ダイハツタントとスズキスペーシアってどっちがいいの?って迷いますよね。
そんな方に両車を燃費や価格、広さ、走行性などを比較してみました。
どちらにするのか決める手助けになると嬉しいです。
タントとスペーシアデータを比較
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こうして基本データを比較してみると、スペーシアの方が燃費性能に優れているのがわかります。
特に実燃費がいいですね。
重量がタントと比べて100kg近く軽いのも燃費に影響していると思います。
スズキ車は全般的に、カタログ燃費との差が少ないと実感しています。
室内の広さについてはそこまで大きく変わりません。
1~3cmの誤差なので違いはわからないでしょう。
販売台数を見てみると、タントに軍配が上がります。
新車販売台数ランキングを見てみると、タントは1位2位を争っていますが、スペーシアは7~8位とちょっと差がついています。
価格面では、若干ですがタントのほうが安くなっています。
走行性はスペーシア
実際に乗ってみると、走行性はスペーシアのほうがいいと思います。
スペーシアは重量が軽く、重心が低いため発進時のモッサリ感など不満があまりありません。
燃費向上のためかすこし固めの乗り心地になっています。
タントは重量が900kgを超えているのでやはりちょっと重さを感じます。
発進時や坂道で少しですがもたつきを感じました。
ただ、足回りにスタビライザーを装着しているせいか安定感はあります。
乗り心地は実際に乗ってみないとわからないところもあるし、好みもあるのでぜひ試乗して判断して下さい。
スライドドア開口部はタントが勝利!
両車とも両側スライドドアとなっているので、小さな子供がいる家庭にとても人気があります。
スライドドアを開けた開口部分を比較してみるとタントのほうが広いです。
タントは助手席側がミラクルオープンドアといって真ん中の柱(ピラー)がありません。
そのせいもあり、助手席側の開口幅は605mmです。
スペーシアの開口幅は580mmと2.5cmの差があります。
さらに、ミラクルオープンドアなので、助手席のドアを開けると開口幅は1,490mmとなり、大きな荷物も簡単に積みこむことができます。
ピラーレスですが、実はドアに内蔵されているので安全面も問題ありません。
ミラクルオープンドアはタントの最大の特徴なのでぜひ見に行って体感してみてください。
結局どっちが買いなの?
違いはなんとなくわかったけど、どっちが優れているの?どっちを買ったらいいの?
と言われそうですが、私には決められません(笑)
強いて言えば、燃費で選ぶならスペーシア。人気度で選ぶならタントといったところでしょうか。
ミラクルオープンドアに惚れた!といってタントを選ぶ人も多いそうですよ。
とは言え、車選びで重要視することは人それぞれです。
価格なのか、燃費なのか、それとも車の顔の好みなのか・・・。
迷っているなら実際に試乗して比べてみるといいでしょう。
ただ試乗してもよくわからないと思うので、このサイトの情報を元にどこに着目して試乗するのかを事前に決めておくといいでしょう。
例えば、タントの発進時や坂道のモッサリ感やカーブでの安定感、スペーシアの固めの乗り心地、実燃費をチェックするなど。
また、この2台を競合させて値引き交渉をするのもとても効果的です。
値引き額の大きい方、または総額が安い方に決めるのもいいでしょう。
値引き交渉はこちらにまとめてあるので少しでもお得に購入して下さい。
スライドドア付き軽自動車は、タントとスペーシアの他にもNBOXとデイズルークスがあります。
他の車種とも比較したいのであればスライドドア軽自動車ランキングを参考にして下さい。