日産デイズのカタログ燃費は26.0km/l 22.0km/l(JC08)ですが実際はどうなんでしょうか?
各メーカーが発表している燃費はカタログ燃費と呼ばれ、実際に車を走らせた時の燃費とは少し違ってきます。
そのため車を購入する時には実際の燃費、実燃費が重要となってきます。
※三菱の燃費不正があり、デイズルークスも不正車の一つ。販売停止になっていましたが、販売が再開されました。燃費は訂正され-4km/lの22.0km/lです。
デイズルークスのグレードごとの実燃費
デイズルークスには、いくつかのグレードがありますが、だいたい同じような燃費です。
各グレードのカタログ燃費(JC08)と実燃費は以下の通り↓
グレード | 駆動 | カタログ燃費 | |
---|---|---|---|
S | 2WD | 22.0km/l | 15.4km/l |
4WD | 21.8km/l | 15.3km/l | |
X/ハイウェイスターX | 2WD | 22.0km/l | 15.4km/l |
4WD | 20.6km/l | 14.4km/l | |
ハイウェイスターXターボ/Gターボ | 2WD | 22.2km/l | 15.5km/l |
4WD | 20.4km/l | 14.3km/l |
デイズルークスの実燃費平均は約15km/lです。
ボレロやデイズというグレードもありますが、燃費が記載されておらず、またデータも少ないのでわかりませんでした。
渋滞時の燃費は?
都市部などでは一般道が渋滞することも決して珍しくありません。
渋滞中は特に燃費が悪くなってしまうものですが、デイズルークスの場合はリッター約11.0キロほどとなっています。
カタログ燃費の半分以下となってしまうわけですが、渋滞ということを考えるとこれはある程度仕方のないことだとも言えます。
街乗りをよくするという方の場合、なんらかの対策をすることがポイントになりそうです。
流れがいい時、高速道路走行時は?
渋滞のない一般道を走る場合の実燃費はリッター約18.0キロ、高速道路走行時の実燃費もリッター約18.0キロほどとなっています。
どちらの場合でもやはりカタログ燃費よりは劣ってしまうという結果になっています。
カタログ燃費と同じ、もしくはそれ以上の燃費の良さを発揮する車というのはまずありませんので、これは当たり前のことと言えます。
あとはカタログ燃費との差をどう考えるかがポイントになるでしょう。
個人的にはこのくらいの実燃費であれば決して悪くはないと思います。
走り方によってさらに燃費を良くすることも可能ですので、どう運転をするのかが重要になってくるでしょう。
ライバル車と比べると見劣りする
ライバル車と比べると比べるとちょっと見劣りします。
スライドドア比較ランキングで実燃費の比較もしていますが、同タイプの車種のなかで一番燃費がいいのがスズキ・スペーシアです。
スペーシアはカタログ燃費が32.0km/l、実燃費が18.5km/lです。
デイズルークスと比べるとかなり差がありますよね。
燃費で選ぶなら今のところスズキ車が一歩リードしています。
価格はほぼ同じなので、他の車種も乗り比べてみて見るのをおすすめします。
ライバル車との燃費比較↓
車種名 | カタログ燃費(JC08) |
---|---|
デイズルークス | 20.2~22.0km/l |
スペーシア | 25.6~32.0km/l |
タント | 26.0~28.0km/l |
N-BOX | 21.4~25.6km/l |
ウェイク | 23.2~25.4km/l |
こうして比べてみると、やはり見劣りしますね。
燃費防いでの信用問題もあるし、燃費も悪いとなると、今後はかなり苦戦しそうです。
三菱の燃費試験不正行為
2016年4月20日。三菱の燃費試験に不正行為があったと報道されました。
デイズルークスは三菱ekスペースと共同開発した車です。
つまりOEM。同じ車ってことです。
正確な燃費はでていませんが、実際に購入したかたの口コミを見ていると
「燃費が悪い」という声がチラホラ聞こえていました。
そういう苦情が多くて日産側から三菱に調査依頼したのかもしれませんね。
この不正行為を受けて、デイズルークスは生産販売中止になるようです。
人気車種だっただけに残念です。
デイズルークスの詳細
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[exclamation2 color="orange"]口コミ|値引き相場|実燃費[/exclamation2]
デイズルークスにはアイドリングストップとバッテリーアシストシステムが搭載されています。
また、エコドライブインジケーターがあり、アクセル操作を判定してエコ運転を測定してくれます。
平均燃費などもデジタルで表示されているので、エコ運転を心がけることができます。