「ミライースで車中泊できるのかな・・・」と悩んでいませんか?
車内のサイズが狭ければ、気持ちよく眠ることもできません。
維持費が安くても車内が狭いから手放す事に・・・。なんて事はイヤですよね。
そこでミライースで車中泊ができるのかを徹底的に調べました。
ミライースには8つのグレードがあり、車内の長さに9cmの違いがあります。
購入した後に「おいおい!車内が狭くて車中泊なんてできないよ!」なんて事になっても返品はできません。
だからこそ、購入前にしっかりと車内サイズも理解しておきましょう。
また、車中泊に必要なグッズを用意することで、より楽しい時間を過ごすことができます。
この記事では、ミライースが車中泊できるのかと、シートアレンジやおすすめグッズを紹介します。
目次
【結論】ミライースでも車中泊は可能!
はい、ミライースでも車中泊は可能です!
ただし、グレードによって車内の長さが違います。
購入前にしっかりと確認しておきましょう。
グレードごとの車内サイズ
グレードごとの車内サイズを表にまとめました。
全グレードで車内幅と車内高は同じですが、「車内長」に違いがあります。
グレード | 車内長 | 車内幅 | 車内高 |
G“リミテッド SA Ⅲ” | 2,025mm | 1,345mm | 1,240mm |
G “SA Ⅲ” | |||
X“リミテッド SA Ⅲ” | |||
X “SA Ⅲ” | |||
L | 1,935mm | ||
L “SA Ⅲ” | |||
B | |||
B “SA Ⅲ” |
上級モデルの「G・L」グレードと安価なモデルの「B・L」グレードは、車内の長さが9cm違います。
「なんだ、たった9cmしか違わないじゃん!」と思うかもしれません。
微妙な違いですが、安価なモデルを購入して後悔する可能性もあります。
購入後に「もう少し車内の長さがあれば気持ちよく寝れるのにな・・・」となるのはイヤですよね?
車中泊をするなら、車内の長い「Gグレード」か「Xグレード」を選びましょう。
快適に寝るためのシートアレンジ
車中泊で最も大切なのは「快適に寝るためのシートアレンジ」です。
ここでは、ミライースの車中泊でおすすめのシートアレンジを2つ紹介します。
前席を倒すだけ
1つ目が「前席を倒すだけ」のシートアレンジ。
公式のアレンジなので、安心感があります。
しかし、足を伸ばして横になることはできません。
足元がきゅうくつだと、やっぱりストレスを感じます。
そんな方のために、空間を広く使えるシートアレンジを紹介します。
リアシートと前席を倒して広々空間を作る
2つ目は、リアシートと前席を倒すシートアレンジです。
リアシートを前側に倒すと、トランク部分まで空間を使えるようになります。
ただ、シートの座面と背もたれの間にも段差が生まれてしまいます。
この段差をなくすことで、快適な車中泊をすることが可能です。
来月デビューに向けて車中泊道具作り始めた✌
結構無謀だけど軽トラキャンパー作るまで愛車の“ミライース”で頑張る👊😆🎵
調理台もう少し大きくしたかったけど
あまりお金もかけられないし我慢我慢
😅😅😅 pic.twitter.com/PdbRcIIuaC— かずや (@pyO20ib7izTrjkl) September 24, 2018
ミライースでの車中泊
意外と現実的だと思いました
身長186cmでも後席を倒せば
足を曲げずに寝れそう
ただ荷物をどこに入れるかが問題 pic.twitter.com/Kb1QYnNM1N— メメ (@XfOTPhwK2Ypl3G6) March 23, 2019
シートの段差を解消する方法
快適な睡眠を得るには、シートの段差が邪魔になります。
ここでは「シートの段差を解消する方法」を紹介します。
車中泊用マット・クッション
引用:Amazon
車は寝るために作られていません。
どんなにシートを倒しても段差が生まれます。
一番気になるのは「腰のへこみ」です。
ここを平らにしないと、安眠できません。
車中泊用マットを使えば、シートが快適なベッド生まれ変わります。
バスタオル・ビーズクッション
車中泊用マットは安くありませんし、使う頻度も多くありません。
わざわざ買うことを躊躇してしまう人もいます。
そんな人は、手持ちのバスタオルやビーズクッションを使うのがおすすめです。
ミライースの車中泊に欠かせないグッズ
いいえ、まだで準備OKではありません。
シートの環境を整える以外にも、光や騒音などの対策が残っています。
このような問題を解決する「車中泊に欠かせないグッズ」を紹介します。
カーテンやサンシェード
引用:Amazon
快適な車中泊に欠かせないのが「プライバシー保護」です。
外からの視線や光が気になると、安心して眠ることもできません。
朝日がまぶしくて、日の出と共に起きてしまうことも考えられます。
なので、外からの光を遮るカーテンやサンシェードは車中泊に欠かせないグッズです。
LEDランタン
引用:Amazon
明かりをつけるために車内灯を使っていると、バッテリーが上がるかもしれません。
バッテリーが上がると、エンジンを始動できなくなる場合もあります。
なので、車内の照明には長時間使える「LEDランタン」がおすすめです。
耳栓
引用:Amazon
慣れない環境で寝泊まりすると、いつもより音が気になるものです。
「周りの音がうるさくて眠れない・・・」となれば、車中泊の楽さが半減します。
快適な睡眠をするためにも、「耳栓」を用意することがおすすめです。
暑さ&寒さ対策グッズ
暑い季節と寒い季節では、必要になるグッズが違います。
ここでは「暑さ」と「寒さ」の対策グッズを紹介していきます。
サンシェードは夏冬でも必須!
