ムーヴキャンバスが欲しいんだけど、値引き交渉って心身疲労しますよね。
そんな不安や心配はつきもの。
私も値引き交渉できなくて、言われるままに契約してしまったんです。
10万円以上は値引きできたかもしれないのに、後悔してももう遅い!
値引き交渉しないと、20万円もの差がつくこともありますよ。
今回は商談で失敗しない、女性にもできる交渉術をお伝えします。
見積もりで見るべきポイントも、確認していきましょう!
目次
限界値引額は?値引き相場を調査
ムーヴキャンバスの値引き相場を見てみましょう。
車両本体 13~15万円
オプション 20%
限界値引き額(車両+オプション込み)20万円~25万円
まずは欲しいグレード、カラー、オプションを全て選びます。
見積もり総額は、公式サイトでシミュレーションしてみましょう。
実際にシミュレーションしてみました。
ナビやドラレコ、ETCや良さそうなオプションを選べば200万円近くになってしまいました。
予算オーバーだからといって、値引き相場よりかけ離れた金額を言っても無理があります。
かといって購入内容も決まってないのに、値引き額だけ聞いても意味ないですよね。
おおよそでいいので、予算と車の内容は決めておくようにしましょう。
そんな時は、中古車か新古車を狙います。
中古車って値引きできる?
中古車は、交渉次第で値引き可能!
軽自動車の場合、中古車の値引き相場は3%程度と言われています。
中古車はもともと車両価格が安く、値引きしてもらえないこともあるので交渉は大事です。
新車と中古車では、値引き交渉の方法が少し違います。
中古車は年式や走行距離など状態が違い、世にまたとない1台。
そして中古車販売店では、即決を狙っています。
などと言われるでしょう。
当日即決を考えていることを伝えます。
といった具合に、値引きを引き出すのです。
新古車って何?
新古車とは、未使用の中古車のこと。
新車同様にキレイなので、試乗車や展示車両なども手に入るか聞いてみましょう。
展示車や試乗車、営業マンがノルマ達成のために購入した車で、ほぼ新品に近いのです。
走行距離も3,000km以下なので長く乗ることができます。
ただし、グレードやカラーは選べません。
人気車種だと在庫がなくなりやすいですが、10~15万円程安くなる可能性があり見逃せませんよ。
商談前の準備で気をつけるべきこと
下取り車の価格を調べておく
↓
車を購入する時期を決める
下取り車があるなら、査定しておこう
まず最初に下取り車があれば、中古車買取店で査定してもらいましょう。
ディーラーで査定すると、安く見積もられてしまうので注意!
中古車買取店では、査定時の状態で価格を提示してくれます。
ディーラーの場合、例えば2か月先の納車を想定し、車検期間などを考慮するので安くなるんです。
実際に私も、買取店の方に30万円も高く提示してもらいました。
愛車の下取り査定額を知って、交渉に使いましょう。
ネットの一括査定が簡単でいいですよ。
鬼のように電話が来ますが、愛車をできるだけ高く買い取ってもらうためです。
ディーラーに下取りしてもらう場合のメリットもあります。
値引きが限界にきた時、「あと2万円!」などの上乗せは下取り車があれば可能な場合もあるんです。
買取店との差額があまり大きくない場合は、下取りに出すのも有効です。
値引に適した時期を選ぼう
次に、値引き交渉を始める日程を決めていきましょう。
値引き交渉には、安く車を購入するのに適した時期があります。
3月の決算期、9月の中間決算期までに新車登録するのです。
営業マンのノルマが増えるので、決算期はセールや特典などがあります。
オプションが安くなっていたり、在庫処分の商品などを狙いましょう。
また6月のボーナス月~8月、12月のボーナス商戦頃は、キャンペーンやイベントが行われます。
新車の車両登録に合わせ、1~2か月前から商談を始めるといいですね。
そんな時は、月末の末日あたりを狙います。
月の新車登録に間に合わせるため、遅くても月の半ばくらいには商談を始めましょう。
営業マンが月のノルマを達成するために、思いがけない値引きがあるかもしれません。
値引きレポート!失敗談と成功談
値引き交渉で、成功した例と失敗した方の体験談をご紹介します。
成功談
-
- 「あなただから買う」と営業マンにアピール
- グレードとオプションの総額から予算案を提示し、減らしたり値引きしてもらった
- 契約後に相場や口コミは見ない
- 営業マンと良好な関係が築けた
- ライバル車の見積もり額は伝えないようにした
失敗談
- 「○○万円値引きして欲しい」「〇〇万円なら買います」と言った
- ライバル車をちらつかせた
- 予算を先に言ってしまい、グレードも下げられオプションも少なく提示された
- 相場など下調べせずに、営業マンの言う通りに契約してしまった
- 引き際を間違え、断られてしまった
- 欲しい車種を言ってしまい、初回から値引き交渉し足元をみられた
- 即決してしまい、後から後悔した
- 値引きにこだわりすぎて、最終的に断られディーラーとの関係も悪くなった
失敗談から学ぶ商談の方法とは?
