2016年4月、三菱の燃費不正があり、デイズルークスも販売が中止されました。(ルークスは三菱とホンダの共同開発)
7月には燃費を修正し再販を開始。
再販後は好調に売上を伸ばしている模様です。
ライバルと比べると燃費もイマイチだし、不正による信用度も下がってしまったので今後はどのように信頼を取り戻し、売上を伸ばしていくのか期待していきましょう。
不正があったとはいえ、燃費だけです。
その他の機能については全く問題ないです。
それでは、実際んデイズルークスを購入したオーナーの評価を見ていきましょう!
目次
デイズルークスの良い口コミ
- 室内が広くて後部席でも乗り降りしやすい
- アラウンドビューモニターがすごい便利!
- シートが厚くて乗り心地がいい
- アラウンドビューモニターはめっちゃ便利
- リアシーリングファンで後部席も快適
- サンシェードで日差しよけできるのが嬉しい
- デザインがかっこいい!
- エアコン操作のタッチパネルは斬新
デイズルークスの不満点
- 収納が少ない
- カタログ燃費と実燃費の差が結構あった
- 燃費が悪い!
- 不正があったので信用出来ない。売りたい・・・。
- サイドミラーが小さい
- 安全装備がいまいち
口コミまとめ
多くの口コミを見ているとかなり評価が高いです。
2015年の販売台数がデイズとデイズルークスを合わせてNo3というのも頷けます。(なぜデイズと一緒に数えているのかは疑問ですが・・』
ただ、燃費と信用が問題です。
不正発覚前から「燃費が悪い」という声はたくさんありました。
カタログ値の50%くらいしか出ていなかったので不満が出るのは当たり前です。(通常は60~70%)
デザインもライバルと差別化を図っていますし、内装もいろんな工夫があります。
口コミで多かった部分を詳しく見ていきましょう。
気になるところだけ読みたい!という方は目次を利用してくださいね↓
外観はカッコいいい!ライバルとちょっと違う顔つき
デイズルークスの外観デザインです。
通常のデイズルークスは丸みを帯びて優しい顔つきですね。
一方ハイウェイスターは角があって、かっこ良く仕上がっています。
ライバルと比較してみてどうでしょうか?ちょっと顔つきが違って差別化が図られていると思うのですが。
カラーバリエーションは16パターン。人気色はどれ?
カラーバリエーションも豊富にそろっています。
ツートンカラーや特別仕様車も合わせると16パターン!
人気色はどれなのか?と気になるところですが、どの色がどのくらい売れているというデータはありません。
史上に行った時の営業マンの話と街中で見かける頻度で判断すると・・・
- ホワイトパール
- スパークリングレッドブラック2トーン
- モカブラウン
- プレミアムパープル
- ブラック
あたりが売れ筋です。
どの車もやはり白と黒が人気です。
またデイズルークスは赤と黒のスパークリングレッドブラック2トーンがイメージカラーです。CMやカタログでも使われているので人気何ですよね。
室内高は140cm!広々居住空間
スーパーハイトワゴンの一番の魅力はなんといってもミニバンにも負けない室内高。
デイズルークスは140cmもあるので、小学4年生が立ち上がっても頭が当たらないですよ。
ライバルと比較してみるとこんな感じ↓
車種 | 高さ(cm) |
---|---|
ウェイク | 145.5 |
N-BOX | 140 |
スペーシア | 137.5 |
タント | 136.5 |
N-BOXと並んで2位です!
頭上が高いのは子供が着替えたり、ママが車内を移動したり子供を抱っこしたりするのに非常に便利です。
後部席を倒せば自転車もらくらく積めますよ
27インチの自転車だって乗っちゃいます。
燃費は悪いの?実際の燃費は何キロ?
