今「燃費性能課税(燃費課税)」というのが検討されているようです。
消費税が5%~8%になり、さらに10%そして、軽自動車税の増税が決まっているなか、まだ税金とるの?と悪意さえ感じる政策ですが、ちょっと気になったので詳しく調べてみました。
自動車取得税の廃止の代替え案か?
2015年に消費税が10%になるとされているが、それに伴い自動車取得税の廃止がされる。
自動車取得税というのは、自動車を購入するときに新車で3%(2013年までは5%)かかっているものです。
(中古車の場合は経過年数によって税率が変動します。)
自動車取得税の廃止が決まった早々に燃費課税というものが出てきたことで、なにか政府の腹黒さを感じるという意見もあるほどです。
燃費課税ってどんな税金なの?
では、燃費課税と言うのはどんなものなのか?
燃費課税とは、「燃費が悪い車は環境に良くないから税金いっぱい取るよ!」
と言うもののようです。
税率は3~0%のようですが、燃費がいくつのものにいくらの税金がかかるかはまだ決まっていないようです。
燃費がいいほど税率が下がるということは、エコカーの普及が狙いとされているようです。
軽自動車にも燃費課税が採用されるのか?
軽自動車にも採用されるのかはまだ未定ですが、今検討中とのことです。(2014年9月現在)
最近の軽自動車は燃費性能がグーンと上がっているので、新車で買うならそこまで気にする必要もないと思いますが・・・。
軽自動車は2015年4月以降に軽自動車税の増税が決まっています。
消費税が10%になり、燃費課税も新たに増えてどんどん税金が高くなっている気がしますね。(取得税はなくなりますが)
世間の意見はどうなの?
燃費課税の検討が始まって賛否両論が出ています。
というか、あきらめている人と明らかに怒っている人にわかれている感じです。
反感の声
- ガソリン税とっているのにさらに上乗せか!?
- ガソリン税上げたほうが効率いいんじゃない。
- 増税ばかりで自動車買い控えが起きるんじゃないの?
- スポーツカーに乗るなと・・・?
- カタログ燃費で決めるなんて詐欺だね!
- 燃費が悪いからガソリン税たくさん払ってるんじゃー!
- 高速道路料金下げて車使用頻度上げといて今更エコだと!?馬鹿なの?
- 外車業界から大クレームがきそう
諦めの声
- 政府の決めたことに文句を言っても仕方ない
- エコな車が増えるのはいいことかな?増税は嫌だけど。
- 取得税がなくなった代わりと思えば安くなるんじゃない?
ま、正論なんじゃないかな。
結局変わらないんじゃない?
増税となると多くの人は反感を持つものです。「燃費課税」というネーミングもなんか強引な感じもしますしね。
でも、消費税が8%から10%に上がり、自動車取得税がなくなるということは1%安くなるということですよね。
それに、0~3%の燃費課税だから、最近の燃費がいい車を買うならそこまで変わらないんじゃないかな。と思っています。
軽自動車で言えば、最近は25.0km/lを超えているものがほとんどですし。まぁ、ジムニーとかを買うなら話は別ですが。
影響をうけるのは、普通車でさらに大型の車かな。
SUVやミニバン、スポーツカーは燃費が良くなっていると行ってもそこまで良くないですから。
排気量での税率も考えないと結構反感買うような気がしています。
燃費課税よりも、2015年4月からの軽自動車税のほうが影響が大きそうに思います。