゴンRで車中泊して、すてきな思い出を作ってください。
目次
ワゴンRで快適に車中泊できるの?
はい!快適に車中泊できますよ。
実際に車中泊しているようすを見てみましょう。
運転席一番前にして、小さな椅子おいて、運転席側後部座席にテーブル置けば、調理スペースも確保できるし。あら、けっこういいかも、ワゴンR。#車中泊 pic.twitter.com/BZSaDEZxUf
— 烏合衆 (@ugousyuu) May 18, 2019
このようにマットや毛布を敷けば、ワゴンRでも難なく車中泊できます。
椅子やテーブルも準備して、まるで秘密基地のよう。
童心に戻ったみたいで、楽しそうでしょ?
車庫の中でさえ、こんなにワクワク感があるんだから、大自然の中ならなおのことです。
いえいえ、そんなことはありません。
驚くことなかれ、ワゴンRで400回以上!も車中泊したツワモノもいるくらいです。
重要なのは事前のちょっとした準備だけ。
次の3つのポイントさえおさえておけば、心配しなくても大丈夫ですよ。
- ゆったりしたスペースを確保する
⇒ シートアレンジを工夫する - 平らでやわらかなベッドを作る
⇒ 段差を吸収してくれるマットを買う - 車内の環境を家に近づける
⇒ 車中泊に欠かせない快適グッズをそろえる
それぞれ詳しく説明しますね。
ワゴンRでゆったりスペースを確保するシートアレンジ
快適な車中泊に最も大切なのは、ゆったりしたスペースを確保するシートアレンジです。
ここでは、ワゴンRの車中泊でおすすめのシートアレンジを3つ紹介します。
それぞれのメリット・デメリットを確認して、用途に合ったシートアレンジを選んでくださいね。
公式フルフラット
引用:ワゴンR公式サイト
公式フルフラットとは、写真のように前席をリクライニングさせるシートアレンジ。
はい、公式のシートアレンジなので、安心感がありますね。
しかし、残念ながら175cm以上の方は足を伸ばして横になれないんです。
ほんのちょっとでも足が窮屈だと、やっぱりストレスになります。
また、シートをそのままベッドにするため、デコボコが大きいというデメリットも。
デコボコや段差、隙間を埋める方法は後ほど紹介するとして・・・
まずは、公式フルフラットのメリット・デメリットを確認しましょう。
メリット
- 公式のシートアレンジである
- 二人で横になれる
- 荷室に荷物を積んだまま寝られる
デメリット
- 175cm以上だと足を伸ばして横になれない
- デコボコが大きい
そんな長身の方のために、足が伸ばせるシートアレンジを紹介します。
一人用フルフラット
引用:ワゴンR公式サイト
一人用フルフラットとは、助手席と後席を前に倒すシートアレンジ。
公式サイトでは、家具やスポーツ用品など長い荷物を置く方法として紹介されています。
縦に195cmのスペースがあるので、長身の方でもラクラク横になれます。
ちょっとした隙間ややわらかい部分も残りますが、3つのシートアレンジの中で最も平らです。
段差が少ない荷室側を頭にすることで、より快適に眠れます。
なぜなら、人間の体は上半身の方が重くて敏感にできているからです。
そのため、平らな方を頭にすることでデコボコを感じにくくなるんですよ。
一人用フルフラットの大きなメリットは、荷物を片付けずにそのまま運転できること。
やっぱりアクションを起こすたびに、荷物をまとめたりほどいたりするのは面倒です。
荷物を気にせず、休みたいときにすぐに横になれるのは嬉しいですよね。
一人用フルフラットのメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 荷物を片付けずにそのまま運転できる
- 身長195cmまでなら、足を伸ばして横になれる
- 3つのシートアレンジの中で最も平ら
デメリット
- 一人しか寝られない
- 荷室が使えない
- 前席と後席の間に隙間がある
- 前席シートの裏がやわらかい
大丈夫!長身の方が二人でも寝られるシートアレンジだってあります。
非公式フルフラット
引用:ワゴンR公式サイト(画像はイメージ図)
非公式フルフラットとは、前席をリクライニングさせ、後席を前に倒したシートアレンジ。
3つのシートアレンジの中で最長となる217cmものスペースを確保できます。
非公式フルフラットの場合も、前席より段差が少ない荷室側を頭にすると、デコボコを感じずに快適に眠れます。
はい、非公式フルフラットが一番広いスペースを取れます。
しかし、その分荷物を置くスペースが少ないのが欠点ですね。
また、リクライニングさせた前席のデコボコも気になるところです。
最後に、非公式フルフラットのメリット・デメリットをまとめておきましょう。
メリット
- 二人で寝られる
- どんなに長身でも足を伸ばして横になれる
- 3つのシートアレンジの中で最も広いスペースを取れる
デメリット
- 荷室が使えない
- 前席側のデコボコが大きい
ワゴンRの段差を吸収してくれるおすすめのマット
すばり、段差を吸収して体重を分散してくれるマットです。
快適な眠りをばっちりサポートしてくれますよ。
ここでは
- 一人で手軽に車中泊したい方
- 二人用サイズで寝心地のよさを求める方
におすすめのマットを紹介します。
サーマレスト
引用:Amazon
最初に紹介するサーマレストは、クッション性が高いだけでなく、断熱性や耐久性もバッチリ。
使わない時はパタパタと折りたたんで、簡単に収納できるから場所も取りません。
さらに、キャンプや登山などのアウトドアシーンで幅広く使える優れもの。
これほど高機能ながら、価格は6,482円とお手頃です。
機能性抜群でリーズナブル、かつコンパクト収納・・・これは買いです!
