「ekスペースを買ったけど燃費が悪い...」という口コミは本当なのでしょうか?
燃費が悪いと、ガソリン代が高くなって生活が苦しくなるかもしれません。
せっかく維持費が安いekスペースを買ったのに、燃費が悪いなんてことはイヤですよね。
ekスペースには4つのグレードがあり、それぞれの燃費に開きがあります。
また、カタログ燃費と実燃費にも大きな開きがあります。
購入した後に「おいおい!実燃費はカタログ燃費の半分しかねぇよ!」となっても返品できません。
だからこそ、購入する前に実際の燃費を知っておきましょう。
また、燃費を良くするテクニックを身につけることで、ガソリン代を節約することができます。
この記事では、ekスペースの実際の燃費や燃費を良くするテクニックについて詳しくお話ししていきます。
目次
みんカラやe燃費での実燃費はどれくらい?
ekスペースの実燃費を「みんカラ」と「e燃費」で調べてみました。
ユーザーによる平均燃費は以下の通りとなっています。
みんカラ:18.62km/l
e燃費:15.30km/l
ekスペースは、2014年の発売からマイナーチェンジを重ねて、燃費が徐々に良くなりました。
しかし、カタログ燃費が22.0km/lなのに、実燃費は15.30km/l〜18.62km/lです。
これでは口コミで「燃費が悪い!」と不満が出てもおかしくありません。
ただ、使われいている燃料計測方法が「JC08モード」ですので、この数値は妥当でしょう。
ちなみに、多くの車種でカタログ燃費より実燃費が2〜3割ほど低くとなる言われています。
グレードごとの燃費一覧
ekスペースのグレードごとに燃費をまとめてみました。
グレード | 駆動 | カタログ燃費 |
Meアシスト | 2WD | 22.0km/l |
4WD | 21.8km/l | |
Gセーフティーパッケージ | 2WD | 22.0km/l |
4WD | 20.6km/l | |
Tセーフティーパッケージ(ターボ車) | 2WD | 22.2km/l |
4WD | 20.4km/l | |
Gセーフティープラスエディション | 2WD | 22.0km/l |
4WD | 20.6km/l |
駆動が4WDの場合、実燃費は14.3km/l〜15.3km/lになるユーザーが多いです。
こうして見ると、実燃費がカタログ燃費よりも2~3割ほど下回るのは妥当だと分かります。
ただし、カタログ燃費よりも大幅に下回る場合は故障やトラブルが考えられます。
その際はディーラーに見てもらうのが良いでしょう。
N-BOXなどライバル車との比較
N-BOXやスペーシアといったライバル車との燃費比較をしてみました。
車種 | カタログ燃費 | 実燃費 |
ekスペース | 22.0km/l | 15.30km/l |
N-BOX | 27.0km/l | 15.45km/l |
スペーシア | 30.0km/l | 18.41km/l |
ライバル車と比べると、N-BOXやスペーシアの方が実燃費は良いです。
しかし、3台中でekスペースはカタログ燃費と実燃費の差が最も少ない車でした。
実燃費は条件や運転の仕方によって変わりますので、あくまで参考程度にご覧ください。
ekスペースのエコシステム
ekスペースには
- アシストバッテリー
- オートストップ&ゴー
- エコドライブアシスト
といったエコシステムが搭載されています。
ただ、グレードによって機能が搭載されていない場合もあるので注意が必要です。
購入後に「え!この車は〇〇の機能が搭載されてないの!?」とならなりかねません。
必ず購入する前に確認しておきましょう。
アシストバッテリー
引用:ekスペース公式サイト
「アシストバッテリー」は、減速時のエネルギーを利用して電力をバッテリーにチャージする機能です。
そして、チャージした電力を利用して発進時に使用する他、ナビなどの電装品にも電力が供給されます。
メインバッテリーを発電させるためのエンジン負荷が減るので、燃費の向上が期待できます。
アシストバッテリーの機能は
- Meアシスト
- Gセーフティーパッケージ
の2つのモデルに標準装備されています。
オートストップ&ゴー
引用:ekスペース公式サイト
「オートストップ&ゴー」は、減速時から停車時までアイドリングストップをする機能です。
走行中にブレーキを踏んで減速すると、時速13km以下から停車時にかけてエンジンがストップします。
そして、ブレーキペダルを離すとエンジンが再びスタートするという仕組みです。
この機能は全てのグレードに搭載されています。
エコドライブアシスト
引用:ekスペース公式サイト
走行状態によってメーターに4枚の葉が表示され、燃費の良い走りを確認できます。
葉のゲージが右側に表示されるほどエコ運転ができていることを表しています。
ゲージが左側に表示されている場合は、アクセル操作を緩やかにしてみましょう。
こちらの機能も、オートストップ&ゴーと同じく全てのグレードに標準装備されています。
ekスペースの燃費を向上させるドライブテクニック
ekスペースを既に購入した方で、「もう少し燃費を向上させたい!」という方もいるでしょう。
燃費を向上させたいのなら、以下の3つのテクニックを意識してください。
- 車を軽くするために無駄な荷物を積まない
- 急ブレーキや急アクセルを避ける
- エコドライブアシストのゲージに気を付ける
急のつくペダル操作を避けて、エコドライブアシストのゲージに気を付けるのが大切です。
まとめ
- ekスペースの実燃費は15.30km/l〜18.62km/l
- 燃費を向上するためには「急」のつく操作を避ける
ekスペースの実燃費は15.30km/l〜18.62km/lですが、道路状況や季節によって変わります。
もし、この数値よりも低い場合は、運転の仕方に注意しましょう。
急ブレーキや急アクセルなど「急」のつくペダル操作を避けて、エコ運転を心がければ燃費は向上します。
エコドライブアシストのゲージを気にしながら走ると、ガソリン代の節約にもつながります。