個性的なルックスが話題の新型アルト。
1979年の発売から進化を続けるロングラン軽自動車です。
8代目の現行モデルのグレードは全部で4つ、最安値は85万円~とお手頃です。
しかし、価格以外にも気になることがたくさんあるはず。
今回は、新型アルトの特徴を各グレードごとに紹介します!
目次
アルトのグレード一覧
価格の低い順に、F、L、S、Xの4つのグレードを展開するアルト。
まずは、それぞれの価格(税込)を一覧でチェック。
グレード | 2WD | 4WD |
X (CVT) | 1,171,800円 | 1,266,840円 |
S (CVY) | 1,061,640円 | 1,162,080円 |
L (CVT) | 894,240円 | 1,000,080円 |
L【セーフティーサポート装備】 | 【953,640円】 | 【1,059,480円】 |
F (5MT・5AGS) | 847,800円 | 953,640円 |
F【セーフティーサポート装備】※5AGSのみ | 【907,200円】 | 【1,013,040円】 |
【メーカーオプション注意点】
- F(5MT):セーフティーサポート装備不可
- SとX:セーフティーサポート標準装備
- SとX:ディスチャージヘッドランプ(+54,000円)を装着可
【F】低価格&MT車あり
MT車を希望する場合は、グレードF一択となります(その他のグレードでは対応なし)。
「MT車に乗り慣れている」「装備にはこだわらないので、安く済ませたい」
という方には、90万円以下(2WD)で買えるFをおすすめします。
ただし、コストカットを追求したグレードのため・・・
- 安全性能「セーフティーサポート」装備不可
- 手動サイドミラー
- ドアノブ&サイドミラーは塗装なしの黒色(樹脂)
となります。
また、MT車だけではなく、AT限定免許でも運転できるAGS車もあります。
AGSとは?
MT車のシフトチェンジを自動化したAT車の一種。
AMTやセミオートマチックの異名を持ち、AGSとはスズキが開発したAMTを指します。
セーフティーサポートを装備できるAGS車なら安全性もバッチリ!
ただし、AT車の運転に慣れている方の中には、AGSに違和感があるケースも・・・
走行感覚が気になる方は、実際に試乗して確認してくださいね。
【L】低価格&低燃費
グレードLからはCVT車となり、Fに比べて低燃費です。
CVTの中では最もリーズナブルにもかかわらず・・・
その他の上位モデルと変わらない燃費性能が嬉しいですね。
「特に装備にはこだわらないけど、とにかく維持費をかけたくない!」
まさしく、そんな方にぴったりなグレードがLです。
ただし、サイドミラーはF同様に手動&黒色となります。
ちょっと安っぽいかな?と気になる方は注意してくださいね。
【S】安全&乗り心地良好
セーフティーサポート標準装備のグレードSなら、安心して運転できます。
もちろん、サイドミラーも手動ではありません!
運転席にあるスイッチひとつで簡単に操作できる「電動収納式リモコンドアミラー」完備。
さらには、運転シートの位置を微調整できる「運転席シートリフター」もついています。
一台のアルトを家族でシェアする場合、Sがとっても便利ですよ!
【X】最上級クオリティ
そして、最後を飾るのはアルトの最上級グレードX。
セーフティーサポート標準装備をはじめ、細部にまで特別感あふれるX。
その魅力はたくさんありすぎて、とてもここでは解説しきれません。
個人的に気になった便利機能を紹介します。
- キーレスプッシュスタートシステム
携帯リモコンを使って、スイッチを押すだけでエンジンが始動。
ドアノブの横にあるリクエストスイッチを押せば、鍵の解錠・施錠が可能に!
さらに、携帯リモコン・リクエストスイッチ施錠時には自動的にサイドミラー収納。
どれも最先端で近未来的な機能ばかり、乗るたびにワクワクさせてくれますよ!
グレードの違いを比較
グレード別の特徴がわかったところで、次はグレード同士を比較してみましょう。
FとLの違いは燃費!
グレードFとLで異なる点は、ずばり「燃費性能」です。
2WD | 4WD | |
F (5MT) | 27.2km/L | 25.2km/L |
F (5AGS) | 29.6km/L | 27.4km/L |
L (CVT) | 37.0km/L | 33.2km/L |
一覧でみると、その差は歴然としています。
2WDにおけるF(5MT)とLの数値に注目してください。
なんと約10km/Lの差!いかにCVTの燃費が優れているかがわかります。
それもそのはず、CVT車には下記のような燃費改善のための機能が搭載されています。
- エネチャージ
- アイドリングストップ
- エコクール
車体価格だけではなく、購入後の維持費にも目を向けたグレード選びが重要ですね。
LとSの違いは機能性!
SにあってLにないもの、それはドライバーに優しい快適機能です。
中でも「電動サイドミラー」や「運転席シートリフター」が便利です。
さらに、サイドミラーが車体と同じ色に塗装され、デザインに統一感があります。
もちろん、見た目だけでなくインテリアの装備も豪華です。
SとXの違いは快適性!
グレードSとXで異なる点は、ずばり快適性です。
中でも、Xだけが搭載するハイテク機能「キーレスプッシュスタートシステム」が代表的。
この機能のおかげで、鍵を探す手間がはぶけます。
ひんぱんにモノを失くしたり、カバンの整理が苦手な方にぴったり。
そして、スイッチひとつでエンジンが始動するなんて!最先端の極みです。
その他、とことん快適性を求めたXは「リヤスタビライザー」を標準装備。
この機能によって、車の揺れが減り、快適なドライブが実現します。
売れ筋グレード
アルトの売れ筋グレードは「L」。
低価格にもかかわらず、上級グレードと同じ燃費性能である点が支持されています。
なおかつ、オプションで「セーフティーサポート」をつければ安全性もアップ。
運転に自信のない初心者にも安心のクオリティです。
SやXにも劣らない機能を装備できるLを、自分好みにカスタマイズしよう!
おすすめグレード
おすすめは、なんと言っても最上級グレード「X」です。
セーフティーサポートはじめ、快適機能が充実していて「特別感」がずば抜けています。
まさに、最上級グレードの名に恥じない燃費性・安全性・快適性を兼ね備えています。
Xの持つスペックと価格を照らし合わせれば、ライバル車と比べても十分お値打ちです。
まとめ
新型アルトのグレードは全部で4つ。
見た目だけではわかりづらいものの、細かな点で大きく異なっています。
- 低価格のF(MT車あり)
- 低価格&低燃費のL
- 装備が充実したS
- 快適性を追求したX
中でも、売れ筋No.1はカスタム次第で上位モデルと同レベルの機能性を誇るL。
おすすめは、他のグレードでは味わえない特別感を持つXです。
それぞれの特徴を確認し、あなたのニーズにぴったりなグレードを見つけてくださいね。