ワゴンR

新型ワゴンRの辛口評価まとめ。軽ハイブリッドの実力を徹底検証!

オレ
ワゴンR、燃費もよさそうだし気になるなぁ

軽自動車では珍しい、マイルドハイブリッドが搭載されているワゴンR。

燃費の良さはもちろん、乗り心地や機能面でも評価の高い車です。

しかし良い評価だけ見て買ってしまうと、後から欠点に気づいて後悔してしまうかも・・・。

オレ
じゃあワゴンRについて調べないといけないのかぁ・・・めんどくさいなぁ

そこで今回は、ワゴンRの辛口評価をまとめました。

オーナーによる生の声から、ワゴンRの良いところ、悪いところを項目ごとに徹底検証します。

ワゴンRが気になっている方は必見です!

 

ダサい?個性的? エクステリアの評価

満足しているところ

・特徴的なデザインで、乗っていると愛着がわく

・初代ワゴンRを彷彿させるデザイン

・フロントの眼力が強くて好き

・個性のあるデザインで、乗っていたら好きになった

・ごつくて可愛い

不満なところ

・ダサい

・特徴のないフォルム

・デザインに変化がない

初代ワゴンRを意識した、個性的なデザインの新型ワゴンR。

乗っていると愛着がわくという声が多かったです。

 

しかし中には、昔のデザインからあまり変わらないことに不満を感じる方もいます。

昔から見られるデザインは特徴がなく、ダサく感じてしまうようです。

 

人によって評価の異なるエクステリア。

自分にはどう感じるか、まずは各モデルを見比べてみましょう。

 

エクステリアは3種類

出典:ワゴンR公式サイト

ワゴンRのエクステリアは、各グレードでデザインが異なります。

どのグレードも「ワゴンRらしさ」を残しつつも、個性的なデザインに仕上がっていますね。

オレ
フォルムは同じだけど、顔が違うと印象も変わるね

FX・FAは四角いデザインの中に丸みがあり、かわいい印象を受けます。

対してFZは直線的なデザインがシャープな印象でかっこいいですね。

スティングレーはバッファローの角を意識したフロントライトが個性的です。

オレ
うーん迷う・・・どれにしようかな

ワゴンRのエクステリアを決めるときは、まず現物をみましょう。

口コミでは「ワゴンRは写真うつりが悪い」という意見がありました。

写真で見ると「微妙だなぁ・・・」と思っても、実物を見るとかっこよく感じることも。

試乗の際は、各グレードを見比べるのをおすすめします。

ただ、ディーラーによって置いてある展示車や試乗車が違います。

スズキの公式ページで試乗車、展示車を検索できるので、近くのディーラーを調べてみましょう。

検索ページはこちら。

1店舗だけでは全てのグレードを見られない可能性があります。

事前に展示車、試乗車を調べて複数店舗を回ると良いですよ。

 

上位モデルのスティングレー

3種の中でも個性的な見た目のスティングレー。

このグレードは少し特殊なので、詳しく説明しますね。

 

スティングレーはワゴンRの上位モデルとして売り出されています。

ノーマルのワゴンR(FA・FX・FZ)と大きく違う点は、以下の通りです。

・エクステリアのデザイン

・インテリアの色、収納

・ターボモデルがある

・ディスチャージヘッドランプ、フルオートエアコンなど、一部の装備

・先進安全装備が標準でついてくる

・値段が高い

基本的な造りに違いはなく、ワゴンRを上質にしたグレードです。

その分お値段も高いですが、「軽自動車を超える品質」という声も多い人気グレードです。

中でも通常のワゴンRにはないターボモデルの存在が大きな特徴。

そのため、ターボモデルが欲しい場合はスティングレーを選ぶしかありません。

FA・FX・FZグレードのターボモデルは買えないのでご注意を。

 

