ポップでキュートな実力派SUV軽、スズキのハスラー。
街を走っていると、必ず何台か見かけるほどの人気車種です。
2014年の発売以来、口コミでは
〇 デザインが最高
〇 室内が広くて、収納量バツグン
〇 軽自動車の割にはパワフルな走り
× 乗り心地は酔うぐらい最悪
〇 燃費・価格は妥当
と評価されています。
しかもハスラーは、ほぼ毎年
- 新色の追加
- 安全装備の追加
などマイナーチェンジがおこなわれています。
直近では、2018年に特別仕様車の
- タフワイルド
- ワンダラー
が発売されたばかり。
2019年最新のハスラーの口コミ評価はどうなっているのでしょうか?
乗り心地は、相変わらず辛口評価のまま?
最新ハスラーのリアルに迫ります。
目次
【エクステリアの評価】個性派も納得!こだわりデザインとカラー
良い評価
- デザインが最大の魅力
- カラー展開が豊富。色を選ぶ楽しさがある
- 威圧感やゴツさがなく、可愛らしい
- クラシカルでキュート。飽きない顔
口コミで人気の外装色は?
ハスラーといえば、デザインと豊富なカラー展開が魅力です。
口コミで人気のカラーはこちら。
■フェニックスレッドパール ブラック 2トーンルーフ
■アクティブイエロー ブラック2トーンルーフ
■パッションオレンジ ホワイト 2トーンルーフ
■クールカーキパールメタリック
- 組み合わせで個性が出る2トーン
- パッと目を惹く個性派カラー
が人気なんですね。
またカラー展開が多いので人とかぶりにくいのもハスラー人気の秘密です。
▼ハスラーの人気カラーランキングについて詳しくはこちら!
2018年発売「タフワイルド」「ワンダラー」の外装色は?
2018年7月・11月に発売された特別仕様車、
- タフワイルド
- ワンダラー
それぞれ特別仕様車らしい、個性ある新色が追加されています。
タフワイルドの外装色
「もっとタフに、もっと自由に」がテーマのタフワイルド。
外装色は、ブラックが印象的な5色展開です。
■オフブルーメタリック ブラック2トーン ※タフワイルド専用カラー
■スチールシルバーメタリック ブラック2トーン ※タフワイルド限定
■ブリスクブルーメタリック ブラック2トーン ※タフワイルド限定
■フェニックスレッドパール ブラック2トーン
■アクティブイエロー ブラック2トーン
5色のうち、
- オフブルー
はタフワイルド専用カラー。
また、
- スチールシルバーメタリック
- ブリスクブルーメタリック
は、ブラックとの2トーンはタフワイルド限定です。
またタフワイルドは、リヤクオーターパネル・スチールホイールがブラックで統一されているのも大きな特徴。
2トーンが際立つうえ、ブラックが全体を引き締めて大人カッコイイ印象です。
ハスラーらしい発色のいい元気なカラーもありつつ、
スチールシルバーやオフブルーの渋みカラーがカッコイイですよね。
「ポップなハスラーには抵抗がある…」
という男性にも乗りやすいカラー展開です。
ワンダラーの外装色
「自由気ままな旅」がテーマのワンダラー。
外装色は、4色展開。
ルーフとバンパーのウッディブラウンは、ワンダラー限定カラーです。
■シフォンアイボリーメタリック ウッディブラウン2トーンルーフ ※ワンダラー限定
出典:スズキ公式
■パッションオレンジ ウッディブラウン2トーンルーフ ※ワンダラー限定
■ピュアホワイトパール ウッディブラウン2トーンルーフ ※ワンダラー限定
■ブルーイッシュブラックパール3 ウッディブラウン2トーンルーフ ※ワンダラー限定
元気な印象のハスラーに比べ、ワンダラーのカラー展開はナチュラルな印象ですよね。
ポップさよりも、ふんわりした可愛さを求める女性にも人気です。
【インテリアの評価】内装カラーもカスタム自在!収納豊富な広々室内
良い評価
- 高級素材ではないが、デザインが魅力的
- プラスチックの質感がいい。手入れも楽
- 天井が高いので室内広々
- 収納が豊富。下手なコンパクトカーより荷物が詰める
- シートアレンジが多彩で、車中泊も楽しめる
口コミで人気の内装色は?
口コミでは、豊富に選べる内装カラーが好評です。
内装カラーは、ボディカラーによって
- パネルのカラー
- シートパイピングのカラー(※1)
が決まっています。
(※1)グレードAはシートパイピングの設定なし。
「外装と内装カラーが統一できておしゃれ」という感想が多く、好評なんです。
たとえば、ボディカラーに「アクティブイエロー ホワイト2トーンルーフ」を選んだ場合。
内装のカラーパネルとシートパイピングは「イエロー」になります。
ボディ・パネル・シートと、全てのカラーに統一感が出ておしゃれですよね。
愛車のテーマカラーとなる内装も、ハスラーの魅力を惹き立てています。
▼ハスラーの内装カラーについて詳しい記事はこちら
2018年発売「タフワイルド」「ワンダラー」の内装色は?
