日産デイズは三菱と共同開発した軽自動車で、2013年6月に発売されました。
2016年に燃費不正があり、一時販売をちゅうしていましたが、カタログ燃費を修正して再販しています。
再販後は苦戦を予想していましたが、予想外に売れています!
さて、そんな人気のデイズの口コミを調べてまとめたので参考にしてください。
目次
デイズオーナーの生の声
それでは、実際にデイズに乗っている方の口コミ評価をチェックしてみたいと思います。
デザインは100点満点と言っていいでしょう。
すこし野暮ったいものばかり…そんな軽自動車のイメージを完全に覆してくれました。
外観も内装も、かなりこだわって設計し、妥協せずにパーツ選びをしているのがはっきりと見てとれます。
特に、エアコンなどの操作がパネル式になっているのを見た時には、ちょっとした感動をおぼえてしまったほどです。
基本的に内装は高級感がありながらも、フラットになっている部分が多いので、掃除もしやすいです。
子供が助手席に乗ることも多いので、これは本当に嬉しいです。
シートも厚みがかなりあり、硬さもちょうど良いので、長時間運転していても疲れません。
ただ、軽なのでこれは仕方ないのかもしれませんが、若干のパワー不足を感じてしまうことがあります。
ちょっとした坂道でもエンジンに負担がかなりかかっているような感覚です。
これだけはちょっと残念ですね。
(34歳・男性)
最近多くなっている「とにかく広さが売り!」といった軽はイマイチ好きになれず、コンパクトな軽を探している中で、デイズに出会いました。
日産はあまり軽のイメージはありませんでしたが、試乗してみると、ヘタなコンパクトカーよりもずっとしっかりとした作りや、乗り心地にほれ込んでしまいました。
走りに関しては、私は通期で毎日10分程度乗るだけですので、特に不満はありません。
燃費もそれほど悪くはありません。
むしろ、リッター17kmほど出ていますので良い方だと思います。
エアコンなどの操作性にややクセがありますが、慣れてしまうとかなり使いやすいです。
(24歳・男性)
ちょっと車内が狭く感じました。
ダイハツのムーヴキャンバスと比較したのですが、天井もそれほど高くはありませんので、圧迫感があります。
リアシートの足元も狭いので、大柄な方が後部に乗ると少し窮屈かもしれません。
ただ、コンパクトで小回りはかなり効きます。
初心者の方や、あまり運転が得意ではない方でも安心して乗れるのではないでしょうか。
実際に私は運転が下手で、特に駐車が苦手だったのですが、アラウンドビューモニターのおかげで、かなり楽になりました。
さすがにモニターだけで確認するのは怖いですが、縦列駐車もかなり楽になりました。
(21歳・女性)
エクステリア、インテリア共に質感はかなり高い方だと思います。
特に内装はまるで高級車のようで、エアコンやステレオなどの操作も直感的に行えますのでかなり気に入りました。
今回、アラウンドビューモニターが搭載されたモデルをチョイスしたのですが、この使いやすさは他のモデルにはないものですね。
特に縦列駐車をする時には重宝します。
(40歳・男性)
スタイリッシュで洗練されたデザインの軽自動車だと思います。
他メーカーのコンパクトカーと比較してみたのですが、ドアなどの厚みもしっかりとしていて、車内はとても快適です。
標準で備えられているUVカットガラスもかなり強力なものですので、夏の日差しもほとんど気になることはありません。
一部の口コミでは、走りやパワーの面で不満だという声も多く、不安だったのですが、街中で乗る分にはまったく困ることはありません。
2WDのモデルでも十分にどこでも走れるかと思います。
(61歳・女性)
口コミまとめ
多くの口コミを見てきて、良いところと悪いところをまとめました。
デイズの良い口コミ
- デザインがカッコイイ
- 内装やシートが軽自動車っぽくなく上質
- アラウンドビューモニターが便利
- 助手席の収納スペースが豊富
- タッチパネル式の操作が斬新
デイズの悪い口コミ
- エンジン性能が悪いため出足がもっさりしている
- ロードノイズが気になる
- エアコンのタッチパネルが運転中に操作しづらい
- ライバルと比較すると燃費がイマイチ
- 燃費不正があったので信用ができない
デイズってどんな車?高級軽自動車ってどういうこと?