賛否両論! インテリアの評価 

出典:ワゴンR公式サイト

満足しているところ

・居住空間が広い

・よくまとまっているデザインだと思う

・落ちつきがある

・シートアレンジが豊富で使いやすい

・後部席の足元が広くて快適

・センターメーターの位置が高めで見やすい

不満なところ

・プラスチック感が強く、チープな質感

・収納が少ない

・アームレストに収納ボックスがほしい

・センターメーターが見づらい

・内装が白いと、ガラスに映りこんでドアミラーの視界を妨げる

ワゴンRのインテリアも、グレードによりデザインが違います。

FXのみベージュとブラックの2色から選べます。

他のグレードは色を選べません。

FAはベージュ、FZとスティングレーはブラックのみになります。

FX・FA ベージュ

FX ブラック

FZ

スティングレー

出典:ワゴンR公式サイト

インテリアは「プラスチック感が強くてチープ」という意見がよく見られました。

一方で落ち着きがあり、まとまったデザインという好意的な意見も出ており賛否両論です。

また、ベージュの内装はガラスへの映り込みが強くなります。

身長によっては、ガラスへの映り込みでサイドミラーが見にくいという声も。

ベージュを選ぼうと考えている方は、試乗の際に確認しましょう。

 

上質なインテリアを求める方は、スティングレーがおすすめです。

出典:ワゴンR公式サイト

赤のラインとブラウンカラーで、より上品なデザインに仕上がっています。

チープなのはちょっとやだなぁ、という方は検討してみてはいかがでしょうか。

 

また、スティングレーは運転席のアームレストが収納ボックスになっています。

他のグレードはただのアームレストで、「運転席と助手席の間に収納が欲しい」という意見が多かったです。

収納が多めに欲しい方にはうれしいメリットですね。

出典:ワゴンR公式サイト

インテリアの不満は、スティングレーを選ぶと解決するものがほとんどです

もしインテリアにこだわるなら、スティングレーを選択するといいでしょう。

 

センターメーターが見づらいときは、ヘッドアップディスプレイ!

ワゴンRの辛口評価で多かったのが、「センターメーターが見づらい」という意見です。

センターメーターを見る度に視線をずらさないといけないので、見づらいようです。

速度が気になってセンターメーターをチラ見したら、前車が急ブレーキ・・・なんてこともありえます。

 

人によっては「乗っていると慣れる」という意見もあります。

ですが、1度や2度の試乗では本当に慣れるかわかりませんよね。

もし試乗でセンターメーターが見づらく感じたら、ヘッドアップディスプレイを付けることをおすすめします。

 

出典:ワゴンR公式サイト

ヘッドアップディスプレイは、メーカーオプションである「セーフティパッケージ」に付いてきます。

スティングレーには標準装備です

ヘッドアップディスプレイには速度だけでなく、凍結警告表示やナビの交差点案内(※)もしてくれます。

視線移動なしで必要な情報が見られるので、わずらわしさも解消!

チラ見による衝突の危険性もなくなります。

(※全方位モニター用カメラパッケージと対応ナビを装着していた場合のみ表示されます。)

 

機能面には関係ありませんが、ヘッドアップディスプレイの利点がもう一つあります。

それは・・・出てくるときかっこいい!

エンジンを掛けるとウィーンと出てくる様は、ロボット系アニメのコクピットを彷彿させます。

こういうギミックが好きな男性は多いのではないでしょうか?

私は大好きです。

動画もあるので興味のある方は是非ご覧になってください。

 

得意科目は街乗りです! 走行性の評価

満足しているところ

・コーナリングが安定している

・マイルドハイブリッドのおかげでトルクがある

・直進安定性が高い

・静かで滑らかな走り心地

・通勤や買い物に使う程度なら十分な性能

不満なところ

・電動パワーステアリングが弱めで、ワインディングでのハンドリングに難がある

・モーターアシストしてくれる場面が限定的で、ありがたみを感じない。

・ノンターボだと加速が弱い

ワゴンRの走行性は評価が高いです。

特に街乗りでの走りやすさを支持する声が多くありました。

マイルドハイブリッドによる補助のおかげで、静かで滑らかな走り心地。

エンジン音も静かで、街乗りでの静粛性は軽の中でもトップという意見もあるほどです。

逆に高速や山道などのスポーツよりの走行は苦手です。

 