特別仕様車「タフワイルド」「ワンダラー」。
内装にも、それぞれ個性的なカラーが用意されています。
タフワイルドの内装色
タフワイルドのカラーパネルは、専用カラー「オフブルーメタリック」のみ。
くすみがかったブルーが落ち着いた印象ですよね。
シートカラーはレザー調素材のブラウンと、ファブリック素材のネイビー。
ぐっと大人っぽい雰囲気のシートです。
タフワイルドの内装カラーは、落ち着いた大人っぽさが特徴なんですね。
ワンダラーの内装色
カラーパネルは、ワンダラーの特徴である「ウッド調プリント」。
優しいベージュの木目は自然そのままで、キャンプなどのアウトドアシーンにも溶け込みます。
またハンドルは本革巻になっており、高級感もあります。
シートカラーはレザー調素材のイエローブラウンと、ファブリック素材のブラック。
レザー調素材には、オレンジのステッチが入っています。
ウッド調パネルもシートカラーも、全体的に暖かみのある色合いですよね。
ワンダラーの内装カラーは、自然と調和する高級感が特徴です。
豊富な収納とシートアレンジ
口コミでは、ハスラーの収納力も高評価です。
室内の小物収納でとくに好評だったのが、助手席シートバックテーブル。(※2)
助手席を倒すと、テーブルとして使える仕様になっています。
車内で食事をとったり、カバンなど小物を置く時に役立ちますね。
買い物袋やゴミ袋かけるフックもついていて便利です。
(※2)グレードAは設定なし。
他にも、インパネ周りなどにちょっとした収納スペースがもりだくさん。
スマホ、ドリンク、ティッシュボックスなど「手の届くところにいろいろ置けるのが便利」と好評です。
シートアレンジも多彩で、サーフボードのような長い物も車内に積み込めます。
前方席をフルフラットにすれば、車内にいながら、まるで家のソファでくつろいでいるかのよう。
私はサーフィンが趣味なのですが、ハスラーは
- 運転席まわりに小物収納が豊富で、長距離ドライブ時も快適
- サーフボードも積める収納力
- 車中泊もできるシートアレンジ
がとても魅力的で、つくづくアウトドア向けな軽自動車だなぁと惚れ惚れします。
私が今乗っているコンパクトカーはシートアレンジがほとんどできません。
軽自動車のハスラーの方が、よっぽど荷物がたくさん積み込めるので羨ましいですね。
▼ハスラーのサイズや収納スペースについて詳しい記事はこちら。クロスビーやジムニーとの比較も!
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【エンジンの評価】おすすめはターボ搭載車!軽自動車の割にはパワフル
良い評価
- 軽自動車の割にはパワフル
- 街乗りなら十分
- ターボ搭載車なら、大人4人乗っても坂道OK
悪い評価
- ターボがないと非力
「軽自動車の割にはパワフル」
「街乗りでは十分」
というレビューも多いハスラー。
しかし、口コミでは「ターボ搭載車」をおすすめする声が圧倒的多数。
- 高速道路を走ることが多い
- 坂道を走ることが多い
- 大人2人以上で乗ることがある
という人には、ターボ搭載車をおすすめします。
ターボ搭載グレードの価格をみてみましょう。
2WD・CVT | |
G | 1,323,000円 |
Gターボ | 1,409,400円 |
J | 1,485,000円 |
Jターボ | 1,578,960円 |
GとGターボの差は86,400円。
JとJターボの差は93,960円。
プラス約10万円で、ターボエンジンがつけられる計算です。
ターボエンジンは後付けできません。
高速道路や坂道をストレスなく走りたいのか。
10万円の価格差を優先したいのか。
じっくり検討して選びたいですね。
【走行性能の評価】重心高がネック!雪道では4WDが好評
良い評価
- 重心が高いので視界が良好
- 4WDだと雪道でも安心
悪い評価
- 重心が高くハンドルが軽いので、山道や下り坂は運転していて怖い
重心高がネック
ハスラーは室内空間を広くするため天井を高くしています。
そのため、走行時の重心も高め。
重心が高いと、
- 運転席からの視界が良好
というメリットがあります。
一方、
- カーブを曲がるときに不安定
というデメリットも。
重心の高さが、良くも悪くも走行性のネックになっているんですね。
雪道に強い4WD
雪の多い寒冷地では、4WD車が好評です。
4WDとは、エンジンの力で前輪・後輪4つすべてのタイヤを回転させる車のこと。
対する2WDは、エンジンの力で回転させるのは前輪もしくは後輪2つのタイヤのみです。
すべてのタイヤにエンジンの力がいきわたる4WDは、
- 雪道・凍結路面・ぬかるみなど悪路走行に強い
- 加速しやすい
ことがメリットです。
除雪の行き届いた道はもちろん。
雪の積もった坂道でも、ハスラーの4WDなら安心して走れると評判です。
また4WDには、雪道などでの発進をサポートするグリップコントロール機能がついています。(※3)
(※3)グレードAを除く4WD・CVT車のみ搭載
雪道やぬかるみなどの滑りやすい路面では、片輪がスリップして車が動けなくなることがあります。
スリップしたタイヤのブレーキをうまく制御することで、悪路でも車が発進しやすくなります。
スキー・スノーボード・登山など、アウトドアシーンでの活躍を見込んだハスラーならではの仕様ですよね。
