最近の軽自動車って、昔と違ってどれも個性がありますよね。
シートひとつとっても様々なアレンジが利いて、室内サイズもバラバラ。
今回は、日産デイズルークスの車内環境について徹底調査しました。
気になるライバル車とのサイズ比較をはじめ、車中泊の快適性をアップするグッズも紹介。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
デイズルークスは車中泊可能?
はい、デイズルークスで車中泊できます!
早速、気になる室内サイズを確認していきましょう。
デイズルークスのサイズ
デイズルークスを「真上」と「真横」から見た場合のサイズです。
出典:日産公式サイト
サイズ感をつかむために必要な数値をまとめると・・・
- 室内幅:1,320㎜
- 室内長:2,235㎜
- 室内高:1,400㎜
特に注目してほしいのは、140センチを誇る室内高です。
車中泊といえば室内の長さや幅ばかりを心配する人が多いですが、実は高さも重要。
天井が低いと圧迫感があって、よく眠れないのが人間というもの。
天井の高いデイズルークスの広々空間は、まさに車中泊向きといえますね。
おすすめのシートアレンジは?
- 長い荷物用
出典:日産公式サイト
長い荷物が積載可能なシートアレンジとして、公式ホームページで紹介されています。
しかし、はっきり言ってこのアレンジはおすすめしません!
なぜなら、完全にシートを倒しきれないため、フラットにならず凸凹してしまうからです。
当然このままで横になることは難しく・・・
トライしたユーザーも口を揃えて「やめた方がいい」と言っています。
- リラックス用
出典:日産公式サイト
後部席を完全に倒さずに、約170センチのスペースを確保できるアレンジです。
小柄な方であれば、足を伸ばして横になるには十分なサイズ。
高身長の方は、前席を両方とも倒してから斜めに寝ればOKですね。
画像を見ただけでは倒し方が分からない!という方のために、シートの倒し方を紹介。
- 前席のヘッドレストを外す
- 前席を一番前にする
- 背もたれを倒す
以上、とっても簡単ですね。
ちょっとした休憩はもちろん、工夫を加えれば車中泊にもぴったりなシートアレンジです。
凸凹を何で埋める?
残念ながら、シートアレンジだけでは車中泊できません。
より快適な車内空間にするために、凸凹や隙間を解消する必要があるんです。
どんな方法があるのかチェックしてみましょう!
出典:みんカラ
ご覧のように、市販のマットをうまく活用して不快な凸凹を解消しています。
特別に車中泊用を買わずとも、手持ちの寝袋などでも代用できそうですね。
愛車のデイズルークスで親子車中泊をしている様子です。
シートの凸凹を解消するために、自宅にあるマットや布団を活用しています。
こんな風に手持ちグッズで済ませて、車中泊に慣れてから本格的に揃えるのもアリです。
車中泊専用アイテムには、どんな便利なものがあるのか見てみましょう!
おすすめアイテムの紹介
オンリースタイルマット
出典:楽天
丈夫で厚みのあるマットが、ドライブの疲れを癒してくれます。
十分な長さを活かして、必要なところだけ膨らませて折り曲げて使用することも!
運転席&助手席両方を倒す場合は、横幅100㎝サイズがぴったり。
シェード
出典:楽天
車中泊するうえで忘れてはならないのが、プライバシーの確保です。
どんなに車内環境を車中泊仕様に整えようとも、他人の目があっては眠れません。
睡眠以外にもゲームや読書など趣味に没頭できるよう、横から見えないタイプがおすすめ。
ライバル車との比較
車中泊するにあたってデイズルークスのサイズ感がイメージできたところで・・・
やっぱり気になるのがライバル車の存在です。
デイズルークスのライバルに匹敵する6つの車で室内サイズの比較をしてみましょう。
室内幅 |
室内高 |
室内長 |
|
デイズルークス |
1,320㎜ |
1,400㎜ |
2,230㎜ |
スペーシア |
1,345㎜ |
1,410㎜ |
2,155㎜ |
タント |
1,350㎜ |
1,365㎜ |
2,200㎜ |
N-BOX |
1,350㎜ |
1,400㎜ |
2,240㎜ |
ウェイク |
1,345㎜ |
1,455㎜ |
2,100㎜ |
ムーヴキャンパス |
1,320㎜ |
1,400㎜ |
2,115㎜ |
ハスラー |
1,295㎜ |
1,250㎜ |
2,160㎜ |
なるほど、デイズルークスの室内サイズはまずまずと言えますね。
フルフラット状態で長さが足りず体を折り曲げるようであれば快眠は望めません。
そして、十分な休息なしにはイベントを思いっきり楽しむことはできないでしょう。
次はフルフラットに焦点を当てて、ライバル車とサイズ比較してみましょう。
デイズルークス
出典:日産公式サイト
室内長:約1,700㎜
特徴:簡単で手間要らず
快適性:△
スペーシア
出典:スペーシア公式サイト
室内長:約1,980㎜
特徴:段差が少ない
快適性:〇
タント
出典:タント公式サイト
室内長:約1,800㎜
特徴:助手席のみ可能
快適性:〇
N-BOX
出典:N-BOX公式サイト
室内長:約1,850㎜
特徴:スーパースライドシートのみ対応
快適性:△
ウェイク
出典:ウェイク公式サイト
室内長:約2,000㎜
特徴:段差が少ない&圧倒的な長さ
快適性:◎
ムーヴキャンパス
室内長:約1,800㎜
特徴:フルフラットにできない
快適性:△
ハスラー
出典:ハスラー公式サイト
室内長:約2,100㎜
特徴:長さがある代わりに、車内高と車内幅が小さい
快適性:〇
ライバル車比較まとめ
数字だけで見る限り、飛び抜けてウェイクが車中泊向きです。
再度デイズルークスとウェイク、このふたつのサイズを比較してみましょう。
デイズルークス |
ウェイク |
|
室内幅 |
1,320㎜ |
1,345㎜ |
室内高 |
1,400㎜ |
1,455㎜ |
室内長 |
2,230㎜ |
2,100㎜ |
フルフラット時の長さ |
約1,700㎜ |
約2,100㎜ |
燃費 |
価格 |
|
デイズルークス |
20.4~22.2km/L |
127~180.8万円 |
ウエイク |
23.2~25.4km/L |
135~189.5万円 |
なるほど、デイズルークスの方がウェイクよりも車体価格が安くて低燃費なんですね。
つまり、サイズだけではなく各自のニーズに合った車選びが重要だということですね。
まとめ
- デイズルークスは車中泊ができる
- 身長170センチくらいまでなら体を折り曲げずに横になれる
- 後部席を倒さないシートアレンジ「リラックス」がおすすめ
- 凸凹を解消するためにマットや布団を活用する
日常使いでは広々とした空間でストレスなく乗れるデイズルークス。
さすがに車中泊用とまではいかないけれど、簡単にシートアレンジができるメリットも。
ちょっとした休憩や非常時にもってこいの車といったところですね。
もちろん、工夫次第では本格的なアウトドアだって十分に楽しめますよ。