値引き交渉に成功した方は、営業マンとの信頼関係を築けているようです。
失敗した方は値引きにこだわりすぎて、営業マンとの信頼を失っています。
点検や保証など長いお付き合いになるので、信頼できるディーラーを見つけましょう。
知り合いや友人から、ディーラーを紹介してもらうといいですよ。
もともと付き合いのある方からの紹介なら、友好関係を築きやすいですよね。
強気な態度や、嘘をつくと相手はプロなので嫌がられます。
車が欲しいので、予算とすり合わせたいんだと謙虚な気持ちを伝えましょう。
あなたのために何とかしてあげたいと営業マンに思われることが大事です。
実際に値引き交渉してみよう
営業マンと値引き交渉するタイミングは、車を買ってくれる時です。
「あ、このお客さんは本気でムーブキャンバスを買うつもりなんだ!」
と思わせるのがポイントなんです。
冷やかし客と思われたら相手にされません。
値引き情報も表面的なことしか言わないので参考にならないのです。
グレードやカラー、オプションが大体決まって
「後は予算だけ!」
とならないと大幅値引きは引き出せません。
「本当にムーブキャンバスがほしいけど、予算が合わないから協力して欲しい。」
と営業マンを見方に付けるようにするのがポイントです。
ムーヴキャンバス同士を競合させる
ムーヴキャンバス同士の競合は、値引きには最も効果的。
同車種を競合させるには、資本が違う別系列の会社でなければいけません。
情報がディーラー同士で、共有されているからです。
しかしダイハツディーラーは、一部の地域を除き各都道府県で経営資本は同じです。
「○○ダイハツ」の○○が違う、隣の県と競合することになります。
競合できればベストですが、長い付き合いを考えると近場のディーラーがいいですよね。
ダイハツの公式サイトから、店舗検索できるので自宅近くのディーラーを探してみましょう。
同士競合以外なら、ライバル車との競合も効果があります。
ライバル車と競合させよう
出典:公式サイト
ライバル車とは
- ホンダN-BOX
- スズキスペーシア
- スズキラパン
のような同タイプ車種だと交渉しやすいです。
とりあえず見積もりだけもらい、ダイハツでちらつかせるような交渉はNG。
「買う気がない」と思われ、商談を断られてしまうこともあります。
本当に他の車と迷っている時に、有効な技です。
ライバル車の見積もりをもらい、ムーヴキャンバスと比較しながら交渉しましょう。
ここでは、ライバル車との競合の仕方をお伝えしていきます。
初回訪問:値引き前の見積もり書をもらう
-
- ライバル車のディーラーを訪問
- 【本命】ダイハツのディーラーを訪問
最初にライバル車のディーラーへ訪問します。
次に本命ダイハツディーラーを訪問します。
初回訪問では、試乗したり、オプションを決めましょう。
営業マンがどんな人か相性も見れるといいですね。
迷いを伝え、値引き交渉前の見積もり書をもらいます。
その時相手が良い人だからといって、予算や本命の車種名をはっきり言ってはダメです。
失敗談のように、足元を見られますよ。
下取り車があれば、査定してもらってOK。
連絡先だけは、ちゃんと教えておきましょう。
値引き目標額を決める
ムーヴキャンバスの見積もり書を見てみましょう。
値引き相場と予算をすり合わせ、目標値引額を決めます。
もう一度グレードやオプション内容を、見直しましょう。
迷っているオプションなどありませんか?