一方、4WDは
- 2WDに比べて燃費が悪い
- 車両価格が高い
というデメリットも。
ハスラーは、A・G・Gターボ・J・Jターボ、すべてのグレードで4WDを選ぶことができます。
いずれのグレードも、2WDとの価格差は約12万円。
しかし安全かつ快適に走行することを考えると、
- 寒冷地で積雪・凍結路面を走ることが多い
- ウィンタースポーツや登山などに車で行くことが多い
という人には、4WDがおすすめですよ。
【乗り心地の評価】ハスラー最大の弱点!揺れる・弾む・跳ねる
悪い評価
- 速度があがると上下に揺れる
- 段差での突き上げ感がすごい
- 車酔いするほど弾む、跳ねる
- とくに後部座席の揺れがひどい
ハスラーの最大の弱点は、乗り心地。
「まるでバランスボールに乗っているみたい」との言われよう。
この弱点は、2014年の発売以来ずっと言われ続けていることなんですね。
しかし、ほぼ毎年おこなわれているマイナーチェンジでも、衝撃吸収の改善はありません。
2018~2019年以降の試乗レポートやレビューを見ていても、相変わらず
「乗り心地は車酔いするほど最悪」
という声が多数です。
しかし、タイヤの空気圧やサイズを変えることで乗り心地を改善する方法もあります。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
▼ハスラーの乗り心地を改善する3つの方法はこちら
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【燃費の評価】おおむね高評価!Sエネチャージで燃費向上
良い評価
- おおむね満足
- 妥当
ハスラーの燃費については、おおむね妥当とする評価が多いです。
ハスラーのエンジンには、Sエネチャージというシステムが搭載されています。
- ガソリンを使わない減速時のエネルギーを、モーターなどに充電する
- ガソリンを多く使う発進・加速時に、モーターがエンジンをアシストするため、ガソリンの使用量が減る
といった仕組みで、低燃費走行を実現しています。
▼ハスラーの実燃費とSエネチャージについて詳しくはこちら
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【価格の評価】デザイン性や充実装備でコスパ良し
良い評価
- 安全・快適装備が充実しているので、妥当な価格
- 軽にしては高めだが、デザイン性の高さ・装備の充実を考えるとコスパ良し
ハスラーは安全装備が充実しています。
- デュアルカメラブレーキサポート(衝突被害軽減ブレーキ)
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
といった最新の安全装備が、ほとんどのモデルに標準装備されています。(※4)
(※4)グレードAを除くCVT車すべてに標準装備
また、シートヒーターなどの快適装備も標準装備されているグレードが多いんです。
たとえば
・運転席シートヒーターは、ベースグレードA(2WD)以外のすべて
・助手席シートヒーターは、ベースグレードAおよび5MT車以外のすべて
に標準装備されています。
シートヒーターはオプションという車種が多いので、標準装備なのは驚きです。
肌寒い季節のアウトドアには、暖かいシートは嬉しい仕様ですよね。
また、ハスラーの価格は軽自動車のなかでは高めです。
軽自動車の一般的な価格は100~200万円前後。
ハスラーの価格は約110万円~170万円。
そのためグレードやオプションにこだわると、乗り出し価格が200万円を超えることも。
しかし、
- 他に類を見ない高いデザイン性
- 安全装備や快適装備の充実
から、価格とのバランスが良いと満足しているオーナーが多いんですね。
【総合評価】オシャレかつ実用的な軽自動車
良い評価
- オシャレかつ実用性が高い
- 軽自動車として評価すると満足
- 見た目が好きなら買い
- 女性からおじさんまで1人乗りが楽しめる車
- 人気車種なので、中古買取価格が高め
総合評価は、ほとんど満足の声ばかりです。
- デザインとカラー展開の魅力
- アウトドアシーンでも安心の走行性
- 妥当なエンジン・燃費・価格
など「乗り心地をのぞけば弱点らしい弱点はない」というのが多くのオーナーの評価です。
まとめ
ハスラーの口コミ評価は、2014年の発売当初とおおむね変わりませんでした。
- デザイン性や豊富なカラーが魅力
である一方、
- 乗り心地が最悪
なのも相変わらず。
しかし、2014年発売当初の初期モデルから、2018年7月以降の最終モデルに乗り換えた人のなかには
「ドアロック時の音が静かになっている」
「アイドリングストップ再スタート時の音が静かになっている」
という細かな改善点に気付いたという声も。
実はハスラーは、2020年にフルモデルチェンジが予想されています。
ハイブリッドエンジン搭載とあわせて、燃費・乗り心地の改善も噂されています。
発売当初から多くの人にワクワクを与え続けている「遊べる軽」ハスラー。
今後も、ますますステキな軽自動車となるハスラーから目が離せません。
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