まずはデイズがどんな車なのかをチェックしてみましょう。
販売は日産となっていますが、開発や製造は日産と三菱が共同で行っています。
メインでデザインなどを行っているのは三菱ですが、日産の最新技術がしっかりと組み込まれており、それぞれのメーカーの良い部分が活かされています。
スタイリッシュ&高級なデザイン
日産のデイズにはさまざまな魅力がありますが、最初に目を惹くのはそのデザインでしょう。
出典:デイズ公式サイト
スタイリッシュで、高級感もありますので、一瞬この車が軽自動車であることを忘れてしまうほどです。
エクステリアだけでなく、インテリアにもこだわられていますので、運転をするのが楽しくなってしまう…そんな感想もよく聴かれます。
※タッチパネル式のエアコン操作
また、シートの厚みも一般的な軽自動車よりずっと厚いものが採用されていますので、快適性も抜群です。
エンジンは最新のものを比べるとやや非力
ただ、高級感あるエクステリアやインテリアを採用したことによって、エンジンのパワーに対して車重が重くなってしまった影響もあるのかもしれません。
パワーや燃費の面ではやや不満を感じる方も多いです。
そもそも、エンジンの基本設計も最新のものとは言えませんので、やや発進時などにパワー不足を感じてしまいます。
坂道などの走行の際も同様です。ですが、街乗りであればそれほど不便に感じることはないはずです。
燃費に関しても、実燃費で15km/l程度は出ますので、それほど悪いわけではありません。
走行や燃費に関しては過剰な期待を抱かなければ、不満を感じることはないでしょう。
ただ、他メーカーの同等モデルと比較してしまうと、燃費は確実に劣ります。
高い安全性に納得
安全性能に関しては、評価の高い日産の技術がしっかりと採用されていますので、かなり安心して運転できます。
特に、駐車時などに自分の車の位置をまるで上から見下ろしているような感覚で確認できる「アラウンドビューモニター」は一度体感すると、クセになってしまいます。
あまり運転が得意でない方でも、狭いスペースに楽々駐車できてしまいます。
このシステムはとても画期的です。
この他にもアイドリングストップなどの省エネ機能も充実しており、まさに高級軽自動車に相応しいスペックを備えているのが、日産デイズの特徴と言えます。
他社に比べると狭めな車内
ただ、車内は他の軽トールワゴンなどと比較するとやはり狭く感じられるかもしれません。
もちろん、十分に大人4人で乗車することは可能ですが、後部座席は決して広いとは言えませんので、少しだけ窮屈な思いをするでしょう。
また、荷室もそれほど広いわけではありません。
もちろん、ちょっとした買い物などであれば十分なスペースです。
しかし、シートもそれほど大きくアレンジできるわけではありませんので、大きな家具や自転車などを積み込むのは難しいです。
グレードの違いや価格をチェック!
デイズにはJ、S、Xの3つのグレードが用意されています。
どれを選べばいいのかわからず、迷っている方も多いのではないでしょうか?そこで、ここではそれぞれのグレードを比較してみましょう。
お買い得感が強いJグレード
まずは、もっとも安いJグレードです。
価格は1,256,709円~となっています。
4WD仕様はこのグレードでは用意されていません。
最廉価グレードと言えば、かなり物足りないイメージを抱いてしまう方も多いかもしれませんが、デイズの場合はこのJグレードでも必要十分な装備が揃っています。
標準でUVカット断熱ガラスまで採用されているモデルは他メーカーではほとんど見られませんので、かなりお買い得感は強いでしょう。
ただ、デイズの売りの一つであるアラウンドビューモニターが搭載されていないのが残念です。
逆にお得感が低いSグレードは安く4WDに乗りたい方向き?
続いてSグレードです。
実は標準装備は最廉価のJグレードとそれほど違いはありません。
価格も2WDであれば1,304,809円と、大きな差はありません。
ただ、4WDモデルもラインナップされており、こちらは1,431,969円~となっています。
このグレードになると、やや実燃費が良くなるという点を除けば、それほどJグレードとの差はなく、あまりお買い得感はなさそうです。
ただ、できるだけ安く4WDに乗りたい!という方にはおすすめです。
最上位のXグレードは充実装備が魅力的!
続いて最上位となるXグレードは2WDで1,413,889円~で4WDは1,541,349円となっています。
最上位グレードですので、アラウンドビューモニターなども標準で装備されています。
エクステリア、インテリア共により上質なものとなっていますので、この価格差であれば、むしろお買い得と感じる方も多いかもしれません。
デイズならではの魅力をたっぷりと味わいたいのであれば、このXグレードがもっともオススメです。
値引きはどのくらい期待できる?
日産系もやはりディーラーによって値引き額に幅があります。
ですが、ある程度頑張っても純粋な値引きとしては10~15万円が精いっぱいのようです。
ただ、下取りなどがあれば、値引きが難しい分だけそこに金額を載せてくれるケースもありますので、粘り強く交渉してみましょう。
デイズの値引き交渉のコツは?
では、デイズの値引き交渉の際にはどんな点に注意すればいいのでしょう?まず、どんな車の交渉においても言えることですが、他メーカーとの比較は重要な武器となります。
特にデイズのライバルとなるホンダのN-WGNやスズキワゴンR、ダイハツムーヴなどとの比較が有効です。
価格帯も比較的近いので、これらと併せて検討していることをほのめかすことによって、大きな値引きが期待できるでしょう。
管理人の一言
なんだかんだ言っても、実際に売れている車です。
ワゴンRやムーヴ、N-WGNに比べると性能は劣っているかもしれませんが、外観や内装に高級感がありますね。
ライバル車と比較すると、
デザインや安全性から見ればN-WGNの方が優れていると思います。
燃費や走行性に関してはワゴンRの方が優れています。
シートや内装に関してはデイズが優れているでしょう。
これらの点を踏まえて、いろんな車に乗ってみましょう。
実際にディーラーに行って見たり、試乗したりすると燃費やデザインよりも直感的にびびっとくるものがあるかもしれませんよ。
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