不正が発覚する前はカタログ燃費は26.0km/lでした。
不正発覚後に訂正された燃費は22.0km/l(JC08)です。-4km/lはでかいですね・・・。
実際の燃費をe燃費やみんカラで見てみると13~15km/lというところです。
修正後のカタログ値の達成率は59~68%と妥当な数字になりました。
通常の車の実燃費はカタログ値の70%くらいになります。
街中やチョイ乗りでは60%くらいに下がり、高速道路や通りの良い幹線道路では80%くらいに伸びます。
この数字と照らしあわせてグレードごとの実燃費を算出しました。
グレード | 燃費(JC08) | 実燃費 |
---|---|---|
S | 22 | 13.2~17.6 |
4WD | 21.8 | 13.08~17.44 |
X | 22 | 13.2~17.6 |
4WD | 20.6 | 12.36~16.48 |
ハイウェイスターS | 22 | 13.2~17.6 |
4WD | 20.6 | 12.36~16.48 |
ハイウェイスターG | 22 | 13.2~17.6 |
4WD | 20.6 | 12.36~16.48 |
ハイウェイスターターボ | 20.2 | 12.12~16.16 |
実燃費は60~80%で計算しています。
この数字より明らかに下回っている場合は、運転の仕方かその他の原因があります。
- ちょい乗り
- アイドリングが多い
- 急発進、急ブレーキ
- エアコンをガンガン仕様
- 重い荷物か大人数で乗っている
上記のことは燃費を悪くする原因となります。
どれも宛はならないのならディーラーに持って行って見てもらいましょう。
乗り心地はどうなの?ライバルと比べるとココがいい!
乗り心地の評価はかなり高いです。
ライバル車は固めの乗り心地で、段差を拾って突き上げ感があるという声が多いのですが、デイズルークスはどっしりとした安定感。
シートの座面が厚く、突き上げ感もほとんど感じないという声が多くありました。
乗り心地は好みや感じ方などもあるので、実際に試乗して乗り比べてみるといいでしょう。
試乗の際は、助手席、後部席にも乗って、それぞれの乗り心地を体験するのがコツです。
ライバルにはない便利な機能がたくさん!
デイズルークスにはライバルにはない便利な機能がたくさんあります。
後発だけにライバルをしっかり研究してきたのでしょう。
一つ一つ見ていきましょう。
リアシーリングファン
室内が広い分、空気の循環が難しく後部席が暑くなりがち。
そんな問題を解決したのがリアシーリングファン。
後部席に送風することで、車内の空気の循環をしてくれます。
夏の暑い日、冬の寒い日には後部席に乗せた子供の体調が気になりますよね。
シーリングファンとロールサンシェードを使えば夏は-4℃の効果があるそうですよ。
アラウンドビューモニター
デイズルークスといえばアラウンドビューモニター搭載というのが大きな特徴です。
これは車を上から見下ろしたような状態で確認することができるモニターで、たとえば狭いスペースに駐車をする時などに役立ちます。
バック駐車や縦列駐車が苦手な方にはかなり嬉しい装備です。
通常はバックミラーに表示されますが、オプションでナビをつけるとナビ画面にも表示されます。
同じ機能はスズキスペーシアにも搭載されていますが、タントやN-BOXにはありませんよ。
タッチパネル
タッチパネルのエアコン操作は斬新ですね。
ただ、指紋などの汚れが気になるところです・・・。
ロールサンシェード&UVカットガラス
後部席にはロールサンシェード、前席のUVカットガラスが装備されているので紫外線が気になるママにはとっても嬉しい装備ですね。
最近は多くの車にロールサンシェードが装備されています。
UVカットガラスもオプションでつけられる車もあるので、日差しが気になる方はつけておいて損はないでしょう。
エマージェンシーブレーキで安全性もバッチリ?
エマージェンシーブレーキを搭載しいて、前の車や障害物と衝突を回避または軽減してくれます。
また、踏み間違い衝突防止アシストもついています。
VDC(横滑り防止装置)も全グレードに標準装備されています。
最近はこれらの自動ブレーキシステムは当たり前となってきました。
スペーシアの安全性能を比較すると、スペーシアのデュアルカメラブレーキサポートやタントのスマアシ2のほうが安全性能は高いです。
デイズルークスのグレードごとの違いはなに?
デイズルークスにはS・Xの2種類のグレードが有ります。それに加えてハイウェイスター、ライダーがあります。
それぞれの違いはどこにあるのでしょうか?