ワゴンRは車重が重く、加速力は高くありません。

また、エンジン回転数の高い高速では、街乗りとはうって変わってエンジン音がうるさくなります。

口コミでは「エンジン回転数が3000を超えた辺りでうるさくなる」という意見がありました。

 

旅行に出かけたものの、何時間も運転するのにエンジン音はうるさいし加速も遅い・・・。

これでは運転だけで疲れ切ってしまい、せっかくの旅行も楽しめません。

オレ
うーん、たまにしか遠出はしないけど、疲れるのは困るなぁ・・・

そこでおすすめなのが、ターボモデルです。

 

遠出ならターボモデル

ターボモデルはスティングレーでのみ選択できます。

燃費は落ちますが、馬力が強くなるので加速力もアップ!

エンジンの回転にも余裕ができ、高速での音も静かになります。

 

さらに、ターボモデルにはクルーズコントロールも搭載されています。

クルーズコントロールは、設定した速度を自動で維持してくれる機能です。

高速の山道で速度が遅くなったり、速くなったりするのを防いでくれます。

アクセルワークに気を使わなくて済むので、ドライバーの負担がぐっと抑えられます

ターボの「力」とクルーズコントロールの「技」で、運転係のお父さんも疲れ知らず!

旅行も元気いっぱいに楽しめますよ。

 

実力は平均以上! 乗り心地の評価

満足しているところ

・軽自動車としては平均以上の乗り心地

・街乗りではエンジン音が静か

・普通車と同等クラスの乗り心地

・運転席が高いので前方が見やすい

・シートは固めで疲れにくい

・路面の凸凹も伝わってくるのですが、少し大きめの段差もうまく吸収してくれる

不満なところ

・コーナーでのゆり戻しが多い

・シートが硬く、ホールドも弱いので乗っていて疲れる。

・段差での突き上げが気になる

ワゴンRは乗り心地も高評価でした。

静粛性や揺れなどの乗り心地は平均以上で普通自動車クラス

路面の凹凸もそつなくカバーしてくれます。

軽自動車からの乗り換えであれば、満足できる乗り心地となるでしょう。

 

固めのシートはお好きですか?

「ワゴンRのシートは固め」という意見が多くありました。

シートが固いと姿勢の維持は楽ですが、体が痛くなったり振動を感じやすくなったりします。

好みによって評価が別れるので、シートの固さやフィット感は試乗の時に確認しましょう。

 

シートの固さが気になるときは、クッションを使ってみましょう

口コミでは「クッションを敷いて乗り心地が改善した」という声もありました。

クッションを敷くことで、程よい柔らかさとホールド感が得られます。

下の商品のような、軽自動車用のシートクッションが売られています。

amazonで人気のシートクッションはこちら。

出典:amazon

低反発ウレタンでシートの固さを緩和してくれます。

小物入れも付いているので、収納も増えて一石二鳥です。

 

20km/L超えは当たり前⁉ 燃費の評価

満足しているところ

・田舎道で発信停車を繰り返しても27km/L

・気をつけて走れば26km/L

・実燃費22.5km/L

・アイドリングストップしない状態、雑な運転でも22km/L

不満なところ

・ちょい乗りばかりで16km/L

・エンジンに負荷をかける運転が多いと16.1km/L

・アクセルを踏み込むと途端に燃費が悪くなる。

ワゴンR最大の強みである燃費は、かなりの高評価です。

流石のマイルドハイブリッド、燃費が20km/Lを超えるのは当たり前です。

オレ
確かに燃費は良さそうだけど・・・イマイチ凄さがピンとこないな

比較する相手がいないと、確かにわかりづらいですね。

そこで他のライバル車と燃費を比較してみましょう。

 

ライバル車と比較してみよう

表はワゴンRとライバル車の実燃費を比較したものです。

車種 実燃費
ワゴンR 21.37km/L
ハスラー 19.01km/L
スペーシア 18.0km/L
N-WGN 17.56km/L
ekワゴン 17.67km/L
ムーブ 17.33km/L
タント 15.55km/L

