ワゴンRのCMで渡辺謙さんが
「エネチャージ搭載!」
と自信満々に言っていますが、そもそもエネチャージってなに??
と疑問を持つ方も多いでしょう。
僕もその一人です。 だから、ちょっとエネチャージについて調べてみました。
スズキの公式サイトにエネチャージについて詳しく乗っていました。
簡単に言うと、車の電気をガソリンを使わず発電するシステムのことです。
車にはメーターやオーディオ、エアコンなど電力を使う装置がたくさんありますよね?
今までの車はこれらの電力をガソリンを使って作っていました。
しかし、エネチャージはタイヤが動くことによって発電するのです。
そうすることによってムダなガソリンを使わなくなるので燃費が向上するということです。
そして、リチウムイオンバッテリーを搭載することによって電気を蓄えることもできるようになったのです。
ハイブリッドシステムとの違いは?
え?コレってハイブリッドとは違うの?
と思う方もいると思いますが、ハイブリッドとは違います。
ハイブリッドシステムは減速時に発生するエネルギーを使ってモーターを動かすシステムです。
ハイブリッドの場合はエンジンが不要な場合は完全に停止して動きます。
ガソリンを使わず蓄えられたエネルギーだけで走れるってことですね。
だから、エネチャージとハイブリットだとハイブリットの方が燃費がいいということになります。
でも、軽自動車にはハイブリッド車がないので今のところ、エネチャージのようなシステムが一番燃費効率がいいのでしょうね。
2014年8月にワゴンRにS-エネチャージが搭載されました。
S-エネチャージはハイブリッドのシステムを使っていて、エネチャージよりもかなり進化したようです。
エネチャージって特別なシステムなの?
それじゃ、エネチャージってスズキ独自の技術なの?
と言われるとそうでもないんです。
エネチャージという名称はスズキのものなので、他社では使われていませんが、システム自体は他社でも使われています。
今の軽自動車はほとんど同じようなシステムが搭載されていますよ。
スズキのCMでしきりに「エネチャージ!エネチャージ」って言っているのでスゴイ技術のように思いますが、そうではないんですね・・・。
マツダではi-ELOOPといっています。
仕組みは少し違いはありますがほとんど一緒です。
それだけ軽自動車の技術は向上しているってことですね。