ダイハツウェイクって実際どうなの?
という方に、オーナーの生の声をまとめました。
ぴょん吉も実際に試乗してみて、良いところと悪いところを見つけてきました。
ウェイクを購入して乗っている人が、どこに満足していてどこに不満を感じているのかを見ていきましょう!
目次
ウェイクのスペック
車種名 | ウェイク |
---|---|
メーカー | ダイハツ |
価格(円) | 135万円~189.5万円 |
燃費(km/l) | 23.2~25.4 |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1835 |
室内 長さ×幅×高さ | 2215×1345×1455 |
最小小回り半径(m) | 4.4~4.7 |
定員(人) | 4 |
排気量(CC) | 658 |
最高出力(KW(PS)/r.p.m.) | 38(53)/6800~47(64)/6400 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 60[6.1]/5200~92[9.4]/3200 |
ウェイクの口コミ評価は?
ウェイクに実際に市場に行ってきました。また、口コミサイトで実際に購入した方の声を集めました。
口コミサイトってたくさんありすぎて見るのも時間がかかりますよね。
そこで、私が試乗してみた感想と口コミサイトで多かった意見をまとめました。
満足しているところ
- 室内が思っていた以上に広い!
- 背が高いから後部席に子どもを乗せるのが楽
- エンジン音やロードノイズがあまりしない。静か!
- ブサ可愛いデザイン
- 床下収納もあるのでたくさん荷物が詰める
不満なところ
- 燃費が悪い
- パワー不足
- 出足がもっさり
- カーブが不安定
- 車両価格が高い
- パドルシフトがない
様々な意見がありますが、やはりいちばんの特徴は室内高が一番高いこと。室内の広さは軽自動車No1です!
ただ、この高さが必要な人は少ないのではないでしょうか?
ダイハツでは同タイプのタントのほうが売れていて、タントの影に隠れている印象を受けます。
タントとウェイクを比較したら、広さはウェイクだけど、燃費や価格はタントに軍配が上がります。
タントやN-BOXより高いかね払ってウェイクを選ぶ!という理由がいまいちな気もします。
CMをガンガン流していた割に売上が上がらないので、ちょっと滑った感じはありますね。
2016年の上半期は軽自動車全体で12位の販売台数でした。
とはいえ、デザインや乗り心地が気に入ったなら購入して全然損はないと思います。
また、自転車に乗る人や大きな荷物を積むことを想定している人にはピッタリの車ですよ。
さて、それではもう少し詳しく見ていきましょう!
外観の評判は賛否両論
発売前には「ダサい」「かっこ悪い」という声が非常に多かった印象があります。
確かに、今見てもかっこいいとは思えませんw
ただ、実際に購入した人は徐々に愛着が持てるようになってきて
「このブサ可愛さが好き!」
という声がとっても多かったです。
室内は広くて内装はチープ?
室内は本当に広いです。
後部席に乗り込んでみると、「コレが軽自動車か!?」と本当にびっくりします。
頭上だけでなく、足元も余裕たっぷりです!
子どもを乗せたり、ママが後部席に移動するのにこの高さはいいですね。
ただ、ここまでの高さは必要か?と言われたら必要ないかもしれません。
そういう方は天井部分を工夫して、釣り道具を積んだりネットを張って小物を入れたりすると良いかもしれませんね!
内装はプラスチックが多用されていてチープな感じが否めません。
ただ、軽自動車ということを考えたらこのくらいが普通なのかな。
インパネ周りは、センターメーターを採用していて、スッキリしている印象です。
小物入れもたくさんあり、子どもがいる家族、アウトドアスポーツをする人にはうれしいですね!
実際の燃費はどのくらい?ウェイク燃費わるー!
ウェイクのカタログ燃費ですが、ノンターボ車で25.4km/l、ターボ車で23.8km/lです。
タントが26~28km/lなので、燃費にはあまり期待しないほうが良いでしょう。
それもそのず、やはり大きいから車重も重いんですよね。
グレードによってちょっと違いますが、車重は約1トンあります。
では実燃費はどうなのか?
実際に乗っている人の燃費レポートなどを見ると16~18km/lくらいになるようです。
ターボ車だと14~16km/lくらいです。
乗り方によっても変わってきますが、20キロには届かないようです。
ミニバンに比べたらかなり燃費はいいですが、軽自動車の中ではあまり良くはないでしょう。
ちなみに、N-BOXもあまり燃費が良くないです。
カタログ値でも25.6km/lなのでウェイクと同じくらいですね。
乗り心地はどうなの?長距離でもへっちゃら?
