軽自動車といえばどこのメーカーを思い浮かべますか?
スズキ?それともダイハツ?
今、この2つのメーカーが壮絶な軽自動車シェアトップ争いをしています。
2014年9月までの販売台数を見てみると、スズキが32.7%、ダイハツが30.4%とかなり僅差です。
2014年はタントが首位独走しているが・・・
2014年はタントが軽自動車販売台数で常にトップにいるほど売れています。
2014年4月から9月の販売台数を見てみましょう。
ランキングを見ると、タントがぶっちぎりで売れています。
しかし、ダイハツのその他の車が不調気味で、タントの次が7位のミラ、次いで8位のムーヴとなっています。
スズキは、めちゃくちゃ売れている!という車はないですが、人気の車が幾つもあるという感じですね。
ワゴンRは3位、ハスラーは6位。その他にもアルトやスペーシアがトップ10入りしています。
両メーカーの戦略は?
スズキはハスラーが大ヒット。
「遊べる軽」というコンセプトで今までの軽自動車にないSUVタイプでデザインもユニークで人気です。
また、8月にはワゴンRにS-エネチャージを搭載して売り上げを伸ばしています。
新型ワゴンRに試乗に行ってみましたが、本当に静かでしかも燃費が32.4km/lとかなり向上していて魅力的な車でした。
→新型ワゴンR S-エネチャージ試乗レポートはこちら
一方ダイハツは、2013年にタントのマイナーチェンジをしてから販売台数を伸ばしています。
ランキングの前年比を見てみると、180%も販売台数を伸ばしているのがわかります。
ムーヴは2013年に軽自動車初の自動ブレーキシステムで注目を集めましたが、2014年は伸び悩んでいます。
しかし、ダイハツには今後の戦略があるんです。
それは、11月中旬に発売開始されるウェイクです。
軽自動車No1の室内空間ということで、以前から注目を集めています。
このウェイクがどこまで売上を伸ばしてくれるのかによって2014年の後半戦に影響をあたえるでしょう。
値引き合戦が行われるかも!?
ダイハツもスズキもお互いに負けまいとかなり気合が入っているようです。
絶対にシェアNO1を取る!!!!という気持ちで挑んでいると思います。
そうなると、何が何でも売りたい。ライバルメーカーに流れるのを阻止したい!
という気持ちが出てくるでしょう。
そうなると、値引き合戦が行われる可能性が高くなってきます。
2015年4月からは軽自動車税増税もあるので、軽自動車を買い換えようと検討しているなら今年がチャンスかもしれませんね!