「サンシェード」は、オールシーズンで必須のグッズです。
プライバシーの保護や、光を遮ることで快適な睡眠をとることができます。
夏は日差しを跳ね返してくれて、冬は窓からの冷気を防いでくれるでしょう。
暑さ対策のグッズ【春〜夏】
まず、春から夏の暑さ対策グッズを紹介していきます。
車用網戸・虫除けネット
引用:Amazon
夏は窓を閉め切ってしまうと、蒸し暑くて寝ることができません。
かといって、窓を開けたままだと蚊が入ってきてしまいます・・・。
そこで、簡単に窓へ取り付けられる「虫除けネット」がおすすめです。
蒸し暑さを解消できて、蚊に刺される心配もありません。
ミニ扇風機
引用:Amazon
蒸し暑さ&無風、これはまるで拷問のようです。
そこで、風がないときの備えとして「ミニ扇風機」をおすすめします。
虫除けネットと併用することで、外気を取り込むことも可能です。
寒さ対策のグッズ【秋〜冬】
次に、秋から冬の寒さ対策グッズを見ていきましょう。
アルミシート
引用:Amazon
「冬の車中泊は体がひんやりする・・・」
そんな方は、断熱効果の高い「アルミシート」がおすすめです。
マットとして使用すると、体の冷えを防ぐことができます。
窓に貼ることで、窓からくる冷気を遮ることも可能です。
寝袋
引用:Amazon
冬の車中泊は、車内の温度が外気に左右されます。
秋冬は気温が低いため、毛布やブランケットだけでは冷気を防げません。
体を冷やさず快適な睡眠をとるために「寝袋・シュラフ」を用意しましょう。
コンパクトに収納できて、冬だけではなく夏の肌寒い夜に使うこともできます。
毛布
引用:Amazon
寒い季節は手足が冷えて、快適に眠れません。
特に冷え性の方は、なかなか寝付くことができません。
手足の冷えを防ぐために「毛布」を用意することがおすすめです。
寝袋の上に1枚かけるだけでも、体の冷えを防ぐことができます。
車中泊をする際の注意点
ちょっと待ってください!
車中泊をする際のマナーや注意点も知っておくべきです。
ここでは最低限、知っておくべき3つのポイントを紹介します。
寝るときはエンジンを停止する
車中泊をする際、エンジンをかけっ放しにするのはNGです。
蒸し暑い季節の場合は、冷房のために夜中でもエンジンをかけている人もいます。
しかし、エンジンの音は思っている以上にうるさいです。
周りの人や民家に騒音被害を与えてしまいます。
寝るときはエンジンを停止するように注意してください。
駐車スペースは事前に調査しておく
車中泊をする際は、駐車スペースを事前に調査しましょう。
駐車スペースが狭ければ、深夜には車中泊をする人で満杯になることもあります。
さらに、駐車場での車中泊は、スペースを一時的に独占する迷惑行為にもなりかねません。
事前に深夜の利用者が少ない場所や、利用時期を調査して計画を立てる必要があります。
宿泊が禁止されている道の駅に注意
利用者のマナーが悪く「宿泊禁止」を掲げている道の駅もあります。
また、利用時間を制限している道の駅もあるのです。
宿泊が禁止されている道の駅で車中泊をするのは、迷惑行為でしかありません。
他の利用者に迷惑をかけないためにも、事前にリサーチする必要があります。
ミライースで車中泊した夫婦を紹介
実際にミライースで車中泊をした夫婦もいらっしゃいます。
以下の動画では、冬場に2人で車中泊した際のアイテムを紹介しています。
※動画に登場しているミライースは旧型です。
動画内で使用していたグッズ
動画内で使用していたグッズは以下の通りです。
冬に車中泊をする際は参考になります。
- 100円均一のレジャーシート
- サンシェード
- 長枕(段差解消・枕用)
- シュラフ
- 毛布
これ以外にも、アルミシートを用意すると防寒対策はカンペキです。
寒がりな人は、使い捨てカイロを用意するのもおすすめです。
まとめ
- ミライースでも車中泊が可能
- シートの段差を解消する必要がある
- 夏と冬では必要なグッズが違う
- 車中泊のマナーや注意点も知っておくべき
ミライースでも車中泊は可能です。
ただ、快適に眠るためにはシートの段差を解消することが必須。
これは車中泊用マットや手持ちのバスタオルで対応可能です。
また、車中泊のルールや注意点を事前に調査しておきましょう。
騒音などで周りの人に迷惑をかけると、車中泊そのものが禁止されることも考えられます。
ルールを守って、快適な車中泊を楽しみましょう。