基本スペックはどのグレードも同じです。ただ装備が違います。それぞれの違いを見ていきましょう。
SとXの違い
SとXを比較すると、SにはついていなくてXには付いている装備は次のものになります。
- アラウンドビューモニター
- プッシュエンジンスターター
- インテリジェントキー
- オーバーヘッドコンソール
- リアシーリングファン
- ロールサンシェード
- 両側スライドドアオートクロージャー(Sは片側のみ)
- イモビライザー
つまり、Sグレードには先ほど書いた便利な機能がほとんどついていないのです。
エアコンもマニュアル操作だしプッシュエンジンスターターもない。
またホイールがSはスチール+ホイールカバーに対し、Xはアルミホイールです。
かなり装備が乏しいといえるでしょう。
ハイウェイスターとの違い
通常モデルとハイウェイスターの違いは「見た目」です。
フロントエアロバンパーやサイドシルスポイラー、ルーフスポイラーをつけて通常タイプよりかっこよくなっています。
見た目以外の違いはほとんどありません。
ちなみに、ハイウェイスターSとXの違いは先程のSとXの違いと同じなので、ハイウェイスターSの装備はかなり乏しいです。
Gパッケージ
また、ハイウェイスターXにはGパッケージというものがあります。
Gパッケージはさらに装備が充実しています。
- オートライトシステム
- 6スピーカー
- 15インチアルミホイール
がついています。
大きな違いはタイヤサイズが14インチではなく15インチになっていることでしょう。
さらにハイウェイスターにはターボモデルがあります。
通常モデルにターボがないのは残念ですが、ターボモデルを選ぶならハイウェイスターターボを選択することになりますね。
特別仕様車ハイウェイスターVセレクションとの違い
デイズルークスX Vセレクション、デイズルークスハイウェイスターX Vセレクションという特別仕様車も出ています。
- リモコンオートスライドドア
- IRカットスーパーUVカットグリーンガラス
- 15インチアルミホイール(X Vセレクションは14インチ)
- 本革巻きステアリング
- ピアノ調フィッシャー
が標準装備となっています。
つまり、Xモデルよりも豪華な装備が付いているってことです。
ライダーとの違いは?
デイズルークスにはライダーというモデルもあります。
ライダーの特徴は
- 専用フロントグリル
- 専用フロントバンパー
- 専用エンブレム
- 専用バックドアモール
- 専用15インチアルミホイール
など、ハイウェイスターXをベースに専用装備をつけたグレードです。
つまり、ハイウェイスターをさらにいかつくしたモデルってことですね。
デザインの好みは人それぞれですが、かなりヤンキーっぽく見えますw
グレードごとの価格
グレード | 2WD | 4WD |
---|---|---|
S | 133.7万円 | 145.8万円 |
X | 143.8万円 | 155.9万円 |
X Vセレクション | 149.9万円 | 162万円 |
ハイウェイスターS | 156万円 | 168.3万円 |
ハイウェイスターX | 162万円 | 174万円 |
ハイウェイスターターボ | 181万円 | 193.1万円 |
ハイウェイスターX Vセレクション | 168.2万円 | 180.4万円 |
ライダー | 178.2万~197.2万円円 | 197万~209.3万円 |
おすすめオプション
デイズルークスにつけるおすすめオプションを紹介します。
日産オリジナルナビ取り付けパッケージ
ステアリングスイッチやGPSアンテナがセットになっている。
ナビレコお買得パック
ナビとドライブレコーダー。
18~23万円とちょっと高額ですが、やはり純正はやっぱりいいですね!
リモコンオートスライドドア
スイッチを押すだけでスライドだドアが自動で開閉する
後部席専用モニター
子供がいるなら後部席でテレビやDVDが見れるので長距離運転などで重宝します。
バックビューモニター
バック駐車が苦手な方には必須アイテム。女性はつけている人が多いいかな。
アラウンドビューモニターと合わせて使えば、車をぶつけることはもうない!かも・・・。
デイズルークスの値引き額
デイズルークスの値引き相場は15万円です。
再販してから少し値引きも緩んでいるような気もします。
オプションなをたっぷりつけて、25~30万円の値引きに成功した方もいるようです。
下取り車があるなら買取業者で見積もりをとって高く売るとさらにお得に買い替えができます。
デイズルークスの値引きについてはこちらに詳しく書きました。
スペック
車種名 | デイズルークス |
---|---|
メーカー | 日産 |
価格 |
1,337,040円~2,093,040円 |
燃費 | 20.6~22.0km/l |
全長 | 3395mm |
全幅 | 1475mm |
全高 | 1775mm |
室内長 | 2235mm |
室内幅 | 1320mm |
室内高 | 1400mm |
最小小回り半径 | 4.4~4.7m |
定員 | 4人 |
排気量 | 659cc |
最高出力(KW(PS)/r.p.m.) | 36(49)/6500~47(64)/6000 |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 56[5.7]/5500~98[10.0]/3000 |