N-BOXのサイズはどのくらい？室内の広さがマジヤバい！

たくさん荷物が乗るクルマと言えば・・・N-BOXって聞くけど。

実際のところ、N-BOXのサイズってどんな感じなんだろう？

どのくらいの荷物が載るのかな？

さすがに大人用の自転車は無理だよね？などと、思っていませんか？

実は、シートアレンジ次第で自転車も載るんです。

今回は、そんなN-BOXの大きさを具体的に知りたい！

という方のために、サイズ感について詳しく調べてみました。

あわせてライバル車のサイズも紹介しているので、ぜひ比較検討してくださいね。

N-BOXの車体寸法

N-BOXの現行モデルは2代目で、2017年9月1日にフルモデルチェンジを果たした進化版。

全長と全幅は、軽自動車の規格枠を目一杯使ったサイズになっています。

参照元：N-BOX公式サイト

ちなみに、N-BOXとN-BOXカスタムともにサイズは同じです。

N-BOXが売れている理由は室内サイズにあり？

車体の全長と全幅は初代と同じですが、室内がさらに大きく広々空間へ変身！

なぜそんなに大きくできたのか？不思議に感じる方もいるかもしれません。

その秘密は・・・2代目が新開発されたエンジンを搭載しているからなんです。

エンジンの格納場所を変えることで、室内空間を広げることに成功したんですね。

さすが！ホンダの企業努力を感じずにはいられません。

参照元：N-BOX公式サイト

全長を変えずに、室内長6センチアップ！

これだけ広いと、後部座席に大人が楽々座れます。

参照元：N-BOX公式サイト

どうですか？軽自動車の写真じゃないみたいですよね。

2.0Lミニバンにひけをとらない前後シートの間隔です。

十分にくつろげそうな「長さ」を確認したところで、次に気になるのが「高さ」。

みなさん、意外と高さに困るシーンってありませんか？

例えば、子どもの送迎。

特に、スポーツ系の習い事の場合、ユニフォームを着替えるスペースに困るんですよね。

しかし！N-BOXなら心配無用、余裕の室内高140cmを誇ります。

小学生から小柄なら中学年くらいまでなら、立ったままで着替えられそうです。

参照元：N-BOX公式サイト

27インチの自転車も積める？

大人が乗れる一般的な自転車のサイズが27インチ、いわゆるママチャリです。

「駐車場から目的地まで遠いから自転車を使いたい」「サイクリングが趣味！」

なんて方が車に求めるものは、自転車を積載できるか否か？ですよね。

実は、私にも自転車に関する苦い思い出があります。

子どもと大きな公園に遊びに行くときに「自転車載せてほしい！」とせがまれたものの・・・

悲しいかな、わが家のクルマには積めませんでした。

しかし！N-BOXなら大丈夫。27インチ自転車が載るんです！

参照元：N-BOX公式サイト

「でも・・・重たい自転車を持ち上げる自信がないよ」なんて心配は不要。

なぜなら、N-BOXはリア開口部が地上から47センチと低床化しているんです。

つまり、女性の腕力でも簡単に自転車が積めます。

参照元：N-BOX公式サイト

「長さクリア、高さクリア、自転車も積める。よし、N-BOXに決めた！」

と言いたいところですが・・・

その前に、ライバル車であるダイハツ・タントのスペックもチェックしておきましょう。

注目してほしいのは、なんと言っても荷室から床面までの地上高です。

N-BOXの47センチに比べて、タントは59.5センチと10センチ以上高いんです。

「10センチくらいどうってことないっしょ！」なんて考えは甘いです。

重いものを持ち上げるときの10センチはバカにできません。

自転車はもちろん、日頃の買い物でも重いものってたくさんありますよね？

特にケース買いするミネラルウォーターや、お米、ドッグフードなどなど。

重いものを運ぶことの多いアウトドアも、週末のまとめ買いもN-BOX一台あればOK！

ところで、なぜN-BOXがそこまで荷室床面地上高を低くできたのでしょうか？

それは、後席下に燃料タンクをおかない独自設計をしているためです。

ホンダが、いかにユーザーの声を第一にしているのかが伝わってきますね。