オプションには、メーカーオプションとディーラーオプションがあります。
値引額が大きいのは、ディーラーオプション。
グレードをアップするより、オプションを多く付けた方が値引き総額は上がります。
車両本体からの値引きには限界があるからです。
ただしオプションが30~40万円位になると、ほとんど値引額は変わらなくなります。
予算を多少オーバーしても付けたいのか、不要なオプションなど再確認しておきましょう。
2回目の訪問:具体的な数字を出していく
値引き交渉を始めます。
ここでも先に訪問するのは、スズキやホンダなどライバル車ディーラー。
値引き交渉では 具体的な数字を出し、予算とすり合わせていきます。 ライバル車のディーラーで、値引きを引き出せたらいよいよダイハツに向かいます。 ライバル車の値引き額を引き合いに出しましょう。 すでに他社で値引き交渉しているので、落ち着いて商談ができますね。 ムーヴキャンバスも△△万円なんとかお願いできませんか? それならうちは、△△万円値引しますよ 下取り車があれば、最後に交渉します。 目標額に届かない分を、下取り車に上乗せしてもらいましょう。 ある程度予算を決めていたなら、値引きの折り合いはつけやすいはず。 「もっと値引かせよう」なんて欲を出してはいけません。 人それぞれ違うので、引き際を間違えないようにしましょうね。 値引きしてくれたら「今日買います!」と、購入の意思をみせるのも1つの手。 でも一晩経ったら、「やっぱりあれが良かった」なんて後悔することがあります。 一旦持ち帰って、内容を確認してみましょう。 見積もり書で確認するのは次の5箇所。 値引額と支払総額を、予算と照らし合わせます。 いらない項目や不要なオプション、間違いはありませんか? それなら、次の訪問で契約前に最後の一押しをします。 もう一度内容を見直して、次の訪問でもう一押ししてしていきます。 予算にどうしても届かない時に、魔法の言葉を使いましょう。 この値段なら絶対に買います! 限界値引きを引き出すタイミングは、車を買う直前です。 しかし営業マンに「これ以上値引きできません」と言われたら、そこが限界。 それ以上しつこく値引きを迫っても、断られるだけです。 代わりにサービスをお願いしてみましょう。 契約直前に、オプションをお願いしてみます。 と聞いてみましょう。 「契約してくれるなら」と言ってくれる可能性がありますよ。 現金一括より、ディーラーローンを組んだ方が値引きしてもらいやすいです。 ディーラーに手数料(利益)が発生するからなんです。 手続きはラクに済みますが、値引きと金利の比較が必要になりますね。 自動車保険やJAF会員に加入なども効果ありです。 諸費用カットは、最終手段と考えて下さい。 諸費用は、店舗納車にすると費用がカットできます。 最近はほぼ店舗納車が多いので、最初から見積もりに含まれていない場合もあります。 「車庫証明取得代行費用」も自分で行えば、手数料がかかりません。 ただし申請と交付のため、平日2回も警察署へいくことになります。 自分で申請できない場合もあるので、相談してから決めましょう。 ここまでの内容をまとめます。 どれだけ多く値引きを引き出せるかではなく、予算にいくら近づけるか考えた方が良いです。 欲を出さず本当に欲しい車だと営業マンに伝われば、値引きも頑張ってくれるはず。 ムーヴキャンバスめちゃくちゃ可愛いですよね。 値引き交渉に挑戦し、後悔のない買い方ができるといいですね。
できればムーヴキャンバスがいいのですが、予算オーバーしているので値引きしてもらえませんか?見積もり書で見るべきポイント
3回目の訪問:契約
契約前に最後の一押し
ディーラーローンを組む
諸費用をカット
まとめ