特に、一人で手軽に車中泊したい方にピッタリのマットです。
ワゴンR専用スマート車中泊マットW
引用:楽天
寝心地を追求するなら、ワゴンR専用スマート車中泊マットWがおすすめ。
28,500円と高額ですが、楽天の車中泊マット用品で売上ナンバーワンの人気を誇ります。
オールシーズン対応で、さらさら快適メッシュとはっ水・透湿機能付きです。
二人分のスペースをカバーするのはもちろん、非公式フルフラットの段差を埋める専用クッションも付属。
見るだけでフカフカ、触り心地も良さそうです。
これなら、快適な眠りにいざなってくれること間違いなし。
自宅にいるみたいに、いや自宅以上に安眠できるかも?
段差や隙間を埋める方法
そんな時は「タオルや毛布」と「板」を使いましょう。
小さな段差にはタオルや毛布を重ねます。
大きな段差がある場合は、厚手のタオルや毛布などを折りたたんで調整すればOK。
段差を埋めてしまえば、あとはその上に板を渡してマットを敷くだけ。
マットを敷いた面がより平らになるので、思いのほか快適に眠れますよ。
やわらかい部分や隙間がある場合は、固いもので補強します。
それから板を渡して、その上にマットを敷きましょう。
このように、段差や隙間を埋める時に便利なのが「タオルや毛布」と「板」。
車中泊する際は忘れず持参、特にタオルはいろんなシーンで重宝しますよ。
ワゴンRの車中泊に欠かせない快適グッズ
いえいえ、まだです。
車中で過ごすからといって、車内環境を整えるだけでは終わりません。
その他にも、まぶしい光や騒音などの問題があります。
そんな問題を解決してくれる快適グッズを紹介します。
カーテンやサンシェード
引用:楽天
やっぱり、快適な眠りに欠かせないのがプライバシー空間。
外からの視線や街灯などが気になった状態では、とても眠れませんよね。
疲れ果てて眠れたとしても、朝日がまぶしくて早朝に起こされてしまうかも。
外の光をしっかりと遮るカーテンやサンシェードは、車中泊に欠かせないアイテムです。
この「ワゴンR専用サイドカーテンセット」は、光をばっちりガードしてくれる頼もしい存在。
しかも、誰でもかんたんに取り付けられるから、手軽で便利です。
耳栓
引用:Amazon
慣れない環境では、いつもとは異なる音が気になって眠れないもの。
熟睡してすっきりと目覚めるために、耳栓を持って行きましょう。
LEDランタン
引用:Yahooショッピング
車内灯をつけっぱなしにすると、バッテリーが上がってしまうかもしれません。
ですので、車中泊の照明には、安全に長時間使用できるLEDランタンがおすすめ。
FireflyのLEDランタンなら、炎の色を再現したやわらかな光がアットホームな雰囲気を演出してくれます。
さらに、非常時に活躍する明るい白色光と、少しだけ灯りが必要な時のための小型LEDを装備。
ほこりや水滴にも強く、アウトドア全般で使用できるので、ひとつ持っていると重宝します。
折りたたみテーブル
引用:Amzaon
食べたり飲んだり、ちょっと物を置こうと思った時、テーブルがないとかなり不便ですよね。
折りたたみテーブルを忘れずに持って行きましょう。
何か土台があるだけで、スマホ片手にコーヒータイムなんて優雅なひとときを過ごせます。
この「キャプテンスタッグ」のアルミテーブルなら、適度な大きさなので車中泊にピッタリ。
しかもキャリーケース付属で重さも700gと軽いため、持ち運びも楽ちんです。
アウトドア用品って重いから苦手!という方にも安心ですね。
ワゴンRの車中泊で失敗しないためのチェックポイント
すみません、最後に一番大切なことがあります。
出発前に必ず、実際に寝られるかどうか試してみてください。
車中泊はシートアレンジ、マットにグッズと多くの準備が必要です。
準備に夢中になって、そのまま出発!
いざ寝ようとした時に「〇〇が足りない!」と思っても・・・近くにお店がない、なんてことも。
チェックすべきポイントをあげておくので、失敗しないよう事前にしっかり確認しましょう。
事前にチェックすべきポイント
- シートアレンジやマットの準備がスムーズにできるか
- 段差や隙間を埋めるものが十分にあるか
- 実際に横になってみて寝心地が良いか
- マットを敷いた時、荷物の置き場所が足りているか
- 眠るシーンを想像した時、足りないものがないか
- 食事など、就寝以外のシーンを想像した時、足りないものがないか
- 宿泊場所の周辺にどのような設備やお店があるか
まとめ
ワゴンRは、工夫次第で快適に車中泊できます。
シートアレンジは、前席をリクライニングさせ、後席を前に倒す方法がおすすめ。
いくらか段差は残りますが「タオルや毛布」と「板」で埋めればOK!
段差をしっかり吸収してくれる専用マットなら、デコボコを感じなくなるので快適な車中泊が楽しめます。
車中泊で失敗しないために、事前の準備と快適グッズは忘れずに。
さあ、ワゴンRで特別な思い出づくりの旅に出かけましょう。