室内を最大限に活用！３つのシートアレンジ

N-BOXには、まだまだ嬉しい工夫が隠されています。

なんと、後部シートを3パターンにアレンジできるんです！

早速みていきましょう。

1.　ベンチシート仕様

参照元：N-BOX公式サイト

ベンチーシートの場合、後部座席のスライド幅が19センチあります。

したがって、左右どちらかのシートを前へスライドすれば、荷室スペースを広げられます。

しかも、リアゲート側からスライド操作できるので非常に便利。

これで、大きな荷物もへっちゃらですね。

また、リアシートをダイブダウン（前に倒して足元に収納）する使い方も。

これで、後部座席だった場所に、大人の自転車を積める空間が生まれます。

参照元：N-BOX公式サイト

さらに、リアシートのチップアップ（座面を跳ね上げ）も可能。

床が大きく広がって、A型ベビーカーを折りたたまずに載せられます。

つまり、後のドアを開けてすぐ、乗れる状態のベビーカーを取り出せるということ。

ママやパパが助かるのはもちろん、子どもを待たせなくてもいいので安心です。

参照元：N-BOX公式サイト

2.　スーパースライドシート仕様

続いては、注目度ナンバーワンのスーパースライドシート。

N-BOXの限られた室内空間を、最大限に広くするシートアレンジです。

参照元：N-BOX公式サイト

どこが「スーパースライド」なのか？ズバリ、助手席です。

助手席のスライド幅が・・・驚きの57センチ！

これは、子どものいる家庭で重宝すること間違いなしの仕様です。

みなさん、子どもを後部座席のチャイルドシートに乗せるときって、どうしていますか？

運転席に戻るために、一旦車の外に出ますよね？

ところが！N-BOXの場合、最前までスーパースライドしておけば、そのまま運転席に移動可能。

もちろん、雨の日や、泣き止まない赤ちゃん、車酔いした子どもが心配なときも助かります。

ちょっと路肩に停めて、外に出ることなくすぐに対処できるなんて、ありがたいですね。

スーパースライドシートは、助手席の前後にあるレバーで簡単操作できます。

したがって、運転席や後部座席から、どこに座っていてもアレンジ可能です。

3.　スロープ仕様

最後は「4人乗車モード」から「車いす乗車モード」へすばやく変身するスロープ仕様。

参照元：N-BOX公式サイト

リア部分に収納してあるスロープを路面に出すことで、車いすをスムーズに移動できます。

後部座席をダイブダウンするれば、車いすの方もゆったり乗ることができて安心。

骨折やケガで余儀なく車いす生活になったり、介護を抱える家庭には頼もしい機能です。

個人的には、電動自転車を載せられるという点が魅力的に映りました。

電動自転車って、バッテリーがある分かなり重いんですよね。

私なんて、前輪を持ち上げるだけでもフラつくことがあります。

腕力に自信のない方には、スロープがあると助かること間違いなしです。

ただし、スロープ仕様にアレンジした場合、車内の長さは2,060mmになります。

他の仕様に比べると、18センチ短くなるため注意してくださいね。

ライバル車とサイズ比較

気になるライバル車とのサイズの違いをチェックしてみましょう。

（単位：mm）

どのメーカーも、軽自動車の規格ギリギリまで大きくしようと努力しています。

その証拠に、見事にどの車も全長・全幅は同じです。

スロープ仕様時を除いては、N-BOXが室内長＆室内幅ではナンバーワンの広さを誇ります。

広いくせにシートアレンジが多彩とくれば、N-BOX人気も納得ですね。

なるほど、2年連続して国内販売台数ナンバーワンに輝くわけです。

まとめ

軽自動車最大級の室内サイズを誇るN-BOX、多彩なシートアレンジが特徴的です。

1. 工夫次第で大人用の自転車を積めるベンチシート仕様
2. 車内移動を可能にするスーパースライドシート仕様
3. 車いすを安全に載せることができるスロープ仕様

ライフスタイルはもちろん、ドライバーや同乗者によってもサイズ感が異なる車。

車との相性や細かな感覚は、やっぱり試乗して確認するのが一番です。

ホンダには軽自動車に特化したショールームもあるので、ぜひ一度足を運んでみましょう。