出典:みんカラ

同じマイルドハイブリッド車のハスラー、スペーシアと比べても燃費が良いですね。

ライバル車の平均燃費が17.5km/Lなので、約4km/Lも上回っています。

仮に1ヵ月1000km運転したとすると、ワゴンRはライバル車と比べて1500円もお得に!(レギュラー145円/Lで計算)

オレ
1500円かぁ。1ヵ月ごとに回るお寿司が食べられるね

 

オーナーも納得 価格の評価

満足しているところ

・ハイブリッドの恩恵を150万で味わえる

・さまざまな先進装備がついているので安いと思う

・妥当な価格

不満なところ

・オプション無しで100万を超えるのは抵抗がある

価格の評価は妥当、もしくは安いという評価が多かったです。

下の表はワゴンRの各グレードを価格で比較したものです。

グレード 2WD 4WD
FA 1,078,920円 1,202,040円
HYBRID FX 1,177,200円 1,298,160円
HYBRID FZ 1,350,000円 1,470,960円
スティングレーHYBRID X 1,488,240円 1,609,200円
スティングレーHYBRID T 1,658,880円 1,779,840円

走行性能や乗り心地が良いこと、ハイブリッド車に安く乗れることが満足感の理由です。

例えばアクアのようなコンパクトハイブリッドカーだと、乗り出し価格は200万以上かかります。

ワゴンRは150万ほどで乗れるので、ハイブリッドカーを試してみたい方にはうってつけの車ですね。

 

一部では車体価格だけで100万を超えるのは抵抗がある」という声もありました。

ただ、近年は軽自動車も高性能化しているため高額になっています。

現行の新車で100万円を切る車は、ミライースとアルトくらいです。

ミライース、アルトは価格の安さに力を入れた車で、ワゴンRと比べて積載性や走行性が劣ります。

そう考えると、最低車体価格が100万ちょっとのワゴンRは安い方と言えますね。

 

充実の先進安全装備

口コミの中には、先進安全装備込みで価格を評価する声もありました。

ただ、先進安全装備をつけるにはメーカーオプションの「セーフティパッケージ」を付ける必要があります。

値段は「セーフティパッケージ」だけで59,400円。

「全方位モニター用カメラパッケージ」も付けると122,040円もします。

スティングレーはすべて標準装備されています。

 

安いオプションではありませんが、オーナーからの評価は高めです。

それだけ安全性能への関心が高いということですね。

機能はブレーキサポートを含めた8種類の機能があります。

(全方位モニター用カメラは、専用のパッケージとナビが無いと機能しません)

上の画像が機能の一覧です。

例えばデュアルセンサーブレーキサポートでは、人や物に対して自動ブレーキを掛けてくれます。

渋滞中にノロノロ進んでいたら前の車が急ブレーキを掛けた、なんて時にも安心です。

高速の渋滞は疲れやすく油断しやすいので、サポートがあると安心感がありますね。

 

また、「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」という事故を抑制する「誤発信抑制機能」もあります。

踏み間違えの事故はよくニュースでも取り上げられています。

駐車場で車がコンビニに突っ込んだという話も耳にしますね。

こういった事故は人身事故に繋がりやすいため、人の命を守るためにも大切な機能です。

オレ
事故のリスクを考えると、12万円出してもつけた方がいい気がするね

まとめ

ポイント

・エクステリアはワゴンRらしい個性的なデザイン

・インテリアは賛否両論だが、スティングレーは不満点がほぼない

・街乗りでの走行性はピカイチ

・乗り心地は良好だが、シートは固め

・燃費は軽自動車最強クラス

・値段は妥当、もしくは安いと感じる

まとめた結果、ワゴンRは街乗りに適した低燃費カーでした。

また、予算が許せばスティングレーのターボモデルはおすすめです。

流石の上位モデルで、オーナーから挙がった不満点の多くが解消します。

 

今回ご紹介した評価はあくまで人の意見です。

自分がどう感じるかは乗ってみないとわかりません。

まずは試乗に出かけましょう!

 

 

 




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