乗り心地はなかなかいいですよ。
重心が低く、サスはちょっと固めです。
一昔前の軽自動車に比べると、格段に乗り心地が良くなっていて長距離でも疲れないです。
それに、車高が高くフロントガラスが広いので視界がめちゃくちゃいいのもポイントですね。
「アルファードに比べて乗り心地が悪い」という口コミがありましたが、当たり前ですね・・。
アルファードはふわふわした乗り心地ですが、ウェイクは適度な硬さがあり、アルファードより乗り心地は良い!と感じる人もいるかもしれません・・・・。シートが全然違うのでいないかなw
シートはやはり軽自動車ということもあり、薄いですね。
長距離をぶっ続け運転していたらお尻が痛くなるかもしれません。
パワー不足は仕方がないのか・・
ひとつ気になるのが、パワー不足でしょう。
1トンもあるので、動き出しや加速はいまいちと感じるでしょう。
街乗りなら十分ですが、高速や坂道、4人乗車では不満を感じる人もいるとも居ます。
パワーがほしい方はターボを選んでください。燃費は悪くなりますが、パワーに関しては全くストレスを感じませんよ。
安全性は大丈夫?横転するんじゃない?
軽自動車を買うときに気になるのが安全性。
とくにウェイクは背が高いので横風での横転の心配が多くありました。
まず横転についてですが、開発段階でしっかりテストをしているはずなので普通に使っていて横転することはないでしょう。
重心を低く作ってあるので安定感を感じますよ。
ただ、横風の影響はうけます。
高速道路などで風が強いときは、不安定になるでしょう。
また、スピードを出して急ハンドルを切ったり、ものすごい突風が吹けば横転することはあるでしょう。
ただ、これはウェイクに限らず、ミニバンでも同じですし、タントやN-BOXでも横風の影響は受けるのであまり気にしなくてもいいでしょう。
フルフラットになるの?車中泊は快適か
ウェイクで車中泊をしよう!と考えている人も多いでしょう。
車中泊をする上で、フルフラットになるかはとっても大事なポイントです。
ウェイクのシートアレンジでこのような形にはできます。
これがフルフラットといえるかは置いといて・・・。
ちょっと凸凹があるので、本格的に車中泊をするなら専用のマットなどを購入すると良いでしょう。
長さも十分あるので大人の男性でも足を伸ばして寝ることができるはずですよ!
アウトドアスポーツをするのに便利
ウェイクはファミリーカーというよりもアウトドアスポーツに最適だと考えています。
ファミリーカーならタントやN-BOXでも十分なので、価格が高く燃費が悪いウェイクを選ぶ必要性がないですからね。
でも、室内が広く荷物がたくさん積める、高さがあって自転車も余裕で積める。ということもあり、アウトドアを好む方におすすめですよ!
それぞれに応じたアクセサリーが用意されているので簡単に紹介しますね。
キャンプ
キャンプには寝袋やバーベキュー道具などとにかく荷物が沢山必要です。
ラゲッジスペースを最大限に活用できるアクセサリーがあります。
ラゲージボードセットを使えば、荷物を整理して2段で積めるので便利でしょうね。
テーブルとしても活用できるのでキャンプにピッタリ!
ただ、価格が4万ほどするので、代用できるものがあるなら純正を購入する必要はないかな・・・。
釣り
釣りに行くときに便利なのが、ロットホルダーです。
釣り竿が天井スペースに収納できるので、邪魔になりません。
価格も1万円以下でできるので釣り用にウェイクを買うなら必須アイムですね!
スノボード、スキー
スキーやスノボー、またはサーフィンでもウェイクは大活躍です!
なぜなら、ラゲッジスペースが樹脂製で防水されるからです。
雪や水がついたままボードを積み込むことができます。
足元やシートの防水もしたいなら、シートエプロンやオールウェザーマットを購入するといいでしょう。
自転車も積める
実はウェイクは自転車乗りの方に一番オススメしたい軽自動車なんです。
なんとロードバイクがホイール付きでも積めるんです。
しかも2台!
また、自転車を固定するホルダーもありますよ。
恋人や夫婦でサイクリングを楽しむ方にはウェイクは最適かもしれませんね!
まとめ
はっきり言ってウェイクの売れ筋はあまり良くはないです。
しかし、軽自動車No1の室内の広さが売りなので、アウトドアをする人やとにかく広い軽自動車が欲しい方はぜひ検討してみてください。